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マーベラス「コンシューマ事業を止める気はない。閃乱カグラは十分な利益をあげ、アニメ化など経営にかなり貢献している」 : はちま起稿

2015.7.2 23:05

マーベラス「コンシューマ事業を止める気はない。閃乱カグラは十分な利益をあげ、アニメ化など経営にかなり貢献している」




マーベラスの経営近況報告会 質疑応答より

http://pdf.irpocket.com/C7844/yZlC/o6Ab/cBHY.pdf

名称未設定 8


【Q8】
コンシューマ事業は、テレビゲームは思い切ってやめてしまうということはないのでしょうか。ものすごい労力をかけている割には、見合わない部分もあるかと思います。反論するような力強い回答を期待します。


【A8】
コンシューマ事業は、市況が悪いと言われておりますが、全く止める気はございません。
では、この厳しい環境の中、当社はどのように収益をあげていくのかという点については、二つの軸を中心に考えております。
まず一つ目ですが、コンシューマの存在意義やミッションは新規 IP の立ち上げにあると我々は考えております。おかげさまで、「閃乱カグラ」は何作か出させていただいて、コンシューマ事業で十分な利益をあげているだけでなく、ソーシャルゲーム化、アニメ化、あるいは二次利用、諸々周辺含めた総合的な利益としてはかなりの金額になっており、経営にもかなり貢献しております。

ただし、このような市況ですので、やり方は考える必要があると思っております。当社が考えているのは、小さく生んで大きく育てるということです。例えば、現在一番伸びしろのある市場は皆様ご存知の通りPS4 ですが、いきなり新規のオリジナル IP を PS4に出すというようなことは開発費も相当かかり、リスクが高いため難しい状況です。ですので、まずは、携帯ゲーム機で小さく生んで、「閃乱カグラ」のようにゆくゆくは据え置き機版も出すといった流れで、一つの IP で、3~5年くらいのサイクルで十分ビジネスをさせていただき、ユーザー様にも受け入れていただく。そのサイクルが会社の活力をもたらしてくれるのではないかと考えております。

もう一つは、そうはいっても今、時代はデバイスの境界線がなくなってきているということを、我々現場では切実に感じております。容量の問題やコントローラーが無いことなどありますが、スマホの性能はある意味で家庭用ゲーム機を超えています。ですので、コンテンツの性格によっては、いきなり携帯ゲーム機とスマホのマルチデバイスで展開するものもあるかもしれませんし、むしろスマホ向きと思えるものは、コンシューマの企画でもスマホ先行で広がった後に、その内容を充実させた作品を携帯ゲーム機に出すようなことも考えられます。まだタイトル名は公表しておりませんが、既に、コンシューマの部門でもスマホ向けゲームを開発しております。彼らはスマホの時代に適していると思っておりまして、いわゆるブラウザのソーシャルゲームとスマホネイティブゲームの最大の違いはタッチパネルの手触り感であって、この手触り感を出すのは本当に職人のような経験がものをいう世界で、剣を振るスピードやブロックが消えていく爽快感は、ソーシャルゲームブームから入ってきた人たちにはなかなか出せない領域です。その辺りをコンシューマの開発者は分かっています。

この二軸でコンシューマは取り組んでいこうと考えております。向こう1、2年は正直耐える時期だと思うのですが一回やめてしまうと再始動するのにはものすごいパワーが必要となりますので、ここは歯を食いしばって利益を出す形で存続していきたいと思っております。













マーベラスが今作っている新規IP










コンシューマはやめないが、コンシューマ部門でスマホ向けゲームを開発している、か・・・

時代は変わっちまったな(´・ω・`)













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