提督(演:アーノルド・シュワルツェネッガー)「……」天龍「……」【艦これ】
《着任》
・・・・・・
~大本営・会議室~
元帥「………………」
提督(シュワちゃん)「……」
元帥「大佐、昨日はとんでもない場所でドデカい花火をあげてくれたな……一体どう説明するつもりだ?愚の骨頂としか言いようのないこの大失態を」
提督「愚の骨頂とは手厳しい」
元帥側近「お前がビーチでやらかしたスタンドプレーのおかげで、上にはイジワルされるし!一体何を考えて何を企んでいるのか言え!!」
提督「職務を果たしているだけですよ」
元帥側近「お前が日本海軍の評判をここまで落とした張本人だ!おかげで商工会議所が俺のココア工場を目の敵にして毎日デモ運動をやってるんだぞ!!」
元帥「まぁ落ち着け。お前に新しい任務を命じる。手元の資料を見ろ」
提督「…………艦娘?」
元帥「そうだ。深海棲艦との戦いが激化していることは知っているな?」
提督「ええまぁ」
元帥「そこで、国は国民に対してイメージ戦略をとることにした。それが若い娘の姿をした艦娘だ」
提督「なんでこんな姿を?」
元帥「通常兵器も奴らには効くが、こっちの方が国民にウケがいいんだ」
提督「…………」
元帥「よって君には、彼女達の司令官として鎮守府に着任してもらう」
提督「なんで俺がこんなののお守りを!」
元帥側近「お前にお似合いだからだ!」
・・・・・・
~鎮守府・執務室~
提督「ここが鎮守府か……」
コンコンコン
提督「入れ」
天龍「お前が着任したっていう提督か。俺は天龍、フフ……こわいk」ガチャッ
提督「……」
\デエエェェェェェェェェェェェェェェェェン/
天龍「…………(怖い……)」
提督「俺は提督大佐だ。よろしく頼む」
天龍「あ、ああ!よろしくな!」
天龍「(手デカッ!てか背デカッ!!)」
《着任 おわり》
《プロモーションビデオ》
・・・・・・
~着任から数日後~
提督「PVだと?」
天龍「ああ。この鎮守府の魅力をテレビで流すためのビデオを作ろうって話さ」
青葉「ちなみに、青葉既に作っちゃいましたー!」
提督「ほう、見てやろう」
青葉「はいはーい!じゃあさっそくそのモニターに流しますねー!」
ピッ
・・・・・・
【鎮守府から来た鋼(アイツ)】
『鎮守府から、アイツがやってきた!!』
『戦う司令官、提督は公約します!』
『1つ、超現場主義の徹底!』
『2つ、深海棲艦不法滞在の撲滅!!』【ダメゼッタイ】
『力こぶれ!肉密度1000%ォ!!!』
『有言実行!これが提督流!拳の鎮守府!!!!』
『○○鎮守府を、よろしくねっ☆』
・・・・・・
・・・・・・
天龍「」ポカーン
青葉「どうです?」
提督「すごぉい……コイツはカッコいいなぁ!」
青葉「でしょでしょー!」
天龍「ちょっと待て!!!!」
青葉「なんですか天龍さん?」
天龍「なんですかじゃねーよ!!なんだアレは!!」
青葉「この鎮守府のPVですけど」
天龍「コイツの映像ばっかじゃねーか!!」
青葉「えーちゃんと最後キャピキャピした感じにシメたじゃないですかー」
天龍「最後だけだろ!!それ以外のナレーションもイカツイ声だったし、なによりなんだよ力こぶれって!!なんだよ肉密度1000%って!!」
青葉「いやそこはインスピレーションってやつですよぉ」
天龍「そもそもこのPVの狙いは艦娘がキャッキャしてるのを国民に見せて国民感情をコントロールするのが目的だろ!こんなんじゃホモ野郎しか喜ばねぇよ!!」
青葉「青葉結構ソッチはいけたりして――」
天龍「作 り 直 せ ! ! ! ! 」
青葉「はーい……」
提督「なんだ、やめるのか?勿体ない」
天龍「お前も納得すんじゃねぇ!!」
・・・・・・
~数日後・天龍型の部屋~
龍田「天龍ちゃんどうしたの?テレビなんか見て」
天龍「今日この鎮守府のPVが流れるんだぜ。龍田も見ろよ」
龍田「あらあら~天龍ちゃんも出てるかしら~?」
天龍「お、始まるぞ!」
・・・・・・
『はじけろ!筋肉!!』
『飛び散れ!汗!!』
『これが、ザ・肉体派!鎮守府提督の神髄だ!!』
『車に轢かれても、飛行機から落ちてもビクともしねぇ!!』
『鉄骨司令官はタフネス設計!』
『愛する国民の為、1人敵の棲地に殴り込む!!その強さは、もうどうにも止まらない!!』
『全員まとめて、かかってこんかぁい!!』
『これぞ豪快!スーパーバトルアクション!!鎮守府!!』
『戦う司令官はカッコいいぃ!!』
・・・・・・
・・・・・・
龍田「あらあら~カッコいいPVね~」
天龍「」
龍田「天龍ちゃんが出てないのは残念だけど、これはこれで――」
天龍「青葉アアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」ダッ
龍田「あ、あらあら?」キョトン
その後PVは作り変えられ、第六駆逐隊の映像になった――
《プロモーションビデオ おわり》
こんな感じの短編集(?)
