ヘクトル「エリウッド! 未来からお前の息子が来たぞ!」エリウッド「何!?」
ヘクトル「お前確か、息子の名前はロイにするって言ってたよな!?」
エリウッド「ああ」
ヘクトル「それって俺とニニアンとリンにしか言ってないよな!?」
エリウッド「ああ」
ヘクトル「その未来から来たって奴がお前の息子を名乗ってんだよ、ロイって名前で!!」
エリウッド「ということは……本当に未来から来た僕の息子なのか?」
ヘクトル「ああ! もう入り口で待ってるぜ!!」
エリウッド「わ、分かった……」
ガチャッ
ロイ「始めまして父上……ロイです」
エリウッド「……ヘクトル」
ヘクトル「なんだよ?」
エリウッド「……彼、亀だな」
ヘクトル「ああ、亀だな」
※キャラ崩壊注意
ニニアン「エリウッド様、どうしたんですか?」
エリウッド「ニニアン……彼を見てくれ」
ロイ「始めまして、母上」
ニニアン「は、母上!?」
ヘクトル「未来から来たお前の息子だってよ」
ニニアン「ええっ!? で、でも彼……亀じゃ……」
エリウッド(……はっ!! もしや……)
エリウッド「……ニニアン」
ニニアン「な、なんですか?」
エリウッド「実は君は……竜ではなく亀だったのか?」
ニニアン「違いますよ!?」
ニニアン「でもロイって名前はそういないですし……やっぱり本当に私達の息子なんでしょうね」
エリウッド「そうだともニニアン、僕と君の血を引き継いでいるんだ……顔もこんなに……」
ロイ「……」
エリウッド「……」
ロイ「……?」
エリウッド「……君、本当に僕達の息子かい?」
ロイ「!?」
ヘクトル「おいエリウッド、いきなり何言い出すんだよ」
エリウッド「ヘクトル……この顔を見ろ……なんだこのサングラス! なんだこの鼻!!」
エリウッド「美男美女の血を継いでいるならもっとイケメンのはずだろ! なんだこのブサイクは!!」
ロイ「父上……僕は……うぅっ」
ニニアン「エリウッド様……いくらなんでも……」
エリウッド「!! ……すまない、つい……」
ヘクトル「悪いなロイ、こいつは何も考えない口が悪い野郎なんだ」
エリウッド(一番言われたくないやつに言われた……)
ヘクトル「そういえば未来から来たって言ってたけどよ……なんでやって来たんだ?」
ロイ「……お願いします」
ニニアン「?」
ロイ「僕達の世界を……救ってください!」
エリウッド「何……?」
ロイ(……)
回想
ロイ『ファイアーエムブレムの世界に……?』
クッパ『そうだ! そこでお前は烈火の剣の世界に行き未来から来たエリウッドの息子、ロイを名乗るのだ!!』
ロイ『なぁ親父、息子を名乗った所で信じてもらえるのかよ? 多分似てないぜ?』
クッパ『驚くなロイ! なんとそのエリウッドの息子の名前はロイなのだ!』
ロイ『!! じゃあ俺がこの仕事を任せられたのも……』
クッパ『その通り! お前がロイだからだ!』
クッパ『ロイが生まれてない時代に行き、エリウッドとその仲間達を連れてこい! やつらは必ず戦力になる!』
ロイ『戦力……まさか!』
クッパ『そうだ! お前が上手く誤魔化してこの世界に来させ、クッパ軍に加入させるのだ! そして……』
ロイ『マリオを……倒す?』
クッパ『分かればよい! 早くエリウッドとその仲間達を連れてくるのだーー!』
ロイ『任せてくれ親父!!』
ロイ(マリオを倒すため……なんとしてでも誤魔化さねーと!)
ロイ「僕達の住んでいるキノコ王国では今、マリオという悪の親玉によって支配されようとしています」
エリウッド「キノコ王国……? 聞いたことないな」
ヘクトル「未来から来たんだぜ? 新しい国ぐらい生まれてるだろ」
ニニアン「確かにそうですね……」
ロイ「僕達だけでは到底敵わず……お願いです、力を貸してください父上、母上!」
エリウッド「ちょっと待て、未来の僕達はどうした?」
ロイ「そ、それが……全員が烈火のリメイクの署名運動をしていて不在の状態で……」
エリウッド「それは仕方ないな」
ニニアン(仕方ないのでしょうか……?)
