転載元:男娼「身請けしてくんない?」 少女「そんなお金ないですね」
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男娼「身請けしてくんない?」 少女「そんなお金ないですね」
後日談ぜひお願いします!
ほんと良かった
おつ!面白かったー!!
後日談是非!
後日談期待してる!
素晴らしい!是非、後日談お願いします!
その後のお話
少女「…」
男娼「…ぐー」
弟「…ん…」
少女「いい加減に」
男娼「…」
少女「起きろこの馬鹿野郎どもがああああああああああああああああ!!」
ガンッ
男娼「ねぇ、たんこぶできてない?たんこぶ」
弟「できてないよ」
男娼「ほんっと信じられないよねあの野蛮女、こんな形のいい頭を殴るんだもの」
少女「あ?何か言いました?」
男娼「なんにもぉ」
少女(…男娼をうちで引き取ってから早2週間がたちましたが)
少女(まあ弟とも上手くやり、楽しそうで何より、なんです…けど)
少女「あの」
男娼「うん?」
少女「いつまでそうやってグダグダしてるんですか」
男娼「ぐだぐだ?ぐだぐだって、何さ」
少女「端的に言いますね、働け」バシン
・【R-18】兄「女装してたら弟に告白された」【胸糞注意】
・男「俺のち○こはこの世で最も強い」
・ヴォルデモート「ポッターを倒して俺様が勝った」
・魔法使い「勇者さんは、私の命の恩人ですから」勇者「いいえ」
・【閲覧注意】貞子「俺!!お前の事好きだぜ!!ビデオ見てくれたから!!」
弟「お姉ちゃん、叩いちゃだめだよ」
少女「弟ぉ!何であんたはそこまでしてこのプー太郎を庇えるの?!」
少女「こいつが家に来てからやったことといえば、ご飯食べて寝るだけじゃない!」
弟「でも僕に勉強教えてくれたよ」
男娼「そうだそうだ」
少女「マジで弟に不埒なことを吹き込まないでいただいていいですか」グッ
男娼「女を口説く方法を教えただけじゃない。やだなあ、そんなに怒らないでよ」
少女「男娼…」
弟「お姉ちゃん、喧嘩しちゃだめ!」
少女「…」
男娼「ありがとー、弟お」
少女「あのね、弟でさえ薬の仕分け作業やってくれてんのに、あなた何様なんですかっ」
男娼「だってぇ、昼も夜もゴロゴロできるのが最高すぎてぇ」ヘラ
少女「こっちの生活考えてくださいよ!破産しちゃいますよ!」
男娼「けど僕の稼いだお金、全部君にあげたじゃない」
少女「…5歳児のお小遣い並のあれですか」
男娼「あれっ。そんなに少なかったっけ?あはは、身請け料って高いんだなあ」
少女「…はぁ…」
男娼「もうちょっとあったはずなんだけどなぁ。やっぱ、着物とか売ればよかったかな」
少女「…もういいです」
男娼「ん?」
少女「配達行ってきます。せめて家を散らかさないよう、無害に生活してください」スタスタ
男娼「あら、お姉ちゃん怒っちゃったかなあ」
弟「うん…」
少女「…」
男娼「まあ、待ってよ少女」グイ
少女「ひ、っ。いきなり引っ張らないでください」
男娼「悪かったよ、家の都合も考えずだらけてしまって。怒らないで」ナデナデ
少女「さ、触らないで」
男娼「けど僕ね、色町から出たこともなかったし、何もできないんだよ」
男娼「…夜のことなら、なんでもできるけどねぇ」クス
少女「…っ」ブン
男娼「おっと。あはは、君の攻撃パターンも読めてきたな」
弟「お姉ちゃん、どうして顔真っ赤なの?」
少女「な、なんでもないっ。何でもないのっ」
男娼「あー、君本当面白い。もっとからかいたい」クスクス
少女「〜っ…」
少女「お、弟のいる前でそういうことしないでほしいんですけど」ヒソヒソ
男娼「ええ、どうして?いいじゃない」
少女「教育に悪いですし、その、ええと」
男娼「…」
男娼「いいじゃない、僕たち恋人同士なんだから」
少女「…そ、そこなんですけど」
男娼「うん」
少女「弟が…いる前では、本当に。だめです」
男娼「えええ…。生殺しだよねえ、それ」
少女「し、知らないです」
男娼「…んー」
弟「何、何話してるの?」
男娼「…じゃあ、分かった」
男娼「僕が真面目に働いたら、その規制、緩めてくれる?」
少女「はい?」
男娼「勿論、君の可愛い幼い弟の前でいかがわしいことはしない」
男娼「けど、彼が寝てたり、二人きりのときだったらしていい?」
少女「…」
男娼「僕そろそろ限界なんだけど」
少女「…い、いいですよ。ただし、条件があります」
男娼「条件?働くだけじゃだめ?」
少女「働くだけじゃ、だめです。…私の稼いだ額を上回るような仕事ができたら、いいでしょう」
男娼「ええー、何それぇ。厳しすぎるんじゃないの」
少女「今までダラけてた罰ですっ」
男娼「何なのさぁ、君そんなに僕と深い仲になりたくないの?もう本当、泣きたいんだけど」
少女「働かない奴が何言ったって聞きません!この条件下でしかだめ!」
男娼「…」
弟「男娼、だからさっきから何の話?」
男娼「いいよ」
少女「そう、いい…。えっ、いいの!?」
男娼「うん、やる」
少女(え、嘘嘘嘘!絶対面倒くさがると思ってたのに!)