シュワ以外のアクションスターはあまり知らないので出ませんすまない
《ドライブ》
・・・・・・
~駐車場~
天龍「おお~赤いカマロちゃぁ~ん。待たせたなぁ……今日もドライブ行こうぜ~」
提督「動くな!」
天龍「ッ!?!?!?!?」ビクゥッ
提督「車に乗って」
天龍「でも動くなって……」
提督「乗るんだ!」クワッ
天龍「!!」コクコク
もう絶対に書いてる途中に他のスレは開かない
提督「この赤いオープンカーのカマロはお前のだったのか」
天龍「なんで当然のように助手席に乗ってるんだよ……」
提督「一口では言えん。とにかく俺を信じろ」
天龍「無理だろ、まだ今日会ってから5分も経ってないぞ……」
提督「とにかく出せ!街だ、街に行け!」
天龍「ハァ……わぁったよ」ガチャッ
ブゥン、ブロロロロロッ……
~街中~
天龍「で、そろそろ話してくれてもいいんじゃねぇか?ついでに放してくれ」
提督「実は執務中に間違えて曙にお茶をかけてしまってな。逃げていたところなんだ」
天龍「お前が逃げる?曙から?」
提督「なにかおかしいか?」
天龍「………………」
提督「あと高雄にお土産を買いたい」
天龍「まーーーーた高雄かよ」
提督「俺にとって高雄は……全てなんだ」
天龍「お前いっつもそう言っては高雄の前だと上がってるよな」
提督「なにかいいお土産はあるか?」
天龍「俺が土産屋に見えるか?」
提督「…………」
天龍「あ、そういや最近できたケーキ屋があったな。そこに行ってみるか」
提督「ケーキだと!?」
天龍「提督もケーキが好きなのか」
提督「…………ケーキが好きで悪いか」
天龍「いいや別に、艦娘達も皆ケーキは好きさ」
提督「ケーキは女の食い物だと言いたいのか?」
天龍「誰がそういった、そんなこと言ってねぇだろ!男も女も関係ねぇよ。いい好みだよ」
提督「ありがとう」
天龍「どうも」
・・・・・・
~夕方・帰り道~
天龍「もう買い残しは無いな?」
提督「ああ…………そういえば、音楽とかかけないのか?」
天龍「音楽か…………俺にも音楽っていう夢がある」フッ
提督「(曲流してほしかっただけなのに……いきなり何を言いだすんだコイツ)」
天龍「実は俺、将来の夢はミュージシャンでさ。よくレコード会社に売り込んだりしてるんだ」
提督「そ、そうか……」
天龍「だがいつまでもレコード会社にヘコヘコ頭下げてる俺じゃあない。自分でアルバムを出す!」
提督「すごいな」
天龍「ジャンルは……ラテン農民のラップだ!」
提督「…………」
天龍「ちょっと聞いてみるか!?」ウキウキ
提督「…………どうぞ」
天龍「ブンツピズッピ、ブンツピズッピ、オアオア、オアオア、ハッ、ハッ、ハッ!」~♪
天龍「ゲリラ、スリラ、連れてってマニラ~口当たり良いのはバニラ~」~♪
天龍「どれ、あれ、それ、SO!だからCIAに言っときなよ、さっさと出てけッってなぁ~!」~♪
天龍「どうだ!?」キラキラ
提督「………………」ドンビキ
天龍「……!」キラキラ
提督「最高だよ……きっと大物になれる」
天龍「マジかよ!」
提督「勿論だ。こんなところで燻ってちゃダメだ」
天龍「やっぱりな、俺もずっと前からそう思ってたんだ!」
提督「…………」
その後曙にケーキを持って行ったら罵られながらも美味しくいただかれた――
天龍はアルバムをイベントに出展させるべく作成中――
《ドライブ おわり》
《浮気発覚》
・・・・・・
瑞鶴「ん?」
加賀「……」ズーン
瑞鶴「か、加賀さんどうしたの!?」
加賀「赤城さんが…………赤城さんが、赤城さんが……」
瑞鶴「赤城さんがどうしたの先を言ってよ!赤城さんが?」
加賀「赤城さんが……」
瑞鶴「落ち着いて落ち着いて落ち着いて!」
加賀「赤城さんが…………翔鶴さんと不倫してる……」
瑞鶴「……」
瑞鶴「くっ、へっへっへ……これで私達同類ってわけね!」ダキッ
加賀「そんなバカな……赤城さんが……赤城さんが」
瑞鶴「いぇはは!誰だって最初はそんなことありえないって思うのよ!私だって同じ気持ちだったわ!」
瑞鶴「何も知らずにある日部屋に帰ったら机の上にCD(艦娘想歌【壱】)が置かれていた。『暁の水平線に』とかいう赤城さんと翔鶴姉ぇのデュエット曲よ!?」
瑞鶴「世の中にねぇ、姉妹を差し置いて目の敵にしてる一航戦と先にデュエする五航戦がいるなんておぃ信じられる!?」
加賀「どうして赤城さん……」
瑞鶴「加賀さん……赤城さんはあなたを愛してるわ。ただの気まぐれ、ほんの出来心よ!本気じゃないって、じき慣れるから――」