エリウッド「息子の頼みとあれば仕方ない……いいだろう」
ロイ「ありがとうございます!」
エリウッド「そういえば肝心な事を聞き忘れたが……君はどうやって未来からここに来たんだい?」
ロイ「ワープ土管を使って来ました」
ニニアン「わ、ワープ土管?」
ヘクトル「未来から来たんだぜ? 新しい技術ぐらい生まれてるだろ」
エリウッド「君、なんでも未来で済ませようとしてないかい?」
エリウッド「よし、僕達だけだと不安だからほかの仲間を呼ぼう」
ヘクトル「そうだな、俺も今城にいるやつ呼んでくるわ」
エリウッド「もしもしロウエンか? 今日は……えっ? レストランが忙しい? そうか……」
エリウッド「ハーケン、なんで今日はいないんだ? ……えっ、イサドラとSEX中? そうか、頑張ってくれ」
エリウッド「……もしもしネルガル、この間なんでも言うことを一つ聞くって……は? 腹痛? ちょっと待て、そんな嘘は……くそっ、切れた」
ヘクトル「うちはセーラとマシューしかいなかったぜ」
マシュー「任せてください若様」
セーラ「私がいるからには大丈夫ですよ!」
ヘクトル「そっちは?」
エリウッド「リンディス達がキアランの仲間を連れて来るそうだ」
リン「お待たせみんな」
ヘクトル「おっ、噂をすれば」
ケント「久しぶりの戦ですね……」
セイン「未来にも可愛い人がいっぱいいると思うと……楽しみだぜ!」
リン「みんないろんな用事があって彼らしか連れてこれなかったけど……」
ロイ「十分です、ありがとうございます」
エリウッド「ええと……僕、ロイ、ニニアン、ヘクトル、マシュー、セーラ、リンディス、ケント、セイン……九人か」
ヘクトル「そんでよロイ、そのワープ土管ってやつはどこにあるんだ?」
ロイ「こっちです、着いてきてください」
レベッカ「ふう……今日はこんなところかな」
レベッカ「早く家に帰ってお兄ちゃんに……あら?」
エリウッド達「……」ゾロゾロ
レベッカ「こんにちはエリウッド様達! 何かあるんですか?」
エリウッド「やあレベッカ、ちょっとこれから戦いに行くんだ」
ロイ(!! 今、レベッカって……)
レベッカ「ま、また何か戦争が起こるんですか!? ……私も協力したいです!」
エリウッド「そうか、じゃあ君も来てくれ」
レベッカ「はいっ! ……あら? そこの亀さんは……」
ロイ「始めまして……乳母様」
一同「!!!!?」
レベッカ「えっ……う、乳母? 私が? どういうこと?」
ロイ「未来では母上が亡くなってしまい……レベッカさんが乳母となっています」
エリウッド「なんだって!?」
ニニアン「私……死んでしまうのですか!?」
エリウッド「嘘をつくのもいい加減にしろロイ!」
ロイ「あなたの息子ですよ……嘘をつくと思いますか?」
エリウッド「!! ……確かに」
ケント(それで納得するのか……)
ニニアン「ロイ……どうして私は死んでしまったの?」
ロイ「……食中毒です」
マシュー(呆気ねえ……)
エリウッド「だが今の事実を聞いたからには未来は変えれるかもしれない……気をつけようニニアン」
ニニアン「は、はいっ!」
ロイ「着きました、これがワープ土管です」
リン「この土管に入ればタイムスリップができるの?」
ロイ「はいっ!」
セイン「ロイ様! 敵を倒した暁には素晴らしい女性を紹介してくださいね!」
セーラ「あっ! 私にもかっこいい人紹介してください!」
ケント「お前達は……」
ロイ「では入りますよ」
エリウッド「ああ」
ビヨビヨビヨ……
ヘクトル「うおおっ!? なんだこの空間!?」
ロイ「この空間を先に進めば未来の世界に行けます」
セーラ「……ていうか勝手に進んでない?」
マシュー「こりゃいいな、楽して進める」
ロイ「……ではこの勝手に進んでいる間に……」
ロイ「……」チラッ
レベッカ「……?」
ロイ「……舐めさせてください、乳母様」
レベッカ「!!?」
ロイ「お乳を頂戴致す!」
ベロン!
レベッカ「きゃ、きゃあっ!///」
エリウッド「ロイ! 何やっているんだ!!」
ロイ「戦争前に栄養を蓄えなければ……」レロレロレロレロ
ロイ(うっひょお! たまんねえぜ!///)
レベッカ「や、やめて……ロイ……様……///」
セイン「……ロイ様!!」
ロイ「!!」
ケント(セインがあんなに険しい表情をするとは……余程怒っているんだな)
セイン「……俺にも舐めさせてください!!」
ケント「」
ロイ「じゃあセイン様は左乳首をどうぞ」
セイン「ひゃっほう!」
レベッカ「ちょ……ダメ……セインさん……///」
ロイ「……」レロレロレロレロ
セイン「……」レロレロレロレロ
レベッカ「ふあぁ……///」
リン「いい加減にしなさい!」
ザシュッ!
ロイ・セイン「ぐはっ!」
リン「ちょっとエリウッド! どういう教育させてんのよ!」
エリウッド「そうか……僕がちゃんと教育していない所為で彼はこんな非行を……」
リン「全く……子が親に似るっていうのは本当ね」
エリウッド「ちょっと待て! 僕はいきなり他人の乳首を舐めるやつだとでも言いたいのかい!?」
リン「変態でしょ? 親子三代揃って」
エリウッド「くっ……言い返せない!!」
マシュー(変態なのは認めるのか……)
ヘクトル「おい! なんか光が見えて来たぜ!」
ニニアン「もしかして……あの光が……」
ロイ「はい、未来です」
ピカアアアアアアアア……!
エリウッド「うわっ、眩しい!」
ビヨビヨビヨ……
セーラ「着いたの?」
ロイ「はい」
ノコノコ「ロイ様が帰って来たぞーー!」
パタパタ「おかえりなさいロイ様!!」
トゲノコ「過去の人達も強そうなやつばかりだ!!」
ケント「彼らは……?」
ロイ「僕の部下です」
エリウッド「……ヘクトル」
ヘクトル「なんだよ?
コメント一覧
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- 2015年07月03日 23:09
- ヘクトル様、ウェンディはアンタの部下や……
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- 2015年07月03日 23:32
- 亀……?と思ったが>>6で全てを察し吹き出した
戦力最強はどう転んでもヘクトルだと思うのだが……
-
- 2015年07月03日 23:52
- マリオ&ヨッシーのクラスはドラゴンナイトか。
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基本やられ役だけどよりにもよってのタイミングでユニットを倒しやがる的な意味で