ジリリリリリリリリリリ・・・・・・・・
チンッ!
うう・・・ん、もう朝か。
パンでも食べよう。
!!!
なぁにこれぇ!!トーストに人の顔が!!
ブォン
なんだ、突然テレビが!
ククク・・・やあ、僕はマリク。君のお友達、海馬瀬人の魂はパンに封印させてもらったよ
キミは誰!どうして海馬君を!なんでこんなひどいこと!
おっと、言葉には気をつけたまえ、僕が念じさえすればお友達の命は・・・
クッ・・・!!
ハハハハ、明日の12時、童実野川の河川敷で待っているよ!!
いいぜ、オレが貴様の企みを真っ向から粉砕してやる!
―童実野川―
来たぜ、海馬を開放してもらおうか
ならばボクにゲームで勝つことだ
ゲーム!!!
そう、今からここで行われるゲーム『食パン将棋』でね
(この勝負、明らかにヤツが有利なように仕組まれている。だが海馬の魂を取り戻すには勝つしかない)
いいだろう。そのゲーム受けて立つぜ、マリク!
もしお前がボクを負かすようなことがあれば海馬は解放してやるさ、遊戯!
ならばオレはこのゲームに、命を懸けるぜ!!
デュエル
『決闘!!』
なんだ、将棋の駒がパンで出来ている!?
フフ、戸惑っている暇はないぞ!
ボクの先攻!
7六歩に進め、ターンエンド!
(ク・・・駒がパンで出来ているからと言ってルールが大きく変わっているとは考えづらい、一気にケリをつけるぜ!)
俺のターン!
ならば右から二番目の歩を一歩進めてターンエンドだ!
クハハハハハハハ・・・
いいか遊戯!!
将棋の駒の移動は座標で言い表すんだよ!!
なんだと!?
たとえば今のように先攻側、つまり僕から見て右から8番目、上から四番目のマスに歩を動かした場合は「8四歩」と宣言するのさ!!
(マリク、やはりヤツはこのゲームを熟知している・・・この闘いかなり厳しいものになりそうだぜ・・・)
クク・・・ボクはさらに7五歩に進めターンエンドだ
ならばオレは7二銀に進め、さらにカードを二枚伏せターンエンドだ!
ボクのターン!
飛車を7の八へ進め、さらに念のためカードを一枚伏せることにしよう・・・
・・・
・・・
・・・
クク・・・囲いを組み防御を固めてきたか、ならば・・・
マジックカード発動!!
『昼夜の大火事』
ヤツのフィールドを焼き尽くせ!!<