加賀「ッ!うるさい黙って!下手な慰めは結構!しかもあなたはアニメ版キャラソンで翔鶴さんと『二羽鶴』って歌を歌ってたの知ってるわ!」ガシッ
瑞鶴「よく知ってるわね…………あの――」
提督「ホントかそれ……」プルプ
最上「集合場所と無線周波数は海図上に記してある。艦載機との連絡は4時間おきね」
提督「応援を呼ぶ時は?」
満潮「そんなもん無いわ。帰れる保証もね。あの海域を抜けたら……自分が頼りよ」
提督「フッ……ますます楽しみになってきた」ライフルスチャッ
一同「………………」ザザザァーッ
提督「…………」onボート
時雨「いや、これなに?」
提督「戦いに行くときはこの曲だと相場が決まっている」
山城「あの……音うるさいんですけど」
提督「気分を昂ぶらせろ。恐れを知らぬ戦士になるのだ」
最上「……」クッチャクッチャ
扶桑「何を食べているの?」
最上「このガムを食べれば、艦載機をいっぱい飛ばせる……僕みたいにね」クッチャクッチャ
山城「え、ホント?」
山城「ってちがーーーーーーーーーーーーーーーーーーう!!!!!!」
扶桑「きゃっ、どうしたの山城?」
提督「デカい声を出すな!耳があるんだ!」
山城「あなたの存在ですよおおおぉぉ!!なんですかあなた!!」
時雨「何かが僕達と一緒に居る……艦娘ではない」
提督「執務室でのデスクワークは身体が鈍るからな。たまに俺も戦うぞ」
山城「だからって私達と一緒に出撃するなんて意味わからないわよおおぉ!!」
最上「提督の無上の喜びは?」
提督「敵を打ち負かす事。棲地を踏み荒らし、深海棲艦の悲鳴を聞くことだ!」
扶桑「しかし、危険では?」
最上「大丈夫大丈夫。提督が銃を使うのは手加減みたいなものだから」
満潮「えぇぇぇ……」
山城「時雨、時雨!」チョイチョイ
時雨「ん?」
山城「この前ね、姉様の胸に顔つっこんで、ヘヘッこう言ったの!『うおぉホントにデカイわぁ!うぉぉホントにデカイわぁ!』って」
山城「すると姉様『なんで2度も言うのよ』って聞くから、私は『言ってないですよ』って…………へへっ」
時雨「……?」
山城「へ、へへっ、分かる?2度目はコダマよ。谷間でほらぁ……へ、へへへっ」ニタニタ
時雨「………………?」
時雨「は、はははははは!はははははは!」アセアセ
時雨「(どういう意味だろう……)」
扶桑「それにしても、また皆で艦隊が組めるなんて……夢のようだわ」
満潮「でもなんで山雲と朝雲はいないのかしら?」
提督「2人は鎮守府で待機だ。お前らに俺を入れると6人で満員だからな」
最上「そうなんだ……」
時雨「懐かしいなぁ、昔は寄せ集めの使い捨て艦隊とか言われてたけど……」
提督「皆、聞け」ビシッ
一同「は、はい!」ビシッ
提督「俺の部下は使い捨てじゃない。決して誰一人沈めさせたりなどしない……!」クワッ
一同「……」
満潮「な、なによ!カッコつけちゃって!」
時雨「(すんごい怖い顔してるけどコレってカッコつけてるの!?)」
山城「(目線だけで深海棲艦殺せそうだわ……)」
・・・・・・
時雨「そろそろ敵と遭遇する海域だよ!」
最上「提督、チェーンガンをバッグから出しなよ」
提督「ああ」ガチャリ
満潮「そのバッグそんなの入ってたの!?」
時雨「そっちの長い箱みたいなのは?」
提督「ロケットランチャーだ」
時雨「」
最上「…………ッ、索敵機より入電。敵発見!」
山城「久しぶりに味わうスリルね姉様!!」
扶桑「ドジるんじゃないわよ山城」
《出撃 おわり》
《レスキュー》
・・・・・・
扶桑「まだ私達の姿には気づかれていないようね……」
時雨「ここは……奇襲するかい?」
満潮「でも扶桑型の2人はあまり速力がないわ」
提督「奴らを倒すのは簡単だ。俺が考えた興味ある計画をご披露しよう」
扶桑「まぁ、なんですか?その考えとは」
提督「こうすることだ!」ガチャッ、カチッ
ロケットランチャー「」バシュウウゥゥウウ!
一同「え?」
ドオオオオォォォオォォォオォォォオォォン!!!!!
「ギャアアアアァァァァ!!!ナンダア!?」ワタワタ
提督「ぶっ飛べ!」カチッ
ロケットランチャー「」バシュウウゥウウ!
ドオオオォォォォォォォォォン!!!!!!
時雨「やることが派手だねぇ」
満潮「奇襲云々関係ないわねこれ……」
提督「さぁお前らも撃て!」
最上「よぉし!派手に行こう!」
扶桑「はぁぁぁっ!」ダァン!
「グエエーーー!」
山城「とうっ!」ダァン!
「ヌオオオオオーーーー!」
提督「邪魔するよ」カチッ
チェーンガン「」バラララララララ!!