男娼「その代り僕が勝ったら、」
少女(い、いやでも無理。きっとそんなのできっこないもん)
男娼「…少女、覚悟しててね?」ニコ
少女「…っ、う」
男娼「じゃあ、ちょっと出てくる」
バタン
少女「…ヤバい」
弟「だから、なにがー?」
少女(いや、しかしさぁ)
少女(冷静に考えたら、無理に決まってるよね)
少女「…よし、この区域は完了、と」
少女(…最近、私も上手くいってるし)
少女(この額なんて、そうそう…)
少女「…うん、無理」ニヤ
少女(あはは、杞憂杞憂。…次は色町への配達だね)タタタ
=色町
青年「あらぁ、少女じゃない!」
少年「ああああっ、俺に会いにきてくれたのっ!?」
少女「いえ、配達です」
少年「冷たい…」
青年「諦め悪いわね、あんたも」ペシ
少女「どうぞ、咳が出始めたら飲んでください」
青年「ありがとお。…ところでさ」
少女「は、はい?」
青年「あいつと、どこまで行ったのかしら?」
少年「あ、それ俺も気になってた」
少女「ん!??」
青年「ちゅーは流石にしてるわよねえ、じゃあ次はー」
少女「あ、あの!あの、何もないです!」
少年「ええええ!あれから結構経ってるのに!?」
少女「う、家は弟がいますし、部屋も別々ですしっ」カァ
青年「あら、そんな理由?それが無かったら、やってるの?」
少女「や、やらないですよ!!変なこと言わないでください!!」ダン
少年「うわ、君すごいね…。今時こんな硬い子いたんだ」
青年「…あいつもじゃあ、2週間はご無沙汰なのね。辛いわね」
少女「なにが!!?」
青年「あいつ、結構元気なほうだったわよねぇ」
少年「あー、確かに」
青年「人気だったから休みもないし、ほぼ毎日の行為だったし」
青年「それがぷっつり無くなると…どうなのかしらねえ」
少女「止めましょう、この話。はい、やめやめ」
少年「えー、大事だよ」
青年「そうよ!あんた、飢えた男がどんな行動に出るか分かってるの!?」
少女「か、彼に限ってそんなことはありませんよっ」
青年「あんた本当お馬鹿さんね!男を分かってないわ!!」
少女「わ、わかんなくていい!もう、帰りますっ」
少年「気をつけてねー色んな意味で」
少女「しつこいっ!!」
バタン
少女(何なんだあいつらはぁああ!男娼ジョークにも程が或るぞ!)
少女(腰やれ!ぎっくり腰になってしまえ!)イライラ
少女「…うー」
少女(…できるわけない。それだけは、もう。…想像しらつかないし)カァ
少女(あの人案外冷静だし、弟もいるって分別もあるから)
少女(…大丈夫、だよね)
少女(うん。大丈夫、きっと)
キャーキャー
少女「…ん?」
「こっち向いて、男娼さまぁ!」
「きゃぁあ!次私、次私ーー!」
少女「…」
少女(なんでしょう、この胸に湧き上がる暗い気持ちは)
少女(…ああ)
「はいはい、姉さんがた押さないでねぇ。ちゃんと順番守って」
少女「…」
少女「見間違いであってくれ…」
男娼「はい、ぎゅーっ」ギュウ
女「きゃぁあああー!」
男娼「毎度ありー。またよろしくねっ」
少女「男娼ぉおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
男娼「…ん」チラ
少女「な、何やってんですか!あなたっ!!」
女「ちょっと、順番よ!割り込まないで!」
少女「あ、違…。そ、そうじゃなくて!男娼さん、何やってんですか!」
男娼「何って、…ねえ」
男娼「見て分かるでしょう?女の子を抱きしめてるだけだよ 有料で」
少女「クズ!!!そんな汚いお金、私は認めない!!」
男娼「はぁあ?何がクズさ、働くことに貴も賎もないだろう!?」
少女「ふざけないで!大体公道でこんなことしていいはずないでしょ!」
男娼「いいじゃん別に。ここは色町なんだから、ねえー?」
「はい…!」
少女「…んの野郎…」ギリ
男娼「僕結構稼いだと思うよ?どう?見てみて」ニコニコ
少女「!」
男娼「あれれぇー、どうしてそんなに顔が白いの?汗かいてる?」
少女(……こ、こいつっ…)バクバク
少女「皆さんどうかしてますよ!こんな風紀に反することはやめましょう!」
少女「男娼、お金返してさしあげて!こんなの絶対駄目!」
男娼「ええー、やだ。もうやっちゃったし」
少女「いい加減にしろっ!私はあなたに普通に働いてほしいのっ!」
男娼「だってぇー、達成額が」
少女「うーっ…」
男娼「あ、もしかして」
男娼「嫉妬してる?」ニヤ
少女「…」
男娼「なんだなんだ、それならそうと言ってくれればいいのに。可愛いなあ」ツン
男娼「君にだったら勿論、何回だってするさ。それ以上のことだって、僕…」
少女「馬鹿」ベシ
男娼「あいた。何、素直になればいいのに」
少女「もう終了です、終わりっ!帰りますよ!」
男娼「えー、待って。あともう一人だけ。そしたら一桁増えるんだ」
少女「駄目!!」グイ
男娼「ああ、もう。ケチ!」
少女「うるさい!最低!」
男娼「ひどいじゃないか!僕、これでも真面目に働いてたのに!」
「…」
「帰りましょうか」
「そうねー」
少女「だいたいあなたはいつもいつも…」
男娼「君だって全然触らしてくれないしいい加減にし…」
少女「…はい、これで全部」ジャラ
男娼「へえ、結構たくさんだね」
少女「当たり前です。汗水たらして稼いだお金が、こんな不埒なお金に負けません」
男娼「言うねぇ。じゃ、僕の番」
少女(…札が多い…。価格設定どうだったんだ)ドキドキ
男娼「ひーふーみーよー」
少女「…」ドキドキ
男娼「…あ、お札はこれくらいだ。君と一緒だね、…じゃあ、小銭か」ジャラ
少女(い、いける!見たところそんなに小銭は無かったし…)
男娼「ひーふーみー…」
少女(お願い神様、見捨てないで…!)ギュ
男娼「…あ」ジャラ
少女「!!お、終わり?」
男娼「…ちぇ。…あとこの硬貨一枚あれば勝てたのに」ムス
少女「やったぁあああああああ!神様ありがとぉおお!」ガタン
男娼「くそ…。あーあ、だから後もう一回やってれば」
少女「だから言ったんですよ、勝てるわけないって!今後その商売形式認めないですからね!」
男娼「…あ、待って」
チャリ
