提督「食べりゅううううぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!」
浜風「駆逐艦、浜風です。これより貴艦隊所属となります」
提督「よくぞ来てくれた。私がこの鎮守府を預かる提督だ。貴艦の着艦を心より歓迎する」
提督「まだまだ提督として若輩の身である私だが。深海棲艦を倒すためにこの身を削る所存だ」
提督「だから、どうか君の力も貸して欲しい」
提督「共に静かな海を取り戻すために戦おう!」
浜風「はい! よろしくお願いします!」
浜風(真面目で誠実そうな提督………この人なら安心して指揮を任せられそうね)
提督「よし……では挨拶はここまでだ。長旅で疲れただろう。すぐに部屋で休むといい………吹雪、案内をしてやってくれ」
吹雪「了解しました。司令官」
吹雪「初めまして浜風さん。この鎮守府で秘書艦を務めてる吹雪です。部屋まで案内させてもらいますね」
浜風「はい……よろしくお願いします」
ガチャリ
瑞鳳「提督~、いる~?」
提督「あれ、瑞鳳?」
提督「どうしたんだ? 何かあったのか?」
瑞鳳「もうお昼の時間でしょ? だからお弁当を持ってきてあげたの。ちゃんと食べてね♪」
提督「お、おいおい……気持ちは嬉しいが、今新人の子が挨拶に来てんだから後で―――」
瑞鳳「はい。提督の大好きな卵焼き」
瑞鳳「―――食べりゅ?」
提督「」ブチッ
提督「食べりゅううううううううううううううううううううう!!!!!」
浜風「!?」
提督「うおおおおッッッ! 瑞鳳ッッッ!!!」抱きっ
瑞鳳「あっ…だ、ダメ! 提督ぅ……/// こんなとこで……ああっ!///」
チュチュチュチュチュチュチュチュ♪
提督「瑞鳳オオォォォッッ! 瑞鳳ッッッッ!!!」
瑞鳳「だ、ダメだってばぁ…/// 吹雪たちが見てる―――ひゃあん!///」
チュチュチュチュチュチュチュチュ♪
浜風「こ、これは一体何が!? と、とにかく提督を止めないと!」
浜風「当て身!」ドゴッ!
提督「ぐはぁっ!」
提督「あ、あれ……? 俺は一体何を……?」
浜風「覚えてないのですか……?」
提督「なんだか記憶が曖昧で―――俺は確か瑞鳳の卵焼きを……」
瑞鳳「そうそう。ほら、私が提督のために作った卵焼き」
瑞鳳「……食べりゅ?」
提督「」ブチッ
提督「食べりゅううううううううううううううううううううう!!!!!」ガバッ
浜風「!?」
チュチュチュチュチュチュチュチュチュチュ♪
瑞鳳「だ、ダメぇ!/// そんなとこまさぐってキスしちゃ……んああっ!///」
チュチュチュチュチュチュチュチュチュチュ♪
瑞鳳「提督……提督ぅ……!!/// ああんっっ!!///」
浜風「な、なんなのこれ……!?」
浜風「さっきまで真面目だった提督が獣のようになって……それに瑞鳳もノリノリで……」
吹雪「あ~あ、また発作が始まっちゃいましたか」
浜風「ほ、発作? これは病気なの!?」
吹雪「はい。うちの提督は普段は真面目で誠実な方なんですが」
吹雪「瑞鳳さんの度重なる調教―――いえ、献身さにやられてしまい」
浜風「今、調教って―――」
吹雪「『食べる』という言葉を聞くと、人が変わったかのように襲い掛かってしまうという病気にかかってしまったのです」
提督「」ピクッ
提督「食べりゅううううううううううううううううううううう!!!!!」ガバッ
チュチュチュチュチュ♪ チュチュチュチュチュ♪
吹雪「んっ…あっ/// こ、こんな感じになって……ああんっ!!///」
浜風「じ、実践した!?」
瑞鳳「あうぅ、提督とらないでよぉ~!」
浜風「こうして私はこの鎮守府に配属された」
浜風「………」
浜風「色々な意味で大丈夫なのかしら……」
―――――――――――――
―――――――
浜風「………」ジリジリ
提督「な、なんだ浜風? どうしてそんなに俺から距離をとって……?」
浜風「警戒のための当然の措置です」
提督「???」
天龍「なんだよ、新入り。てめぇ提督にビビッてんのかー?」
浜風「だ、だって……」
提督「ビビるって、何の話だ?」
天龍「一々警戒してんじゃねぇよ。そんなんじゃ身が持たねぇぞ」
吹雪「そうですよ。あの単語さえ言わなきゃ安全なんですし」
浜風「それはそうかもしれないけど……」
提督「??? 一体何の話だ?」
天龍「そうだっての。『食べる』って単語だけに注意すればいいだけなんだからよ」
提督「」ビクン!