「グアッ!」「ギャァッ!」
「オノレ!ソコノ筋肉モリモリマッチョマンノ変態メェェ!!」
時雨「提督、危ない!」
提督「フンッ!」グサッ
「グエエェ!?ナンデ!?ナイフナンデ!?」
提督「そこに沈んでろ」
満潮「いっつ……!」
最上「撃たれたね、血が出てるよ」
満潮「拭いてる暇も無いわ」
最上「そうかい!」ダァンダァン!
「グアアァァ!」
最上「これでゆっくり拭けるよ!」
ドォォン!ギャアアァァ!助ケテーーー!!グアアァァァァァ!!
ドガァン!ボォン!ズガァァァン!!バララララ!!
・・・・・・
提督「これで静かになった」
山城「敵とは言え同情するわ……」
最上「心優しい西村艦隊の前に敵は1人残らず息絶えた!!って宣伝文句はどうかな?」
提督「さぁ、皆家に帰るぞ。パーティーは終わりだ」
提督「今日の出撃任務は終わった。早くヤシの木陰で1杯やりたいもんだよ」
扶桑「なんだかんだ言って提督が一番倒してましたね……」
山城「何体くらい倒しました?」
提督「40から先は覚えてないな」
満潮「えぇぇぇ!?(わ、私6体しか倒してない!)」
時雨「もう提督が単身深海棲艦の群れに突っ込んでも驚かないよ……」
《レスキュー おわり》
《密売》
・・・・・・
提督「なんだと、鎮守府内でボーキサイトの密売が?」
天龍「ああ。今月に入ってもう9件。取引に使われたボーキの量は、全部でおよそ500だ」
提督「微妙な数字だな。ホシの目星は?」
天龍「もうとっくについてるぜ。第六駆逐隊…………遠征と……密売のスペシャリストだ」
提督「第六駆逐隊…………!」
天龍「連中、遠征で取って来たボーキの上米をはねてたのさ」
提督「なるほどな……よし、第六駆逐隊に話を聞きに行くぞ」
・・・・・・
~第六駆逐隊の部屋の前~
コンコンコン
暁「はーい?」ガチャッ
提督「やぁ」
暁「司令官?どうしたのよ」
提督「良い天気なので、密売人を殺しにやってきた」フフ
暁「…………」バタン
提督「閉められたな」
天龍「おいチビ共!出てきやがれ!!ネタは上がってんだよ!」ダンダン!
ガチャッ
長門「ボーキの密売に興味があると?」
提督「殺し屋さんかい?」
長門「いいや、忠実な使用人だ」スッ
天龍「なんだ?ボーキをかざして何を……」
「ぼ、ボーキのにおい!」「こっちからよ!!」
ドタドタドタ!
赤城「ボーキ!ボーキ!!」ヨダレダラダラ
蒼龍「ボーキちょうだい!」ヨダレダラダラ
天龍「うわぁ……」
長門「もう1度私が手をかざせば、このボーキは明日、彼女らの腸から排泄されることになる」
提督「…………」
長門「倉庫のボーキにまで手を出される前に執務室に帰るといい。最後に何か質問は?」
提督「ああ、2つある」
提督「1つ。何故俺は日々の執務など重要な仕事を放っぽりだして、貴様みたいなロリコン戦艦と無駄話をしているのか……」
提督「2つ。どうやってソレを赤城達に食わせる?瞬時に俺の拳でボーキを粉々にされて」
長門「………………フッ」
・・・・・・
~ドライブ中~
ブロロロロロロロ!
天龍「なんですごすご引き下がったんだよ!長門の奴も自供してたろ!」
提督「いいか、連中は倉庫のボーキには手を出していない」
天龍「だが本来入るはずのボーキが奴らの私腹を肥やすことになっているぞ!」
提督「別にいいさ。それくらい」
天龍「なにぃ!?」
提督「調べたが、第六の懐に入っていたボーキは微々たる量だった。遠征はストレスが溜まる。密売で士気が高まっているなら多少の役得には目を瞑ろう」
天龍「おいおいおい組織のトップであるお前の口からそれを聞くことになるたぁ」
提督「この事は内緒にしておいてくれよ。上に知れたら大目玉だ」
天龍「いいけどよぉ……赤城とかの空母勢は実際に奴らに搾取されてんだぞ?」
提督「まあ密売というには金が動くだろうな……いくらくらいだ?」
天龍「なにか勘違いしてるみたいだな。ボーキの密売に使われる通貨は、円じゃない」
提督「じゃあ、なんだ?」
天龍「チョコレートだ」
提督「……………………は?」
天龍「ボーキ10に対して板チョコ1枚……それが第六駆逐隊の定めたものだ」
提督「つまり、空母が第六の奴らにチョコを貢ぐ代わりにボーキを……?」
天龍「ああ」
提督「………………」
天龍「長門は第六の奴らと一緒にチョコレートを分けっこして食べるのを条件に雇われたボディーガードらしい」
提督「…………一気にバカバカしくなったな」
提督
川内「ヒュー!」
天龍「なんだよ、提督辞めんのか?」
提督「私服で出撃する」
天龍「私服?ヘッ、制服よりヒデェぜ」
提督「…………工廠に行くぞ」トボトボ
