ギリシャ多額の債務「返済する見通しがない」と明らかにしている

現状で、プエルトリコも同様の宣言をしました。

画像:【刻まれたお札】
刻まれたお札
https://www.flickr.com/photos/76657755@N04/7408506410/

ギリシャ政府が抱える債務はおよそ3130億ユーロ(今年3月末時点 ※日本円で約42兆円)。

借入れ先の内訳はEU(ヨーロッパ連合)、ヨーロッパ中央銀行、IMF(国際通貨基金)などとなって

いますが、30日が返済期限となっているIMFへの債務約2000億円について、ギリシャのチプラス

首相は

「IMFと返済実現可能な合意がなければ、返済できない」

と明らかにしました。

ギリシャのチプラス首相
http://www.cataniavera.it/2015/06/tsipras-sul-referendum-hanno-il-diritto-di-scegliere-il-proprio-futuro/

また来月にも国債償還とヨーロッパ中央銀行への多額の支払いが待っていますが、返済のめどが

全く立っていない状態。

銀行も支払いを停止し、預金を封鎖された国民も途方に暮れています。

画像:【シャッターが降りた銀行前に集う人々】
シャッターが降りた銀行前に集う人々
http://www.startribune.com/greece-awaits-european-central-bank-decision-on-liquidity/310439651/

そんな中、カリブ海北東に位置するアメリカ自治領のプエルトリコ(人口約3700万人)も

画像:【プエルトリコ】
プエルトリコ
http://www.luggagefactory.com/the-travel-experts/destinations/all-destinations/san-juan-puerto-rico

約720億ドル(日本円で約8兆8000億円)の債務を返済できないと明らかにしました。

立て続けの債務不履行で国際金融市場にも影響が出ています。

現代において、国が破綻寸前というのも信じがたい話ですが、現実です。 Whew

日本は大丈夫でしょうか・・