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新国立、CG式で決着 現行計画は破棄

Kyoko Shimbun 2015.06.29 News

新国立、CG式で決着 現行計画は破棄これは嘘ニュースです

戻す 縮小 仮想世界では完成済みの新国立競技場

 東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の建設を巡る問題で、文部科学省は28日、現行の建設計画を全面的に見直し、ゴーグル型ディスプレイを用いたバーチャルリアリティー(VR)方式で進めることを決めた。今のデザイン案を維持したまま総工費を抑えるための「苦肉の策」とも言えそうだ。

 開閉式屋根を特徴とした新国立競技場の建設計画は、当初総工費を1625億円としていたが、その後の試算で2500億円程度まで膨らむことが判明。費用負担をめぐって政府と東京都が対立していた。

 文科省では解決に向けて対応を協議してきたが、現行デザインを維持したまま工費をこれ以上圧縮することは難しいと判断。代替案として新しく建設する競技場には必要最低限の耐久性を備えたフィールドと観客席だけを設け、内装・外装は全てゴーグル型端末に表示されるコンピューターグラフィックス(CG)を利用したVR技術で補うとした。

 競技場そのものはベニヤ板や塩ビ製波板、折りたたみイスなど格安建材で建設できることから、8万人収容でも建設費を100億円程度まで削減。大会期間中会場で貸し出すVR機器を1台10万円と試算しても、生産費は8万人分で80億円で収まる計算だ。

 ゴーグル型端末を使ったVR技術は近年開発が盛んなIT技術の1つ。フェイスブック傘下のオキュラスVR社が端末「オキュラスリフト」を開発しているほか、ソニーも「モーフィアス」と呼ばれる端末を来年にも市販するとしている。

 文科省では2008年開催の北京オリンピック開会式でCGを使った花火演出が成功している前例や、2020年にはVR技術が成熟するという予測を踏まえ、開会式や競技観戦の際は入場者全員に端末を貸し出し、CGで描かれた開閉式屋根や先進的デザインをゴーグル越しに仮想体験してもらいたいとしている。

 オリンピックに詳しい京都大学体育学部の坂本義太夫教授は「いろいろな意味でキツネかタヌキに化かされているかのようだ」と話す。

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