川内「あーあ、傷つけたー」
天龍「俺のせいだってのか!?」
・・・・・・
~工廠~
提督「明石、例の奴は出来てるか?」
明石「提督!待ってましたよぉ」
天龍「なんだ新兵器か?」
明石「流石にコイツを使えば法律に引っかかるかもしれませんが、もう気にしない!はい、ターボマンセット!」
川内「…………なにこれ」
明石「この背中に付けるのはロカビリージェット!腕にはターボディスク!足にはターボブーメラン!ターボ型1番艦大和さんの武装を参考にしたこのターボマンセット!提督専用ですよー!!EM銃との互換性もグンバツ!」
提督「すごぉい!コイツはかっこいいなぁ!」
明石「ささ、早速装着してみてください!!」
提督「ああ!」
天龍「アレの良さ分かるか?」
川内「うーん……ちょっとだけ」
天龍「マジかよ」
提督「これで深海棲艦も一瞬だ。さぁ、出撃するぞ!」
《行くぞ!ターボタイム! おわり》
《幕間おまけCM》
・・・・・・
【コ、コ、ココ航空戦艦!】
日向『HEY……!』
【ズ、ズ、ズズ、ズ、ズ瑞雲!】
日向『YEAH!!』
【スーパーズイウニングアクション、4連発!!】
伊勢『……』
日向『OH!HAHAHA!!!!』
扶桑『……』
山城『……』
・・・・・・
【戦う瑞雲、恋する瑞雲、涙の瑞雲……】
日向『んおおおおぉぉ!!!!』
【スーパーズイウニングアクション行くぜぇ!!】
【鎮守府!!!!!】
日向『鎮守府をよろしくな!!』
・・・・・・
提督「………………」
日向「いやぁ素晴らしいCMだなぁ」
提督「作り直せ」
青葉「やっぱすか」
日向「えぇえぇ!?」
《幕間おまけCM おわり》
《エンド(レス)・オブ・那珂ちゃん》
・・・・・・
~港~
天龍「この飛行艇か……よし、早速乗り込むぞ!」
那珂「ちょーーーっとまったぁ!」
川内「え、那珂!?」
提督「遅かったじゃないか」
天龍「ああ?どういうことだよ」
提督「彼女には近隣の港でクリスマスライブをやってもらう。敵の目を欺く役と、鎮守府のイメージアップも兼ねてな」
那珂「へっへーん!那珂ちゃんクリスマスバージョン!」
天龍「なるほどな。委細は承知したが何でここに?」
提督「最後の打ち合わせさ。俺達が出た5分後にライブは始まるからな」
那珂「もうリハも終わって、お客さんも席についてるから~後は那珂ちゃんがババーンと出るだけ!コイツは最高のイベントなの!見逃す手は無い。今からいい席を取っておくことをオススメするよー!」」
川内「誰に言ってるのさ」
提督「じゃあ頼んだぞ。この作戦の成功はお前の手にかかっている」
那珂「まっかせてー!」
天龍「ったく、こんな売れない三流地方アイドルもどきにそんな大それた作戦が務まるのかね」
那珂「カ・チーン」ピキッ
那珂「おやおや、そこにいるのはド下手五流ラッパーの天龍ちゃんじゃないですかぁ~」
天龍「あ?」ピキッ
那珂「相変わらずウケないコロンビアラップを披露してるのかなぁ~?」
天龍「テメェ!!言わせておけば!!テメェこそ、俺から言わせりゃ聖歌隊のガキ以下の歌しか歌えないクセしやがってよぉ!!」
那珂「あ?」ピキッ
天龍「お前は史上最低のできそこないだよ!ただ宣伝が上手いだけだ!中でもあの『恋の2-4-11』とかいうチョイ売れのシングル!中身は自分の宣伝ばかりだ。クソと同じだ!ペッ!!」
那珂の靴「」ベチャァ
那珂「…………来なよ」
天龍「あん?」
那珂「足下よく見てから唾を吐けぃ……!」
川内「那珂の奴、マジで怒ってるな」
天龍「ヘッ、やるか?」
那珂「やれやれ……那珂ちゃんを怒らせるな……私を怒らせると怖いよ?本当に」
天龍「ハッ、誰が怖がるか!それと、今すぐ自分のクローンを建造しておけ」
那珂「何故?そうすればNKC(NaKaChan)48として活動できるから?」
天龍「いや違う……自分とファックできるからさ!」
提督「6日法は破らないぞ」
提督「悪口を叩きあうのもいいが、そろそろ出発する。那珂」
那珂「はい!」
提督「お前の超人技を見せてくれ!」
那珂「おまかせ!!ちゃんとライブ成功させて見せるからね!誰かさんと違って」
天龍「んだとぉ!?」
那珂「じゃあ今度勝負しようよ!天龍ちゃんが出る予定の音楽イベントに私も出展するからさ!」
天龍「なるほどな……売上対決ってやつか」
那珂「だからまぁ、ちゃんと帰って来てね!」
天龍「…………お前それ言いたかっただけか?」
那珂「川内ちゃんもー!」
川内「任せて!」
天龍「無視すんじゃねぇ!!」
この後の那珂ちゃんのライブは大盛況だった――
後日音楽イベントにてアイドル対ラッパーの頂上対決があったのはまた別のお話――