男娼「箱のすみっこにもう一枚あった」
少女「」
男娼「僕の勝ち、ね?」クス
少女「…」
男娼「ねぇ、少女」
少女「…」
男娼「弟、元気になってよかったねえ」ジリ
少女「…」
男娼「近所の子どもと遊べるようになってさ、外にも出て…」ジリジリ
少女「…」
男娼「お陰で二人っきり、だもんね?」ニコリ
少女「あ、お洗濯しなきゃ」
男娼「…っ」グイ
少女「やぁああああああああ!!」ダッ
男娼「少女ぉ!約束はちゃんと守らないとね、だって君が言い出したんだもの」グイグイ
少女「ま、待って!私も数え間違えてたかもしれないんです!」
男娼「嘘だね。もう諦めて」
少女「…っ…」
男娼「君の寝室、ベッド大きい?僕あんまり軋むやつ好きじゃないんだけど」
少女「む、無理」
男娼「だから、無理じゃないってば。…約束だもの」
少女「お願い。私、できな…」
男娼「そりゃ、誰だって最初はできないさ。僕が教えてあげるね」ナデ
少女「弟、やっ…。帰ってくる、からっ…」
男娼「さっき行ったばかりだよ」クスクス
少女「ほ、本当、に…」
男娼「よいしょ」ヒョイ
少女「…!」
男娼「いい子にしてれば、すぐ具合がよくなるから。ね?」
少女「…」
男娼「よっ」ボフン
少女「だ、駄目!絶対!しない、できないっ!」ジタバタ
男娼「うわあ、諦め悪いなあ」
男娼「できないことないさ。僕なんか、君の半分以下の年齢からしてたし」ギシ
少女「無理!嫌!」
男娼「知ってるよ、そうやって一生懸命抵抗してるのも」ギシ
少女「お、降りて!おねが」
男娼「恥ずかしがってるだけなんだもんね。…本当は、興味あるくせに」ボソ
少女「…!」ゾワ
男娼「あは、…大人しくなった。君、耳に息かけると骨抜けちゃうよね」クス
少女「あ、…。男娼、お願い…」
男娼「…」
男娼「無理。もう、駄目だ。限界」グイ
少女「!やっ、…んっ!?」
男娼「はぁ、っ…しょうじょ…。んっ…」ギシ
少女「や、め。…っ…」
男娼「ずっと、…はぁ、こうしたかったのに。意地悪、しないでよ…っ」
続編もっとほしい…
続きはよおおおおおおお
来たら更新してていつの間にか更新が終わっていた件
続き書いてくれたのね
そして良い所でお預けかー
ほ
っ
か
ほ
亭
唐揚げ弁当で
男娼「ん、…っ。ぁ」モゾ
少女「!ひ、っ」
男娼「…ふふ。ここ、柔らか…」ナデ
少女「…い」
少女「いや。…男娼」
男娼「…」
少女「…っ」
男娼「…はぁ」
男娼「なにさ。泣かなくてもいいじゃない」
少女「…」
男娼「ごめんって、ごめんごめん」
少女「…」
男娼「あー…。本当に冗談だから。ごめん、調子のりすぎた」
少女「…どいてください…」
男娼「うん」
少女「…」
男娼「少女、怒ってる?」
少女「…」
男娼「…少女?」
男娼「…」
少女「お、怒る、って」
男娼「そりゃそうか」
少女「え」
男娼「僕なんか…汚いものね。どこの女を触ったかも分からない男娼だもの」ギシ
少女「…!」
男娼「悪かったよ。気分わるくさせて」
少女「な、なんでそんなこと言うんですかっ」
男娼「…」
少女「ち、違うの。そうじゃなくてっ」
男娼「…」
少女「そういう、ことじゃなくて…。ごめんなさい…」
男娼「どうして君が謝るの?」
少女「…」ギュ
男娼「僕は事実を言っただけだから。…君が謝る道理はないよね」
少女「だから、汚くないって言ったじゃないですか」
男娼「じゃあ、どうして僕をそんな目で見るのさ」
少女「…」
男娼「どうして怖がるの?僕、君を汚したいわけじゃないのに。やっと決心ついたのに。どうして」
少女「…」
男娼「…」
男娼「僕のこといやらしい奴だって思ってるんでしょ」
少女「…」
男娼「答えてよ」
少女「…い、いいえ」
男娼「嘘ばっかり。君、表面だけ取り繕うのどうにかしなよ」
少女「本当のことなんか言ったら、あなたが傷つくじゃないですか」
男娼「…」
男娼「ああそう。じゃあ君は僕の傷つくようなことを、本心では考えているんだね」
少女「…っ」
男娼「ごめんね少女。不愉快だね、僕」
男娼「…ごめんね」キィ
少女「何処行くんですか」
男娼「…」
少女「も、戻ってきてください」
男娼「散歩いくだけだよ」
バタン
少女「…」
少女「…はぁ…」
男娼「…」
「ねえねえ、今度一緒に旅行へ行こうよ」
「何か欲しいものあるか?」
「今日のご飯何がいい?ねえ、あんた」
男娼「…」プカ
男娼「ふー…」
「あらぁ?」
男娼「!」ビク
青年「ちょっとちょっと男娼じゃなぁい!どしたのさ」
男娼「げ。…どうも」
青年「あんた今、げって言ったわね。げって」
男娼「言ってないよ」プカ
青年「ふん。まぁいいわ…。ってか、もう夕暮れよ。こんな所で油売ってないで早くお帰りよ」
男娼「やだ」
青年「やだ、って…。少女ちゃんは?」
男娼「いない」
青年「じゃあなおのこと早く帰りなさいよ。心配してるわよ」
男娼「…」
青年「あんた、煙草吸ってるの?」
男娼「…ん」プカ
青年「珍しいわね。止めたんじゃなかったの?」
男娼「…んー」
青年「…」
男娼「…」スゥ
青年「あんたらねぇ、せっかく恋人どうしになったんだから、仲良くやりなさいよ」
男娼「気持ち悪。なんで分かるの」
青年「だぁって、普通分かるでしょう!あんたが煙草やるのって思いつめてるときだし」
男娼「はぁ…」
青年「何、どうかしたの。どうせ襲って怒られたとかでしょ」
男娼「別に、無理矢理したわけじゃ」
青年「相手の同意がなきゃ無理矢理に決まってるでしょ、馬鹿ねぇ」ケラケラ
男娼「…」ムス
青年「んで、拒否されてスネてここにいるんだ。橋の上なんかで黄昏ちゃってさ」
男娼「どうとでも言いなよ」
青年「話してごらんなさいよ。何か力になれるかも」
男娼「君に?…」
青年「そおよ。少なくとも女側の気持ちには精通してるわよ」
男娼「…ふうん」プカ
青年「火、くれる」
男娼「よしなよ、店に上がる前に匂いがついちゃうだろ」
青年「あんた引退したくせにそんな…。いいのよ、今日上がらないし」
男娼「…はい」
青年「どうも。…ふう」
男娼「…」
青年「綺麗ね、夕日」
男娼「ん」
青年「…」