浜風&吹雪『あっ』
提督「食べりゅううううううううううううううううううううう!!!!!」ガバッ
天龍「うわぁぁぁぁ! しまった―――ひゃんッ!!///」
チュチュチュチュチュチュ♪
吹雪「流石は天龍さん。見事なフラグ回収ですね」
浜風「そんなこと言ってる場合!? 早く助けないと!」
天龍「ハァ…ハァ……/// ひ、酷い目にあったぜ……///」
浜風「だ、大丈夫?」
天龍「クソッ! こんなの龍田に見られてたら笑われる所だったぜ! オレはもう二度と『食べる』なんて言わないぞ!!」
提督「」ピクリ
浜風「あっ」
提督「食べりゅううううううううううううううううううううう!!!!!」
チュチュチュチュチュチュ♪
天龍「んっ…/// そこ……ば、バカっ! だ、ダメェ……ひゃん!///」
チュチュチュチュチュチュ♪
吹雪「業界用語でいう所の、天丼ってやつですね」
浜風「ひょっとしてわざと言ってるんじゃ………」
―――――――――――――――――――――――
―――――――――――
金剛「HEY! 提督ぅー。そろそろTea Timeのお時間ですヨー! 一旦仕事はStopするデース!」
提督「そうだな……じゃあ休憩するか」
金剛「それじゃあ、提督ぅ。Tea Timeのお茶菓子代わりに―――私のことを!」
金剛「タ・ベ・ル?」
提督「」ブチッ
提督「食べりゅううううううううううううううううううううう!!!!!」ガバッ
チュチュチュチュチュチュチュチュチュチュ♪
金剛「あんっ!/// 提督からのBurning Love………嬉しいデース!///」
比叡「ちょっと司令!? 金剛お姉さまに何してんですか―――ッ!!」
比叡「お姉さまもわざと司令に『食べる』なんて言わないでください!!」
提督「」ブチッ
提督「食べりゅううううううううううううううううううううう!!!!!」
比叡「ひえっ!? しまった―――ッ!! ひゃああああああ!?///」
チュチュチュチュチュチュ♪
金剛「Oh、Shit! 比叡に提督とられましたー!」
比叡「た、助け―――きゃん!///」
榛名「比叡お姉さま! すぐにお助けします!」
榛名「て、提督……/// は、榛名のことを……///」
榛名「た、食べりゅ……?///」
提督「」ブチッ
提督「食べりゅううううううううううううううううううううう!!!!!」
チュチュチュチュチュチュ♪
榛名「あ、ああん…/// こ、これが提督からの…バーニングラブ……///」
金剛「今度は榛名にとられました―――ッ!」
霧島「もう、本当に困ったものね。我が姉妹ながら毎回毎回『食べる』『食べる』言い合って―――」
提督「」ブチッ
提督「食べりゅううううううううううううううううううううう!!!!!」
霧島「ハッ、しまった! 私としたことが―――きゃああああああああ!///」
ギャー ワー ギャー!
吹雪「金剛四姉妹はいつもこんな感じなんですよね」
浜風「ず、頭痛が………」フラッ
――――――――――――
―――――――――
大和「提督、本日の夕食はこの大和が用意しました。どうぞ召し上がってくださいね♪」
提督「それはありがたいんだが……大和?」
大和「どうかしましたか?」
提督「その……用意してくれた夕食ってのが、どこにも見当たらないんだけど?」
大和「……フフッ。もう、提督は察しが悪いのですから……///」
提督「えっ、どういうこと?」
大和「つまり、こういうことですよ……///」
大和「この私自身を………た・べ・りゅ?///」
提督「」ブチッ
提督「食べりゅううううううううううううううううううううう!!!!!」
チュチュチュチュチュチュ♪
大和「ああん…/// て、提督……んああっ!!///」
――――――――――
――――――――――――――
大和「はぁ…はぁ…/// 提督……凄かったです……///」
提督「ぜぇ…ぜぇ……あんまり記憶にないけど……俺凄く頑張った気がする……」
大和「………うふふっ、提督♪」ニコッ
提督「な、なんだ……大和?」
大和「おかわりも……た・べ・りゅ?///」
提督「」ブチッ
提督「食べりゅううううううううううううううううう
コメント一覧
-
- 2015年06月22日 21:50
- やっぱり浜風がナンバーワン!