《エンド(レス)・オブ・那珂ちゃん おわり》
《特命係長・只野案山子》
・・・・・・
~棲地~
「ホッポチャンノ菱餅ヲ切リ分ケルノハ、温カイバターヲ切ルヨウダゼ」
大尉「……ナイフはしまってろ。その口も閉じとけ」
「ハーイ」
大尉「……ヘッ、口だけは達者なトーシロばかりよく揃えたもんだなぁ、まったくお笑いだ」
ヲジズ「大尉、私の部下は……皆深海棲艦だ」
大尉「ただのカカシですな。俺達ならまばたきするあいだに」パチンッ
大尉「――皆殺しにできる。忘れないことだ」
ヲジズ「お前は私を……脅しているのか?」
大尉「事実を言ってるんだよォ。恐らく大佐は、ここに来る。アンタを提督から守れるのは……」トントン
大尉「俺だけだ」
ヲジズ「怖がっているのは大尉、私ではなくお前ではないのか?お前こそ、提督を怖れている」
大尉「勿論です、プロですから。しかしこちらには……切り札がある」
ヲジズ「EM銃か……しかしやけに届くのが遅いな」
「おいヲジズ!」
ヲジズ「なんだヲ!!?」
「見ロヨコレ、鎮守府主催ノライブガ近隣ノ港デヤッテルゼ」
ヲジズ「なにぃ?こんな状況で呑気に祭りとは……鎮守府の連中はヴァカばかりか!」
大尉「他に動きは?」
「何モアリマセン。痕跡ハゼロデス」
大尉「そうか……」
大尉「…………」
《特命係長・只野案山子 おわり》
《制空権確保》
・・・・・・
~空・飛行艇内~
提督「失礼、どれくらいで着くかな?」
川内「飛行時間は1000年を予定しております」
提督「すぐだな」
天龍「小一時間だ!」
提督「作戦の確認だ。まず棲地の近くまで飛行艇を近づけたら、オートパイロットにして俺達は降下。飛行艇は近くの小島に待機させる」
天龍「まるで侍の武士道を持った大統領みたいだな」
川内「サムラァイ、サムラァイ、ブシドォー」
提督「その後は分かるな?」
天龍「動く者は全て殺すんだな!?」ジャキッ
提督「そうだ。石器時代に戻してやれ」
川内「腕が鳴るねぇ!」クックック
・・・・・・
~棲地上空~
提督「そろそろ棲地だ。皆装備はいいな?」
天龍「おう!刀は勿論EM銃もバッチリだ!」
提督「よーし、降下準備!」
川内「ッ、ちょっと待って!!」
提督「なに?」
敵艦載機群「」シュオオオオオ
天龍「冗談じゃねぇぜ敵の艦載機の団体様かよ。オマケに機銃持ちの」
川内「なんで私達のことが!?レーダーに入らないように低空で飛んできたのに!」
『ワハハハハハ!!聞こえるか大佐ァ!この周波数で合ってるかな?』
提督「この声……大尉か!!」
大尉『残念だったなぁ、アンタの行動パターンくらいお見通しだ。ライブに目を向けさせ隠れて低空飛行たぁよく考えたが、俺に軍事のイロハを教えたのは……オメェだぜ』
提督「クッ!降下中止!対空回避!」
ヲジズ「まさか大尉の言う通り本当に攻めてくるとは……」
ヲジズ「艦隊展開!艦載機はとにかく撃てェ!撃ち殺せェ!!」
敵艦載機群「」バララララ!
天龍「撃ってきたぞ!!」
川内「回避運動ー!!」
天龍「オイ、この飛行艇の装備は!?」
川内「ナシ!」
天龍「クソがぁぁぁ!!棲地はもうすぐそこだってのにぃ!!」
川内「仮に機を捨てて降下しても、下には深海棲艦が沢山待ち受けてるんだけどね!」
大尉『ブハハ!テメェはもう終わりだぁ!!』
提督「ふざけやがってぇぇぇぇ!!」
川内「ん?レーダーに反応!後方!!」
天龍「挟み撃ちかよ!!」
提督「…………いや、違うぞ!」
シュゥゥゥゥウウウウ!
ダララララララララ!!!!!
敵艦載機群「!?」ドォォォン!
川内「敵の艦載機が落ちてく!」
『聞こえるか提督!』
提督「元帥!」
元帥『某国の海兵隊に働きかけて、援軍を用意した。君の好きに使いたまえ』
提督「援軍……?」
川内「提督、アレ!」ユビサシ
ハリアーx2「」ゴオオオオオオォォ
川内「棲地の周りから深海棲艦が消えちゃったよ」
提督「アッサリ片付いたな」
天龍「後は棲地にいる奴らだけか」
提督「よし、今度こそ降下開始!海兵隊はもういいぞ、協力感謝する」
ハリアーパイロット1『いいってことよ!』
天龍「ところで降下ってどうやるんだ?」
提督「お前らはパラシュートだ」
川内「おっさきー!」バッ
天龍「あ、待ちやがれ!」カチャカチャ
天龍「俺も行くぜ!」バッ
提督「よし、行くぞ!ターボタイム!!」ガシャン
提督「とうっ!!!!」バシュウウウウ!
川内「見て!ターボマンだ!!」パラシュート開き
天龍「何で提督だけジェットパックで飛んでるんだよ!!」パラシュート開き
提督「俺は先に降りてお前らが無事に降りられるように周辺を掃除しておく」バシュウウウ!