男娼「…」
男娼「…なあ」
青年「うん?」
男娼「ここにいる恋人らはさぁ」
青年「ん。ああ…今から色町に行くのかしらね。あー、目に毒目に毒」
男娼「…満足してんのかな」
青年「うん?」
男娼「だからさ、満足なのかなって」
青年「…どういうこと?」
男娼「好き同士くっついて、一緒に過ごして、話して、寝て、…それで」
男娼「それで満足なのか」
青年「…ええ、そうでしょうよ」
男娼「…羨ましいな」
青年「なに?あんたは満足じゃないの?」
男娼「ああ」
青年「ほおー」
男娼「僕、贅沢なのかもしれないけど」
男娼「駄目なんだ。いくら一緒にいても、全然足りない。まだもっと深いものが欲しい」
青年「それは、寝るってこと?」
男娼「…」
男娼「多分、違う」
青年「へえ?」
男娼「僕、彼女と関係を持ってもきっとまだ満足しないんだ」
男娼「例え。たとえだよ、夫婦になったとしても、多分。この先ずっとそうだ。終わりが見えないくらい、欲が深い」
青年「…欲、ねぇ。何の欲」
男娼「…僕が彼女の全てであってほしいっていう、欲」
青年「うわ重っ」
男娼「ま、…そうだね」プカ
男娼「言っておくけど、彼女は僕の全てだ。それなのに僕は彼女の全てじゃない。それって、すごく」
男娼「…」
青年「苦しい?」
男娼「そう。苦しいんだ、…すごく。死にたくなるくらい」
青年「…」
男娼「僕は、こんな卑しい生まれで、人生で…。何もない。空っぽだ」
男娼「でも彼女は違う。色んな物で満たされてる。僕が全てになる空きなんか、最初からない」
男娼「…そんなの嫌だ。僕だけ、僕だけでいい」ギュ
青年「そう」
男娼「苦しい…」
青年「じゃあ、死になさいよ」
男娼「…は」
青年「この橋から飛び降りたら、死ねるでしょうよ。苦しいなら死んで楽になりなさいよ」
男娼「…」
青年「あら、何。驚いたような顔して」
男娼「…君」
青年「だってそうじゃないの。死にたい者を止めることなんかできないわ」
青年「あんたは自由になったんだもの。もう好きになさいよ。死ぬも生きるもあんたの勝手よ」
男娼「…そうだね」
青年「…」
男娼「…」
青年「この」
男娼「ん」
青年「贅沢もんが!」バシッ
男娼「あだっ!?」
青年「なによなによ!店から出て自由に好きな女と生きれるようになったってのに、まだガキみたいな文句垂れてるわけ!?」ガクガク
男娼「ぐ、ちょ、やめっ」ガクガク
青年「腹立つのよ!あの子の気持ち、ちょっとくらい考えなさいよ!死ぬとか簡単に言うな!」
男娼「ぐ…んっ」
青年「誰も得なんかしやしないわよ!そんなことも分からないの、馬鹿っ」
男娼「…」
青年「あの子は、…あんたを大事に思ってるし、あんたもそうじゃない」
青年「満たされてないって感じるのは、あんたが幸せから必死に目を背けてるからなんだわ。皆、手を差し伸べてるのに」
男娼「…」
青年「あんたって昔からそうよね。いつまでたっても、自分が幸せになっちゃいけないと思ってるんだわ…」
青年「やっと不幸から解放されたんだもの」
男娼「…」
青年「いい加減、身の不幸を探すのをやめなさいよ」
男娼「…」
青年「あの子、待ってると思うわよ」
男娼「そう、かな」
青年「ええ」
男娼「僕のこと…嫌いになってない、かな」
青年「なるわけないじゃない。そういうの気にしないわよ、きっと」
男娼「…」ギュ
青年「あ、日が落ちる」
男娼「…」
青年「綺麗ね」
男娼「うん」
青年「…」
男娼「…」
男娼「帰る。お腹減った」
青年「おー。また今度、あの子も連れて遊びにおいでよ」
男娼「ん」
青年「ばいばい」
男娼「…」
男娼「ありがと」ボソ
青年「え?」
男娼「…」タタタ
少女「…」
弟「いい加減、中に入ったら?」
少女「…」
弟「寒くなってきたよ。風邪引くよ」
少女「先にご飯…食べてていいよ」
弟「あの人ならきっと、帰ってくるって」
少女「…」
弟「心配性なんだから」
少女「うるさいわね…」
男娼「…」ソロー
弟「あ」
男娼「…」
少女「あ」
男娼「…どーも」
少女「…」
弟「お帰り男娼。僕、ご飯の準備しとく」ガチャ
少女「え、ちょ」
バタン
少女「げ…」
男娼「…」
少女「あ、…」
男娼「…」
少女「お、お帰り。ご飯できてるから…入ったら?」
男娼「少女」
少女「は、はい?」
男娼「ごめんなさい」ペコ
少女「え」
男娼「意地悪ばっかり言ってた。ごめん。謝る」
少女「…な」
男娼「許してくれる?」
少女「…」
少女「あ、当たり前でしょう。こっちこそ、…誤解させてごめんなさい」ペコ
少女(…なんだ、拍子抜けしたな。謝らないかと思ってたのに)
男娼「あー、お腹減った」スタスタ
少女(いつもの調子かい…)
男娼「ねえねえ今日のご飯なにー」
少女「ん。…煮物」
男娼「お、僕の好物にしてくれたの?」
少女「べ、別に…いや、そういうわけじゃないけど」
男娼「ありがとう、少女」
少女「う…」
男娼「…少女」
少女「な、何」
男娼「僕、幸せだよ」ニコ
少女「…」
男娼「君は?」
少女「…」
少女(…何だかんだで、素直な男なんだな)
少女「…私もだよ、男娼」
おわり
終わっちゃったのか
寂しいなぁ…
・ ニュー速VIP@おーぷん2ちゃんねる に投稿されたスレッドの紹介でした
男娼「身請けしてくんない?」 少女「そんなお金ないですね」
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男娼「身請けしてくんない?」 少女「そんなお金ないですね」
526: 名無しさん@おーぷん 2015/05/31(日)18:51:37 ID:gTd
後日談ぜひお願いします!
ほんと良かった
527: 名無しさん@おーぷん 2015/05/31(日)19:05:33 ID:jAY
おつ!面白かったー!!
後日談是非!
529: 名無しさん@おーぷん 2015/06/01(月)05:22:02 ID:SQM
後日談期待してる!
530: 名無しさん@おーぷん 2015/06/01(月)06:57:59 ID:xrp
素晴らしい!是非、後日談お願いします!