-
- 2015年06月22日 21:51
- 憲兵「食べりゅううううぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!」
-
- 2015年06月22日 21:51
- 食べりゅゅゅゅゅゅ!
-
- 2015年06月22日 21:54
- 駄文提督乙!
-
- 2015年06月22日 21:54
- 俺もたべりゅうううううううううううううううう!!!!
-
- 2015年06月22日 21:55
- おいおいお前ら何を…
たべりゅうううう!
-
- 2015年06月22日 21:58
- 整備士「食べりゅううううぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!」
JK「食べりゅううううぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!」
おっさん「食べりゅううううぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!」
天津風「食べりゅううううぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!」
プーチン「食べりゅううううぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!」
-
- 2015年06月22日 21:58
- 食べりゅううううぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!(武蔵や加賀や赤城編はよ)
-
- 2015年06月22日 21:58
- 海軍の偉い人「……提督の適性が有るのが何でこんなヤツばかりなんだ……。」
-
- 2015年06月22日 21:59
- これが噂に聞く食べりゅ教か・・・
-
- 2015年06月22日 22:08
- 2-4越えてないのに浜風・瑞鳳持ってるんですか?
-
- 2015年06月22日 22:09
- こういうの嫌いじゃない。
-
- 2015年06月22日 22:09
- 逆に考えるんだ、提督としての適性とはつまり何かしら頭のネジ外れていることなんだと
-
- 2015年06月22日 22:11
- 同じ2-4で詰まってるところを見ると同期の提督だろうか…羅針盤が荒ぶってボスまでいけねえぜ
-
- 2015年06月22日 22:13
- お前ら食べる食べる言ってるけど、言ったら提督に襲われるんやで?
……ハッ! しまった!!
-
- 2015年06月22日 22:16
- パラガスの香りがするなぁ
-
- 2015年06月22日 22:21
- 海軍の偉い人「……視察に行くと、潮の香りじゃなくて、栗の花の薫りが……、娘達の顔も火照ってるし……。」
-
- 2015年06月22日 22:22
- ※11
まあ2-4行ってなくてもイベントで手に入る艦だしなんとも。
特に瑞鳳は建造でも手に入るから運が良ければ別に不思議でもない。
-
- 2015年06月22日 22:23
- アニメ見て始めたクチだが2-4前にウチはづほ居たぜ。建造産。
なお浜風は…
-
- 2015年06月22日 22:24
- チュチュチュでパラガス提督かな?って思っちまった
-
- 2015年06月22日 22:27
- つくるー食べりゅー♪つくるー食べりゅー♪つくるー食べりゅー♪2人ドゥビドゥバ♪
-
- 2015年06月22日 22:28
- これが俗に言う雪風提督か
-
- 2015年06月22日 22:30
- 卑しい女ずい!
-
- 2015年06月22日 22:32
- そんなものは発作ではない
-
- 2015年06月22日 22:46
- ※13
貧乳から巨乳まで選り取り見取りだもんな
確かに頭ネジ一本二本外れてるような奴じゃなきゃ
やってられない
-
- 2015年06月22日 22:46
- ※11
浜風は2-2で出るよ?俺の浜風も2-2産、むしろずほが半年出なかった…
-
- 2015年06月22日 22:52
- 食べりゅううう!「提督」
-
- 2015年06月22日 23:02
- 食べりゅううううぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!
-
- 2015年06月22日 23:04
- 始めたばかりの頃、2-2でいきなり浜風手に入ったせいで、1ヶ月間位レア艦だということに気づかなかった事を思い出した
-
- 2015年06月22日 23:06
- 頭悪いSSで非常に良かった
-
- 2015年06月22日 23:18
- 駄文P、2-4くらいちゃっと突破しなよ。(5-3で止まっている提督感)
-
- 2015年06月22日 23:32
- 2ー4は初心者提督にとってレベルの低さもあってボスは厳しいし羅針盤は荒ぶるしで普通に難しいからなあ。
きっとこの作者も疲れちゃったんだろうね(適当)
-
- 2015年06月22日 23:44
- 瑞鳳のおへそでパターゴルフしたい
-
- 2015年06月22日 23:44
- 2-4をクリアしても、3-2と言う新たな壁が、新人提督の前に立ちはだかる…。
そして、3-2を乗り越えた提督は誰しもが1つの答にたどり着く。
真の敵は羅針盤だと…。
-
- 2015年06月22日 23:45
- 俺も強調しろください
-
- 2015年06月22日 23:55
- 2-4なんざ潜水艦揃えれば楽勝楽勝(4-5ラストで心折れた提督感)
おじさんは黒潮を食べる
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