川内「頑張れーターボマンー!」
《制空権確保 おわり》
《撃ってるのはEM銃だ。艤装じゃないんだぜ?》
・・・・・・
~棲地~
提督「ターボディスクを喰らえェ!」バシュッバシュッ
「グアァァ!」「ギィィィ!」
提督「ふっ着地成功」シュタッ
「イタゾオオオオオオオオオオォォォォォォォ!!イタゾオオオオオオオオオオォォォォォォォォォ!!」ダァン!
ドォォォン!
提督「おわっ!!」
「出テコイクソッタレエエエエエエエエエエェェェェェェェ!!!!!」ダァンダァン!
提督「しまった、ジェットパックがやられた!」ガチャッ
提督「だが、まだある!」EM銃ジャキッ
ビシュン!ビシュゥン!!
「グアアァァァ!?」
提督「フンッ!」
ビシュゥン!ビシュゥゥン!!
「ギャアアアアアアアア!!」
「ウワアアアアァァァァ!!!!」
「コノォ!深海棲艦ノ私ニ敵ウモンカァ!!」
提督「試してみるか?俺だって元個万倒だ」ビシュゥゥン!
「ギャアアアアァァ!!」
「ヲジズ、コッチニ!」
ヲジズ「あの銃は……」
「ドノ銃デス?」
ヲジズ「あの銃だ!…………って何故奴がEM銃を持っているんだァ!!」
大尉「どうやら作戦失敗か……ここは退こうぜ」
ヲジズ「あ、ああ……」
ビシュゥン!!
「ギャアァァァ!!」
ヲジズ「ッ!?」
提督「もう逃がさんぞ!!」ザッ、ザッ
ヲジズ「貴様が提督か……!」
提督「お前は……見たことあるよ。テレビに出てたアホだろ?」
ヲジズ「なにぃ!!殺せェ!」
「ウオオオ!!」ダァン!
「死ネェェェコノ野郎!死ネェェェェ!」ダァン!
提督「ぐあぁっ!」
「ヨッシャァ!腕ニ当タッタゾ!!」
提督「ぐううぅ……!」ササッ
ヲジズ「隠れてもムダだぁ!!」
「コノママヤッテヤル!」「グヘヘ……!」
提督「クッ……!」
川内「見つけた!距離30m!!」
天龍「丸焦げにしてやれ」
ビシュゥン!ビシュゥン!!
「ギャッ!」「ギャアァァ!!」
ヲジズ「なんだヲ!?」
天龍「1人で突っ込みすぎだっつーの!」
川内「おりゃおりゃー!!」ビシュゥン!
ヲジズ「なっ、奴らもEM銃を!!」
天龍「おい無事か?」
川内「撃たれたね、血が出てるよ」
提督「当たり前だ!撃たれりゃ誰だって血が出らぁ!!」
ヲジズ「クッ、残ったのは私達2人……分が悪すぎる!とにかく逃げるぞ!あんな化物に狙われたらひとたまりもない!!」
大尉「ヘッ、ビビッてんじゃねぇよ」
ヲジズ「なに!?」
大尉「グヒヒ、大佐ァ!腕はどんなだぁ?」
提督「こっちへ来て確かめろ!」
大尉「いいや、遠慮しておくぜ。大佐ァ!顔出してみろォ!1発で、眉間をブチ抜いてやる。古い付き合いだ……苦しませたかぁねぇ!!」
ヲジズ「ヲイ正気か貴様!相手は3人で銃を持ってるんだぞ!!」
大尉「俺が勝つんだ!イッヒヒヒ!」
ヲジズ「コイツ…………クッ!」ダッ
提督「ヲジズが逃げる!追え!!」
川内「え、提督は?」
提督「俺はコイツと決着をつける」
天龍「……大丈夫なのか?」
提督「俺の手でケリをつける……」
天龍「……そうかよ」
川内「了解……じゃあ行きます!」ダッ
天龍「よぉタフガイ、俺を呼びたきゃ汽笛を鳴らしな!」ダッ
大尉「…………」
提督「よくあの2人を行かせたな」
大尉「俺はお前と決着をつけたかっただけだ!」ジャキン
提督「そうか……だがいいのか?そんな銃なんてオモチャで俺を殺して」
大尉「なに?」
提督「来いよ大尉、銃なんて捨ててかかってこい!」
提督「楽に殺しちゃつまらんだろう。ナイフを突き立て、俺が苦しみもがいて、死んでいく様を見るのが望みだったんだろう!そうじゃないのか大尉!」
大尉「テメェを殺してやる……!」
提督「さぁ銃を捨てろ!1対1だ!来いよ大尉……怖いのか?」
大尉「ブッ殺してやる!へ、へへへ!ハジキも必要ねぇや!誰がテメェなんか!テメェなんか怖かねぇ!!」
提督「……」ニヤッ
大尉「野郎ブッ殺してやああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁる!!!!!」ダッ
提督「おっと、ナイフでやろうと言ったな」
大尉「?」
提督「あれは嘘だ」EM銃ジャキッ
ビシュゥゥン!!