553: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)16:08:48 ID:MEj
その後のお話
少女「…」
男娼「…ぐー」
弟「…ん…」
少女「いい加減に」
男娼「…」
少女「起きろこの馬鹿野郎どもがああああああああああああああああ!!」
ガンッ
男娼「ねぇ、たんこぶできてない?たんこぶ」
弟「できてないよ」
男娼「ほんっと信じられないよねあの野蛮女、こんな形のいい頭を殴るんだもの」
少女「あ?何か言いました?」
男娼「なんにもぉ」
少女(…男娼をうちで引き取ってから早2週間がたちましたが)
少女(まあ弟とも上手くやり、楽しそうで何より、なんです…けど)
少女「あの」
男娼「うん?」
少女「いつまでそうやってグダグダしてるんですか」
男娼「ぐだぐだ?ぐだぐだって、何さ」
少女「端的に言いますね、働け」バシン
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・魔法使い「勇者さんは、私の命の恩人ですから」勇者「いいえ」
・【閲覧注意】貞子「俺!!お前の事好きだぜ!!ビデオ見てくれたから!!」
554: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)16:13:46 ID:MEj
弟「お姉ちゃん、叩いちゃだめだよ」
少女「弟ぉ!何であんたはそこまでしてこのプー太郎を庇えるの?!」
少女「こいつが家に来てからやったことといえば、ご飯食べて寝るだけじゃない!」
弟「でも僕に勉強教えてくれたよ」
男娼「そうだそうだ」
少女「マジで弟に不埒なことを吹き込まないでいただいていいですか」グッ
男娼「女を口説く方法を教えただけじゃない。やだなあ、そんなに怒らないでよ」
少女「男娼…」
弟「お姉ちゃん、喧嘩しちゃだめ!」
少女「…」
男娼「ありがとー、弟お」
少女「あのね、弟でさえ薬の仕分け作業やってくれてんのに、あなた何様なんですかっ」
男娼「だってぇ、昼も夜もゴロゴロできるのが最高すぎてぇ」ヘラ
少女「こっちの生活考えてくださいよ!破産しちゃいますよ!」
男娼「けど僕の稼いだお金、全部君にあげたじゃない」
少女「…5歳児のお小遣い並のあれですか」
男娼「あれっ。そんなに少なかったっけ?あはは、身請け料って高いんだなあ」
557: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)16:18:52 ID:MEj
少女「…はぁ…」
男娼「もうちょっとあったはずなんだけどなぁ。やっぱ、着物とか売ればよかったかな」
少女「…もういいです」
男娼「ん?」
少女「配達行ってきます。せめて家を散らかさないよう、無害に生活してください」スタスタ
男娼「あら、お姉ちゃん怒っちゃったかなあ」
弟「うん…」
少女「…」
男娼「まあ、待ってよ少女」グイ
少女「ひ、っ。いきなり引っ張らないでください」
男娼「悪かったよ、家の都合も考えずだらけてしまって。怒らないで」ナデナデ
少女「さ、触らないで」
男娼「けど僕ね、色町から出たこともなかったし、何もできないんだよ」
男娼「…夜のことなら、なんでもできるけどねぇ」クス
少女「…っ」ブン
男娼「おっと。あはは、君の攻撃パターンも読めてきたな」
弟「お姉ちゃん、どうして顔真っ赤なの?」
少女「な、なんでもないっ。何でもないのっ」
男娼「あー、君本当面白い。もっとからかいたい」クスクス
少女「〜っ…」
560: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)16:23:58 ID:MEj
少女「お、弟のいる前でそういうことしないでほしいんですけど」ヒソヒソ
男娼「ええ、どうして?いいじゃない」
少女「教育に悪いですし、その、ええと」
男娼「…」
男娼「いいじゃない、僕たち恋人同士なんだから」
少女「…そ、そこなんですけど」
男娼「うん」
少女「弟が…いる前では、本当に。だめです」
男娼「えええ…。生殺しだよねえ、それ」
少女「し、知らないです」
男娼「…んー」
弟「何、何話してるの?」
男娼「…じゃあ、分かった」
男娼「僕が真面目に働いたら、その規制、緩めてくれる?」
少女「はい?」
男娼「勿論、君の可愛い幼い弟の前でいかがわしいことはしない」
男娼「けど、彼が寝てたり、二人きりのときだったらしていい?」
少女「…」
男娼「僕そろそろ限界なんだけど」
少女「…い、いいですよ。ただし、条件があります」
562: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)16:28:48 ID:MEj
男娼「条件?働くだけじゃだめ?」
少女「働くだけじゃ、だめです。…私の稼いだ額を上回るような仕事ができたら、いいでしょう」
男娼「ええー、何それぇ。厳しすぎるんじゃないの」
少女「今までダラけてた罰ですっ」
男娼「何なのさぁ、君そんなに僕と深い仲になりたくないの?もう本当、泣きたいんだけど」
少女「働かない奴が何言ったって聞きません!この条件下でしかだめ!」
男娼「…」
弟「男娼、だからさっきから何の話?」
男娼「いいよ」
少女「そう、いい…。えっ、いいの!?」
男娼「うん、やる」
少女(え、嘘嘘嘘!絶対面倒くさがると思ってたのに!)
男娼「その代り僕が勝ったら、」
少女(い、いやでも無理。きっとそんなのできっこないもん)
男娼「…少女、覚悟しててね?」ニコ
少女「…っ、う」
男娼「じゃあ、ちょっと出てくる」
バタン
少女「…ヤバい」
弟「だから、なにがー?」
564: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)16:32:13 ID:MEj
少女(いや、しかしさぁ)
少女(冷静に考えたら、無理に決まってるよね)
少女「…よし、この区域は完了、と」
少女(…最近、私も上手くいってるし)
少女(この額なんて、そうそう…)
少女「…うん、無理」ニヤ
少女(あはは、杞憂杞憂。…次は色町への配達だね)タタタ
=色町
青年「あらぁ、少女じゃない!」
少年「ああああっ、俺に会いにきてくれたのっ!?」
少女「いえ、配達です」
少年「冷たい…」
青年「諦め悪いわね、あんたも」ペシ
565: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)16:36:05 ID:MEj
少女「どうぞ、咳が出始めたら飲んでください」
青年「ありがとお。…ところでさ」
少女「は、はい?」
青年「あいつと、どこまで行ったのかしら?」
少年「あ、それ俺も気になってた」
少女「ん!??」
青年「ちゅーは流石にしてるわよねえ、じゃあ次はー」
少女「あ、あの!あの、何もないです!」
少年「ええええ!あれから結構経ってるのに!?」
少女「う、家は弟がいますし、部屋も別々ですしっ」カァ
青年「あら、そんな理由?それが無かったら、やってるの?」
少女「や、やらないですよ!!変なこと言わないでください!!」ダン
少年「うわ、君すごいね…。今時こんな硬い子いたんだ」
青年「…あいつもじゃあ、2週間はご無沙汰なのね。辛いわね」
少女「なにが!!?」
566: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)16:40:39 ID:MEj
青年「あいつ、結構元気なほうだったわよねぇ」
少年「あー、確かに」
青年「人気だったから休みもないし、ほぼ毎日の行為だったし」
青年「それがぷっつり無くなると…どうなのかしらねえ」
少女「止めましょう、この話。はい、やめやめ」
少年「えー、大事だよ」
青年「そうよ!あんた、飢えた男がどんな行動に出るか分かってるの!?」
少女「か、彼に限ってそんなことはありませんよっ」
青年「あんた本当お馬鹿さんね!男を分かってないわ!!」
少女「わ、わかんなくていい!もう、帰りますっ」
少年「気をつけてねー色んな意味で」
少女「しつこいっ!!」
バタン
少女(何なんだあいつらはぁああ!男娼ジョークにも程が或るぞ!)
