メタボ＋ベアブリック＝メタブリック発売これは嘘ニュースです

　クマ型ブロックタイプフィギュア「ＢＥ＠ＲＢＲＩＣＫ（ベアブリック）」で知られるフィギュアメーカーのメディコム・トイは１９日、ＢＥ＠ＲＢＲＩＣＫ シリーズ３０のラインナップとして「ＭＥＴ＠ＢＲＩＣＫ（メタブリック）」を発表した。従来モデルと比べ胴回りが８０％広がっただらしないメタボ体型が特徴。

　「デジタルなイメージのテディベアを作る」をコンセプトにした全高約７センチの「ベアブリック」は同社の主力商品。これまで多くのアーティストやブランド、企業、キャラクターなどとのコラボレーションを展開するなど、２００１年の誕生以降１兆個を超えるセールスを記録している。

　今回発表された「メタブリック」はこれまで決して変えなかったベアブリックの体型を初めて変更。その名の通りメタボリックシンドロームを意識した胴回り部分は従来と比べて約８０％拡大し、元々メタボ気味だったベアブリックの下腹部をさらにだらしなくデザインした。「ベアブリック１５年の歴史上最大の決断」（同社企画）という。

　またメタボの質感を強調するため、胴回りには新開発の合成樹脂を使用。指で突くと波紋が広がるように肉が波打つだけでなく、表面に触れるとじっとりと汗ばんでいるような不快な手触りに仕上げた。

　第１弾はへそ周りにびっしりと起毛処理を施した「典型的中年日本人」モデル、首の着脱が可能な「マミさん」モデルなど計６種を発売。また未公表のシークレットについて具体的な明言は避けたものの「元首相とのコラボモデル」になるという。