大尉「ぐあああああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
提督「地獄に落ちろ大尉!!」
・・・・・・
ヲジズ「く、ははは!ここまでくればいいだろう!!」
川内「クッ!遠い……離されてるよ!」
天龍「なら、こっからでも当たるかな!」ジャキッ
川内「やれるの!?」
天龍「………………!」ギリッ
ヲジズ「フハハハ!いつになったら私を殺す!!」クルッ
天龍「今だ!いやあぁあぁぁぁ!!」カチッ
ビシュゥゥゥン!!ビシュゥゥンビシュゥゥンビシュゥゥン!!
ヲジズ「ッ!?」
ヲジズ「ぐああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ドオオォォォォン!!!!
天龍「…………やったぜ!!」
川内「いい腕だみんな急所じゃん」
天龍「サンキュ」
《撃ってるのはEM銃だ。艤装じゃないんだぜ? 終わり》
《I'll be back》
・・・・・・
天龍「おーい提督ー!」
提督「ヲジズは?」
天龍「くたばったよ」
提督「そうか……なら、ウチに帰るぞ。今度はウチでパーティーだ」
川内「夜戦パーティーならいいんだけどなぁ……また第六の4人と……」ヌヘヘ
提督「その前に帰る事を伝えないとな……」ピポパ
プルルルルル、ガチャッ
大淀『はいこちら鎮守府です』
提督「大淀か。高雄を頼む」
大淀『はい?分かりました……』
高雄『はい高雄です』
提督「高雄か、もうすぐ帰るぞ」
高雄『は、はい?』
提督「そして君の傍を離れない……昼も夜も、週末も休日も!」
高雄『えぇ!?イキナリなんですか!?』
天龍「余計なボケはいらんからとっとと戦果を報告しとけ!」
バララララララ
川内「ん?あ、ヘリが数機近づいてくるよ!」
提督「なに?」
ヒュゥゥゥ……ン
ガラララ
「よーし、付近を調べろ!」
将軍「大佐無事か!元帥から話は聞いたぞ!!」
提督「将軍!」
将軍「ここで大規模な戦闘があったらしいが……まだ誰か残っているか?」
提督「死体だけです」
将軍「なんと……!」
将軍「もう1度個万倒部隊を編成したい!君さえよければ……」
提督「いえ、俺は鎮守府の提督です」
将軍「また会おう提督」
提督「…………」チラッ
天龍「……」ヘヘッ
川内「……」ヌヘヘ
提督「…………」フッ
提督「今度は鎮守府に来てくださいよ」
\I Will 撤収!/
《I'll be back おわり》
くー疲
終わりました HTML依頼出してきます
偉大なる元ネタ達に感謝
ただイレイザーの宣伝をしてただけじゃないかなどと言うと口を縫い合わすぞ
転載元
提督(演:アーノルド・シュワルツェネッガー)「……」天龍「……」【艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434464008/
提督(演:アーノルド・シュワルツェネッガー)「……」天龍「……」【艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434464008/
「艦隊これくしょん」カテゴリのおすすめ
「ランダム」カテゴリのおすすめ
コメント一覧
-
- 2015年06月24日 22:27
- とんでもねぇ、待ってたんだ。
-
- 2015年06月24日 22:29
- 完全に玄田ボイス
-
- 2015年06月24日 22:37
- シュワちゃんはトゥルーライズが好きです
-
- 2015年06月24日 22:58
- ターボマンwwwまさかあの糞映画からチョイスするとかたまげたなぁ…
-
- 2015年06月24日 22:58
- 吹き替え余裕
-
- 2015年06月24日 23:07
- 大変だ、鎮守府は中枢部をやられた!きっと爆発してしまうよ!
-
- 2015年06月24日 23:10
- 来いよヲ級!艦載機なんか捨ててかかってこい!
-
- 2015年06月24日 23:15
- 唐突なカミーユのせいでもう後全部カミーユにしか再生されなくなった、訴訟
-
- 2015年06月24日 23:16
- 所々、皮膚の下から鋼鉄を覗かせている提督じゃなかったか……
-
- 2015年06月24日 23:18
- ラ、ラストアクションヒーロー
-
- 2015年06月24日 23:18
- 最上「この僕が、オカマだってぇっ?」
-
- 2015年06月24日 23:27
- キンダーガーテンコップ思い出したわ
-
- 2015年06月24日 23:27
- こんなの艦隊これくしょんじゃないわ!ただのシュワルツネッガーコレクションよ!
-
- 2015年06月24日 23:35
- 深海棲艦:野郎、ぶっ殺しやるーーー! (*`Д´)ノ!!!
シュワ提督:さっさと失せろベイビー。
シュワ提督:アイルビーバック。
-
- 2015年06月24日 23:40
- 皆下がるんだ!※6が爆発する!
-
- 2015年06月24日 23:44
- 木曜洋画劇場のCMパロもいいな
久々にスーパーヴァンダミングアクション見たいぜ
-
- 2015年06月24日 23:48
- ※6
提督「ホアァァァァァァぁぁぁぁぁ!」
-
- 2015年06月24日 23:48
- ドバババザッブーン
とか
今から殴りにいきます
とか頭おかしいよなぁ
-
- 2015年06月24日 23:54
-
私にいい考えがある!
-
- 2015年06月24日 23:54
- 艦隊コマンドーのMAD思い出した
スポンサードリンク
ウイークリーランキング
最新記事
アンテナサイト
新着コメント
QRコード
スポンサードリンク