少女(腰やれ!ぎっくり腰になってしまえ!)イライラ
少女「…うー」
少女(…できるわけない。それだけは、もう。…想像しらつかないし)カァ
568: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)16:44:15 ID:MEj
少女(あの人案外冷静だし、弟もいるって分別もあるから)
少女(…大丈夫、だよね)
少女(うん。大丈夫、きっと)
キャーキャー
少女「…ん?」
「こっち向いて、男娼さまぁ!」
「きゃぁあ!次私、次私ーー!」
少女「…」
少女(なんでしょう、この胸に湧き上がる暗い気持ちは)
少女(…ああ)
「はいはい、姉さんがた押さないでねぇ。ちゃんと順番守って」
少女「…」
少女「見間違いであってくれ…」
男娼「はい、ぎゅーっ」ギュウ
女「きゃぁあああー!」
男娼「毎度ありー。またよろしくねっ」
少女「男娼ぉおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
570: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)16:48:36 ID:MEj
男娼「…ん」チラ
少女「な、何やってんですか!あなたっ!!」
女「ちょっと、順番よ!割り込まないで!」
少女「あ、違…。そ、そうじゃなくて!男娼さん、何やってんですか!」
男娼「何って、…ねえ」
男娼「見て分かるでしょう?女の子を抱きしめてるだけだよ 有料で」
少女「クズ!!!そんな汚いお金、私は認めない!!」
男娼「はぁあ?何がクズさ、働くことに貴も賎もないだろう!?」
少女「ふざけないで!大体公道でこんなことしていいはずないでしょ!」
男娼「いいじゃん別に。ここは色町なんだから、ねえー?」
「はい…!」
少女「…んの野郎…」ギリ
男娼「僕結構稼いだと思うよ?どう?見てみて」ニコニコ
少女「!」
男娼「あれれぇー、どうしてそんなに顔が白いの?汗かいてる?」
少女(……こ、こいつっ…)バクバク
572: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)16:54:05 ID:MEj
少女「皆さんどうかしてますよ!こんな風紀に反することはやめましょう!」
少女「男娼、お金返してさしあげて!こんなの絶対駄目!」
男娼「ええー、やだ。もうやっちゃったし」
少女「いい加減にしろっ!私はあなたに普通に働いてほしいのっ!」
男娼「だってぇー、達成額が」
少女「うーっ…」
男娼「あ、もしかして」
男娼「嫉妬してる?」ニヤ
少女「…」
男娼「なんだなんだ、それならそうと言ってくれればいいのに。可愛いなあ」ツン
男娼「君にだったら勿論、何回だってするさ。それ以上のことだって、僕…」
少女「馬鹿」ベシ
男娼「あいた。何、素直になればいいのに」
少女「もう終了です、終わりっ!帰りますよ!」
男娼「えー、待って。あともう一人だけ。そしたら一桁増えるんだ」
少女「駄目!!」グイ
男娼「ああ、もう。ケチ!」
少女「うるさい!最低!」
男娼「ひどいじゃないか!僕、これでも真面目に働いてたのに!」
「…」
「帰りましょうか」
「そうねー」
少女「だいたいあなたはいつもいつも…」
男娼「君だって全然触らしてくれないしいい加減にし…」
573: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)17:00:32 ID:MEj
少女「…はい、これで全部」ジャラ
男娼「へえ、結構たくさんだね」
少女「当たり前です。汗水たらして稼いだお金が、こんな不埒なお金に負けません」
男娼「言うねぇ。じゃ、僕の番」
少女(…札が多い…。価格設定どうだったんだ)ドキドキ
男娼「ひーふーみーよー」
少女「…」ドキドキ
男娼「…あ、お札はこれくらいだ。君と一緒だね、…じゃあ、小銭か」ジャラ
少女(い、いける!見たところそんなに小銭は無かったし…)
男娼「ひーふーみー…」
少女(お願い神様、見捨てないで…!)ギュ
男娼「…あ」ジャラ
少女「!!お、終わり?」
男娼「…ちぇ。…あとこの硬貨一枚あれば勝てたのに」ムス
少女「やったぁあああああああ!神様ありがとぉおお!」ガタン
男娼「くそ…。あーあ、だから後もう一回やってれば」
少女「だから言ったんですよ、勝てるわけないって!今後その商売形式認めないですからね!」
男娼「…あ、待って」
チャリ
男娼「箱のすみっこにもう一枚あった」
少女「」
574: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)17:04:14 ID:MEj
男娼「僕の勝ち、ね?」クス
少女「…」
男娼「ねぇ、少女」
少女「…」
男娼「弟、元気になってよかったねえ」ジリ
少女「…」
男娼「近所の子どもと遊べるようになってさ、外にも出て…」ジリジリ
少女「…」
男娼「お陰で二人っきり、だもんね?」ニコリ
少女「あ、お洗濯しなきゃ」
男娼「…っ」グイ
少女「やぁああああああああ!!」ダッ
男娼「少女ぉ!約束はちゃんと守らないとね、だって君が言い出したんだもの」グイグイ
少女「ま、待って!私も数え間違えてたかもしれないんです!」
男娼「嘘だね。もう諦めて」
少女「…っ…」
575: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)17:07:46 ID:MEj
男娼「君の寝室、ベッド大きい?僕あんまり軋むやつ好きじゃないんだけど」
少女「む、無理」
男娼「だから、無理じゃないってば。…約束だもの」
少女「お願い。私、できな…」
男娼「そりゃ、誰だって最初はできないさ。僕が教えてあげるね」ナデ
少女「弟、やっ…。帰ってくる、からっ…」
男娼「さっき行ったばかりだよ」クスクス
少女「ほ、本当、に…」
男娼「よいしょ」ヒョイ
少女「…!」
男娼「いい子にしてれば、すぐ具合がよくなるから。ね?」
少女「…」
男娼「よっ」ボフン
少女「だ、駄目!絶対!しない、できないっ!」ジタバタ
男娼「うわあ、諦め悪いなあ」
576: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)17:12:30 ID:MEj
