どうも、先輩です。
夢がないって明日へ君は言うけど、果たして本当にそうかな・・・?
本当はやりたいことがあるんじゃないのかな…?
もう一度胸に手を当ててじっくり考えてみて。
・・・そう。
明日へ君がなりたいのは、なんかのボーカルだよ。
中高生の時に、世の中の全ての人がなりたいと思っているのがなんかのボーカルなんだ。
キミも、キミの友だちも、全員なりたいと思ってるのがボーカルだよ。
体育館で学校のみんなの前でめっちゃかっこいい歌を歌う、それこそが全ての中高生の夢だよ。
なんだったら社会人にもまだワンチャン狙ってる奴も居るよ。
明日へ君、自分に嘘をつくのはもうよそうよ。
キミが将来例えば公務員になっても、ボーカルになる夢を諦めて公務員になっただけ。
皆がプロスポーツ選手も、ノーベル賞受賞者も、みんなみんな、ボーカルになるのを諦めてきたんだ。決して恥ずかしいことじゃない。
もちろんこれまでボーカルやりそうになかったのに、急にボーカルになりたいなんて言いにくいのは分かる。
だから先輩からこのTシャツをプレゼントするよ。
そして明日へくん、今日から作詞を始めるんだ。
大丈夫、作詞なんて簡単だよ。
今の気持ちを素直に表現すればいいんだ。
これは先輩が中1の時に書いた詩だけど、この時先輩はギターを持ってなかった。あとグレてもなかったよ。毎日学校行ってた。
そんな先輩でも、ギターに救われたっていう歌詞が書けたんだ。キミにだってなんでも書けるよ。
ちなみに先輩はこの後も一切ギターに触れることなんて無かったよ。