破壊力抜群の明治時代のキラキラネームをご覧ください
- 2015.7.2 20:41
- カテゴリ:雑学 その他 ,
前回の記事では、本居宣長もキラキラネームに憤慨していたことを紹介したが、時代が江戸から明治に移ってからも、世の中から珍名さんが減ることはなかった。
それがよくわかるのが、1959年に出版された『名乗辞典』(荒木良造編)である。
編者の荒木氏は、明治43年に東京帝国大学国文科を卒業し、大正7年から昭和18年にかけて同志社大学教授兼図書館長を務めた人物。 荒木氏は、同時代の人名について名簿などをもとに調査した結果を辞典に収めている。
キラキラネームについての研究をまとめた、その名も『キラキラネームの大研究』の著者である伊東ひとみさんが、この辞典の中から選んだ明治時代の「キラキラネーム」「DQNネーム」を紹介してみよう。
まずは辞典の「まえがき」に掲載されている男性名から。
「術(てだて)」や 「運(はこぶ)」あたりはまだマシなほう。
「囂(しずか)」という名前もある。
「囂の訓読みは『かまびすしい』ですから、『しずか』では字義と読みが正反対です」(伊東さん)
男性名よりも強烈なのは、女性名である。
「薫狼(かおろ)」「捨鍋(すてなべ)」「真善美(まさみ)」「日露英仏(ひろえ)」等々。
「真善美は、プラトンのイデア論が元ネタで、日露英仏は、この四カ国で同盟を結ぶべきということなのでしょうか……」(同)
同辞典には、他にも「紅玉子(るびこ)」「元素(はじめ)」「珍男子(うずひこ)」「〆子(しめこ)」「嗚呼老(あおい)」 「善男子(さがお)」「凸(たかし)」など、不思議な名前が数多く採録されている。
「凸」なんて、本当にいたのか?と思われるかもしれないが、
「叶凸さんという衆議院議員の方が実際にいらっしゃったのです。1930年に、符号字の名前が禁じられるまでは、『○(まどか)』『×(おさむ)』『丶(しるす)』といった名前まで実際にあったということです」(同)
もちろん、親なりの願いや想いが込められた名前だったのだろうが、現代の目で見るとその破壊力は抜群である。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150601-00010003-shincho-soci
山本五十六も結構な謎ネーム
>>5
父親の年齢から「五十六」と名付けられた
>>5,7
米軍情報部は日本人の男性は生まれた順に、一郎、次郎、三郎・・・
と名付けられる法則を知っていたので
「山本五十六」の名前を知って、彼の父親の絶倫ぶりに驚愕したという
左右対称な名前はイヤだな
昭和の時代にテレビで「|」という名前を見たことがある
確か「すすむ」という読みだったと思う
筆順は下から上に|と書いてたという記憶がある
鴎外とかも子供にふざけた名前つけてたもんな
本人はマジメだろうが
男の名前で珍男子なら、女の子の場合は満女子か?
それはさておき、珍彦(うずひこ)って日本書紀に出てくる人名なんだよね
今のDQNネームと違って古典の教養に由来する珍名
>>3がふざけた名前と言ってる鷗外の子の名前も
長男の於菟が「オットー」という西欧風の響きに加え
漢籍に根ざしたものでもあると>>1の記事のネタ本には書いてある
だが漢籍の素養が無い現代人には「ふざけた名前」としか映らない
こうした現代のDQNネームと明治の珍名との背景の違いが
実はこのネタ本のキモなんだよね
〆子(しめこ)がいいな。
確か力士の名前もめちゃくちゃだったんだよなw
囂しいとか…
いま、この時点でどんな読みか忘れたわ
紅彗星(キャスバル)
>>17
そこは赤彗星でシャアで
ばあちゃん明治生まれだけどカタカナで
レイ
>>18
白髪になってから本気出すんだよきっと
>>19
新世紀か、世紀末か、だな
正直、三井三菱住友銀行とか十分DQNネームだろ
東京J三菱JUFJ
小鳥遊 月見里 四月一日 一 谷谷谷谷
この辺もそうじゃね
「うし」というばあさんがいるが、
どういう願いが込められているのだろう。
>>27
巨乳への願いだろ
>>27
丑年生まれだろ
七五三之助→しめのすけ
簡単に嫁がせないようにする風習もったところがあったとか
>>37
俺だったら泣いてグレる自信あるわ
山川捨松とかいるし、「捨」の字を人名に使うのはわりと普通だったんじゃないの
秀吉が、わが子に強く育つように捨と名づけた話とかあるし
悪い神さまに目を付けられないよう
大事にしてません、粗略に扱ってますという意味を込めて
名前にわざと悪い字を当てるらしい
さんまのおばあちゃん
ゑステルさんだっけ?
>>40
大竹しのぶの母ちゃんや
うちは父方の祖母ちゃんも母方の祖母ちゃんも名前がきくというのさ。
〆子たんのS属性二次元化、だれか・・・
寿限無をしらんのか
九州男(くすお)という名前の男子は九州には結構いる
読み書きが不得手の人が役場で口述したと思われる名前が訛りのままだったってのを思い出した
行方不明で、なめかた しらず
という名前の人の話を本で読んだ事がある
今の上司が行方さんで、実際にある名字だったかと驚いたw
なんだ、ぷぅとか、ぐりむ、とか全然平均的じゃん!!
29:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!: 2015/07/02(木) 01:07:40.79ID:O.net
珍男子という名前は薄田泣菫の「茶話」に出てたが
ありゃ本名だったのか
日本人がどんなに頭をひねって変な名前つけたとこで
金珍玉さんのシンプルな破壊力には遠く及ばないのが悔しい
オタク趣味だけどオタクのノリは苦手なやつ
来月発売のBLEACHの新巻表紙クッソワロタwwwwwwwwwww
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コメント
2.気になる名無しさん2015年07月02日 20:48 ▽このコメントに返信
いちこめ
3.気になる加藤鷹さん2015年07月02日 20:55 ▽このコメントに返信
加藤鷹「あぁ~… いいよぉ… 〆子ちゃんの… あぁ~… いい///」
4.気になる名無しさん2015年07月02日 21:02 ▽このコメントに返信
※1
え?これって肯定する内容だったの?
てっきり、今現在残ってないようなひどい名前だから
今のDQNネームも一過性のもんで、
そういう名前付けないほうがいいって話かと思ったわ
5.気になる名無しさん2015年07月02日 21:07 ▽このコメントに返信
昔のDQNネームなんて今見たら普通の名前だろと思ったら現代とどっこいどっこいだった…
やはり変な名前は時代とともに淘汰されてちゃんとした名前だけが残るんだな
6.気になる名無しさん2015年07月02日 21:21 ▽このコメントに返信
昔、派遣で行った会社の工場長が「五十九萬」で「いくま」だったわ
結構、じいさんだった
昔から頭のおかしい親はいたんだな
7.気になる名無しさん2015年07月02日 21:22 ▽このコメントに返信
また過去の汚点をぶり返すとかどうなってるんだろうね?
いずれ廃れるんだろうけど、それまでにどれだけ被害者が出るか
8.気になる名無しさん2015年07月02日 21:22 ▽このコメントに返信
また過去の汚点をぶり返すとかどうなってるんだろうね?
いずれ廃れるんだろうけど、それまでにどれだけ被害者が出るか
9.気になる名無しさん2015年07月02日 21:26 ▽このコメントに返信
やっぱり漢字から読みが想像できないような名前は真似されず増えないみたいだな。
漢字を見て名前が読めない→その名前がつけられない、ってだけかもしれんがw
10.気になる名無しさん2015年07月02日 21:27 ▽このコメントに返信
捨てるなw秀頼の幼名は拾だ
11.102015年07月02日 21:30 ▽このコメントに返信
あ、すまん、「捨」は死んでもう死なないように「拾」って名づけたんだった
12.気になる名無しさん2015年07月02日 21:31 ▽このコメントに返信
兄弟多くて生活苦しい家庭だと、これで打ち止めになってくれって祈りを込めて末っ子にトメとかトメ吉とか付けてたらしいな
だったら中出しすんなやって話だが
13.気になる名無しさん2015年07月02日 21:38 ▽このコメントに返信
明治最大のDQNネームはTだろ
14.気になる名無しさん2015年07月02日 21:39 ▽このコメントに返信
違うなKか
15.気になる名無しさん2015年07月02日 21:45 ▽このコメントに返信
変なもんはいつの時代も変なままなんだな
16.気になる名無しさん2015年07月02日 21:58 ▽このコメントに返信
やべえ
術(てだて)さんとかカッコイイと思ってしまったw
素質あるかもしれないww
17.気になる名無しさん2015年07月02日 22:05 ▽このコメントに返信
嫁姑的なトラブルの末嫌がらせでわざと変な名前にされたけど親や親族が怖くて逆らえずそのままとか
そういうこともあり得そうな気がする
18.気になる名無しさん2015年07月02日 22:23 ▽このコメントに返信
今だったら紅玉子(サファコ)とかだったろうな
19.気になる名無しさん2015年07月02日 22:37 ▽このコメントに返信
レイは男名前にもある。
まあ泥吉とか亀治郎とか、鯉太郎とか鶴太郎なんて名前は普通だったな。
20.気になる名無しさん2015年07月02日 22:40 ▽このコメントに返信
確か、幕末の武士に多い一字名前も当時としては伝統を無視した名前だつたんだっけ。
あと、庶民のくせに〜子、というのも、公家趣味だとか言われて馬鹿にされてた。
その前は、所謂百官名を捩った数馬とか一学とか伊織あたりがまともな武士の名乗る名ではない、などと言われてたはず。
21.気になる名無しさん2015年07月02日 23:01 ▽このコメントに返信
大正生まれのじいさんの名前は虎獅狼(こしろう)。
22.気になる名無しさん2015年07月02日 23:06 ▽このコメントに返信
森鴎外の場合は、海外で活躍したときにきちんと名前を呼んで貰えるように
外人風の名前をつけただけであって、昨今のバカ親みたいにふざけてつけたるわけじゃないだろ
23.気になる名無しさん2015年07月02日 23:08 ▽このコメントに返信
※22
オー!日本人なのにおかしな名前ですネー!と言われるかもとは少しでも思わなかったのだろうか
24.気になる名無しさん2015年07月02日 23:33 ▽このコメントに返信
うちの親戚には大正生まれだが12人兄弟の末っ子で只男って人がいたわ。
子供はもう沢山で価値がないって意味か? って本人が笑ってた。
もう打ち止めだから、と末っ子にはトメさんも結構多かったらしい。
1.気になる名無しさん2015年07月02日 20:47 ▽このコメントに返信
で、おかしいから消えてったんだろ?
こういう少数の事例を持ち出されて今の風潮を肯定しようとされると嫌だなぁ