男娼「できないことないさ。僕なんか、君の半分以下の年齢からしてたし」ギシ
少女「無理!嫌!」
男娼「知ってるよ、そうやって一生懸命抵抗してるのも」ギシ
少女「お、降りて!おねが」
男娼「恥ずかしがってるだけなんだもんね。…本当は、興味あるくせに」ボソ
少女「…!」ゾワ
男娼「あは、…大人しくなった。君、耳に息かけると骨抜けちゃうよね」クス
少女「あ、…。男娼、お願い…」
男娼「…」
男娼「無理。もう、駄目だ。限界」グイ
少女「!やっ、…んっ!?」
男娼「はぁ、っ…しょうじょ…。んっ…」ギシ
少女「や、め。…っ…」
男娼「ずっと、…はぁ、こうしたかったのに。意地悪、しないでよ…っ」
578: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)22:23:49 ID:zLm
続編もっとほしい…
579: 名無しさん@おーぷん 2015/06/08(月)17:52:42 ID:TBE
続きはよおおおおおおお
589: 名無しさん@おーぷん 2015/06/12(金)00:39:03 ID:2ej
来たら更新してていつの間にか更新が終わっていた件
592: 名無しさん@おーぷん 2015/06/12(金)01:19:23 ID:Dkl
続き書いてくれたのね
そして良い所でお預けかー
608: 名無しさん@おーぷん 2015/06/18(木)20:23:51 ID:kGt
ほ
609: 名無しさん@おーぷん 2015/06/19(金)00:54:25 ID:F6D
っ
610: 名無しさん@おーぷん 2015/06/19(金)01:25:10 ID:khq
か
611: 名無しさん@おーぷん 2015/06/19(金)12:16:16 ID:ZkZ
ほ
613: 名無しさん@おーぷん 2015/06/20(土)07:18:26 ID:cK9
亭
614: 名無しさん@おーぷん 2015/06/20(土)07:23:16 ID:PRT
唐揚げ弁当で
626: 名無しさん@おーぷん 2015/06/27(土)09:17:02 ID:DIs
男娼「ん、…っ。ぁ」モゾ
少女「!ひ、っ」
男娼「…ふふ。ここ、柔らか…」ナデ
少女「…い」
少女「いや。…男娼」
男娼「…」
少女「…っ」
男娼「…はぁ」
男娼「なにさ。泣かなくてもいいじゃない」
少女「…」
男娼「ごめんって、ごめんごめん」
少女「…」
男娼「あー…。本当に冗談だから。ごめん、調子のりすぎた」
少女「…どいてください…」
男娼「うん」
少女「…」
男娼「少女、怒ってる?」
少女「…」
男娼「…少女?」
627: 名無しさん@おーぷん 2015/06/27(土)09:24:06 ID:DIs
男娼「…」
少女「お、怒る、って」
男娼「そりゃそうか」
少女「え」
男娼「僕なんか…汚いものね。どこの女を触ったかも分からない男娼だもの」ギシ
少女「…!」
男娼「悪かったよ。気分わるくさせて」
少女「な、なんでそんなこと言うんですかっ」
男娼「…」
少女「ち、違うの。そうじゃなくてっ」
男娼「…」
少女「そういう、ことじゃなくて…。ごめんなさい…」
男娼「どうして君が謝るの?」
少女「…」ギュ
男娼「僕は事実を言っただけだから。…君が謝る道理はないよね」
少女「だから、汚くないって言ったじゃないですか」
男娼「じゃあ、どうして僕をそんな目で見るのさ」
少女「…」
男娼「どうして怖がるの?僕、君を汚したいわけじゃないのに。やっと決心ついたのに。どうして」
628: 名無しさん@おーぷん 2015/06/27(土)09:28:32 ID:DIs
少女「…」
男娼「…」
男娼「僕のこといやらしい奴だって思ってるんでしょ」
少女「…」
男娼「答えてよ」
少女「…い、いいえ」
男娼「嘘ばっかり。君、表面だけ取り繕うのどうにかしなよ」
少女「本当のことなんか言ったら、あなたが傷つくじゃないですか」
男娼「…」
男娼「ああそう。じゃあ君は僕の傷つくようなことを、本心では考えているんだね」
少女「…っ」
男娼「ごめんね少女。不愉快だね、僕」
男娼「…ごめんね」キィ
少女「何処行くんですか」
男娼「…」
少女「も、戻ってきてください」
男娼「散歩いくだけだよ」
バタン
少女「…」
少女「…はぁ…」
629: 名無しさん@おーぷん 2015/06/27(土)09:32:49 ID:DIs
男娼「…」
「ねえねえ、今度一緒に旅行へ行こうよ」
「何か欲しいものあるか?」
「今日のご飯何がいい?ねえ、あんた」
男娼「…」プカ
男娼「ふー…」
「あらぁ?」
男娼「!」ビク
青年「ちょっとちょっと男娼じゃなぁい!どしたのさ」
男娼「げ。…どうも」
青年「あんた今、げって言ったわね。げって」
男娼「言ってないよ」プカ
青年「ふん。まぁいいわ…。ってか、もう夕暮れよ。こんな所で油売ってないで早くお帰りよ」
男娼「やだ」
青年「やだ、って…。少女ちゃんは?」
男娼「いない」
青年「じゃあなおのこと早く帰りなさいよ。心配してるわよ」
男娼「…」
630: 名無しさん@おーぷん 2015/06/27(土)09:38:38 ID:DIs
青年「あんた、煙草吸ってるの?」
男娼「…ん」プカ
青年「珍しいわね。止めたんじゃなかったの?」
男娼「…んー」
青年「…」
男娼「…」スゥ
青年「あんたらねぇ、せっかく恋人どうしになったんだから、仲良くやりなさいよ」
男娼「気持ち悪。なんで分かるの」
青年「だぁって、普通分かるでしょう!あんたが煙草やるのって思いつめてるときだし」
男娼「はぁ…」
青年「何、どうかしたの。どうせ襲って怒られたとかでしょ」
男娼「別に、無理矢理したわけじゃ」
青年「相手の同意がなきゃ無理矢理に決まってるでしょ、馬鹿ねぇ」ケラケラ
男娼「…」ムス
青年「んで、拒否されてスネてここにいるんだ。橋の上なんかで黄昏ちゃってさ」
男娼「どうとでも言いなよ」
青年「話してごらんなさいよ。何か力になれるかも」
男娼「君に?…」
青年「そおよ。少なくとも女側の気持ちには精通してるわよ」
男娼「…ふうん」プカ
631: 名無しさん@おーぷん 2015/06/27(土)09:43:28 ID:DIs
青年「火、くれる」
男娼「よしなよ、店に上がる前に匂いがついちゃうだろ」
青年「あんた引退したくせにそんな…。いいのよ、今日上がらないし」
男娼「…はい」
青年「どうも。…ふう」
男娼「…」
青年「綺麗ね、夕日」
男娼「ん」
青年「…」
男娼「…」
男娼「…なあ」
青年「うん?」
男娼「ここにいる恋人らはさぁ」
青年「ん。ああ…今から色町に行くのかしらね。あー、目に毒目に毒」
男娼「…満足してんのかな」
青年「うん?」
男娼「だからさ、満足なのかなって」
青年「…どういうこと?」
男娼「好き同士くっついて、一緒に過ごして、話して、寝て、…それで」
男娼「それで満足なのか」
青年「…ええ、そうでしょうよ」
男娼「…羨ましいな」
632: 名無しさん@おーぷん 2015/06/27(土)09:49:24 ID:DIs
青年「なに?あんたは満足じゃないの?」
男娼「ああ」
青年「ほおー」
男娼「僕、贅沢なのかもしれないけど」
男娼「駄目なんだ。いくら一緒にいても、全然足りない。まだもっと深いものが欲しい」
青年「それは、寝るってこと?」
男娼「…」
男娼「多分、違う」
青年「へえ?」
男娼「僕、彼女と関係を持ってもきっとまだ満足しないんだ」
男娼「例え。たとえだよ、夫婦になったとしても、多分。この先ずっとそうだ。終わりが見えないくらい、欲が深い」
青年「…欲、ねぇ。何の欲」
男娼「…僕が彼女の全てであってほしいっていう、欲」
青年「うわ重っ」
男娼「ま、…そうだね」プカ
男娼「言っておくけど、彼女は僕の全てだ。それなのに僕は彼女の全てじゃない。それって、すごく」
男娼「…」
青年「苦しい?」
男娼「そう。苦しいんだ、…すごく。死にたくなるくらい」
633: 名無しさん@おーぷん 2015/06/27(土)09:52:29 ID:DIs
青年「…」
男娼「僕は、こんな卑しい生まれで、人生で…。何もない。空っぽだ」
男娼「でも彼女は違う。色んな物で満たされてる。僕が全てになる空きなんか、最初からない」
男娼「…そんなの嫌だ。僕だけ、僕だけでいい」ギュ
青年「そう」
男娼「苦しい…」
青年「じゃあ、死になさいよ」
男娼「…は」
青年「この橋から飛び降りたら、死ねるでしょうよ。苦しいなら死んで楽になりなさいよ」
643: 名無しさん@おーぷん 2015/07/02(木)15:31:36 ID:Xl5
男娼「…」
青年「あら、何。驚いたような顔して」
男娼「…君」
青年「だってそうじゃないの。死にたい者を止めることなんかできないわ」
青年「あんたは自由になったんだもの。もう好きになさいよ。死ぬも生きるもあんたの勝手よ」
男娼「…そうだね」
青年「…」
男娼「…」
青年「この」
男娼「ん」
青年「贅沢もんが!」バシッ
男娼「あだっ!?」
青年「なによなによ!店から出て自由に好きな女と生きれるようになったってのに、まだガキみたいな文句垂れてるわけ!?」ガクガク
男娼「ぐ、ちょ、やめっ」ガクガク
青年「腹立つのよ!あの子の気持ち、ちょっとくらい考えなさいよ!死ぬとか簡単に言うな!」
男娼「ぐ…んっ」
青年「誰も得なんかしやしないわよ!そんなことも分からないの、馬鹿っ」
男娼「…」
青年「あの子は、…あんたを大事に思ってるし、あんたもそうじゃない」
青年「満たされてないって感じるのは、あんたが幸せから必死に目を背けてるからなんだわ。皆、手を差し伸べてるのに」
男娼「…」
青年「あんたって昔からそうよね。いつまでたっても、自分が幸せになっちゃいけないと思ってるんだわ…」
644: 名無しさん@おーぷん 2015/07/02(木)15:35:48 ID:Xl5
青年「やっと不幸から解放されたんだもの」
男娼「…」
青年「いい加減、身の不幸を探すのをやめなさいよ」
男娼「…」
青年「あの子、待ってると思うわよ」
男娼「そう、かな」
青年「ええ」
男娼「僕のこと…嫌いになってない、かな」
青年「なるわけないじゃない。そういうの気にしないわよ、きっと」
男娼「…」ギュ
青年「あ、日が落ちる」
男娼「…」
青年「綺麗ね」
男娼「うん」
青年「…」
男娼「…」
男娼「帰る。お腹減った」
青年「おー。また今度、あの子も連れて遊びにおいでよ」
男娼「ん」
青年「ばいばい」
男娼「…」
男娼「ありがと」ボソ
青年「え?」
男娼「…」タタタ
646: 名無しさん@おーぷん 2015/07/02(木)15:38:18 ID:Xl5
少女「…」
弟「いい加減、中に入ったら?」
少女「…」
弟「寒くなってきたよ。風邪引くよ」
少女「先にご飯…食べてていいよ」
弟「あの人ならきっと、帰ってくるって」
少女「…」
弟「心配性なんだから」
少女「うるさいわね…」
男娼「…」ソロー
弟「あ」
男娼「…」
少女「あ」
男娼「…どーも」
647: 名無しさん@おーぷん 2015/07/02(木)15:41:15 ID:Xl5
少女「…」
弟「お帰り男娼。僕、ご飯の準備しとく」ガチャ
少女「え、ちょ」
バタン
少女「げ…」
男娼「…」
少女「あ、…」
男娼「…」
少女「お、お帰り。ご飯できてるから…入ったら?」
男娼「少女」
少女「は、はい?」
男娼「ごめんなさい」ペコ
少女「え」
男娼「意地悪ばっかり言ってた。ごめん。謝る」
少女「…な」
男娼「許してくれる?」
少女「…」
少女「あ、当たり前でしょう。こっちこそ、…誤解させてごめんなさい」ペコ
648: 名無しさん@おーぷん 2015/07/02(木)15:45:50 ID:Xl5
少女(…なんだ、拍子抜けしたな。謝らないかと思ってたのに)
男娼「あー、お腹減った」スタスタ
少女(いつもの調子かい…)
男娼「ねえねえ今日のご飯なにー」
少女「ん。…煮物」
男娼「お、僕の好物にしてくれたの?」
少女「べ、別に…いや、そういうわけじゃないけど」
男娼「ありがとう、少女」
少女「う…」
男娼「…少女」
少女「な、何」
男娼「僕、幸せだよ」ニコ
少女「…」
男娼「君は?」
少女「…」
少女(…何だかんだで、素直な男なんだな)
少女「…私もだよ、男娼」
おわり
649: 名無しさん@おーぷん 2015/07/02(木)16:18:46 ID:jPD
終わっちゃったのか
寂しいなぁ…
・ ニュー速VIP@おーぷん2ちゃんねる に投稿されたスレッドの紹介でした
男娼「身請けしてくんない?」 少女「そんなお金ないですね」
・カテゴリー男「」女「」のSS一覧
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