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リン「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」エリウッド「リンディス……?」|エレファント速報:SSまとめブログ

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リン「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」エリウッド「リンディス……?」

1: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:07:10.01 ID:XxnP4QyeO

リン「!! ……み、見てたの?」

エリウッド「あ、ああ……つい……」

リン「……そう、バレたら仕方ないわ」

エリウッド(僕はとんでもないものを見てしまったのか……?)

リン「エリウッド……これを見て」

エリウッド「これは……」

リン「エレブ大陸の人達に聞いた……『名前に『りん』が入ってる好きな人物ランキング』よ」

※キャラ崩壊注意



2: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:07:52.12 ID:XxnP4QyeO

エリウッド「このランキングがどうかしたのかい?」

リン「このランキングはベスト3しか発表されてないけど……兎に角見てみて」

エリウッド「あ、ああ……」

エリウッド(普通にリンディスが一位じゃないのか……?)

エリウッド「……ん!?」

リン「……驚いた?」

エリウッド「なんだこれは……リンディスがランキングに入ってないじゃないか!」

リン「そう……一位は渋谷凛、二位は星空凛、三位は遠坂凛よ」



3: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:08:22.73 ID:XxnP4QyeO

エリウッド「ちょっと待ってくれ、僕はこの三人を全く知らないんだが……」

リン「私もこのランキングを見るまで知らなかったわ……」

エリウッド「この三人は……一体何者なんだ!?」

リン「……驚かないでエリウッド」

エリウッド「……?」

リン「この三人は……全員二次元よ」

エリウッド「なんだって!? 君は二次元に負けたのか!?」

リン「……」

エリウッド「す、すまない……つい失言を……」



4: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:08:49.82 ID:XxnP4QyeO

エリウッド「つまり君は……一位である渋谷凛の魅力を知るために……」

リン「ええ……モノマネをしてたの」

エリウッド「それで……何か分かったかい?」

リン「……とりあえずエレブ大陸の人達がクールな人が好きっていうのはなんとなく分かったわ」

リン「そして……」

エリウッド「そして……?」

リン「……私、アイドルになるわ!」

エリウッド「!!?」



5: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:09:16.01 ID:XxnP4QyeO

エリウッド「ちょっと待てリンディス、どういうことだ?」

リン「彼女に勝つには……同じ土俵で戦わなきゃいけないと思うの」

エリウッド「この渋谷凛というキャラはアイドルなのか?」

リン「そうよ。 二次元は動いてくれないでしょ? だから私が動くしかないじゃない」

エリウッド「リンディス……」

リン「一位になってないってことは……キアランの人達に認められてないってことだと思うの……」

リン「だからこれは……一人前の公女になるためでもあるの!!」

エリウッド(納得……していいのか?……というかサカに帰ったんじゃなかったのか)



6: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:09:42.27 ID:XxnP4QyeO

エリウッド「ということは……君はこれからアイドル活動を始めるのかい?」

リン「ええ……でも一人じゃ駄目なの」

エリウッド(まさか僕もリンディスの手伝いをするのか? 面倒くさいな……)

リン「プロデュースをしてもらうの……」

エリウッド(ああ、やっぱり……)

リン「……ヘクトルに!」

エリウッド「!!?」



7: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:10:09.56 ID:XxnP4QyeO

エリウッド「リ、リンディス……僕じゃないのか!?」

リン「ええ、違うわ」

エリウッド「ヘクトルが……あいつがプロデュースなんかできると思うか!?」

リン「う、うるさいわね!! できるわよ!」

エリウッド「そうか……そうやって二人で一つのことをやり遂げることで距離が更に縮まると……」

リン「よ、よく分かったわね……」

エリウッド「なら僕は文句は言わないよ……二人で頑張ってくれ」

リン「……エリウッド、あなたもよ」

エリウッド「えっ」

リン「あなたには……私のライバルユニットをプロデュースしてもらうわ!!」

エリウッド「……はい?」



8: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:10:36.68 ID:XxnP4QyeO

エリウッド「ま、待ってくれリンディス。 ライバル……そしてユニットだと?」

リン「そうよ、アイドル活動をするのは私一人じゃなくてグループでなの」

リン「そしてライバルユニットがいることで競争心が芽生えて意欲も上がるはずよ!」

エリウッド(ああ……なんて面倒くさいことに……)

エリウッド「それでリンディス……ユニットと言っていたが誰と組むのかは決めているのかい?」

リン「それはまだ決めてないわ、ヘクトルに決めてもらうの」

ヘクトル「あー……斧どこかに落ちてねーかなー」

リン「ヘクトル!?」

エリウッド「ちょうどいい……ヘクトル!!」

ヘクトル「あん? なんだよ?」



9: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:11:04.64 ID:XxnP4QyeO

ヘクトル「あー……要するに俺とエリウッドがアイドルをプロデュースをするってことか?」

リン「そう! 期間は一週間!!」

エリウッド「一位になりたい割には短くないか!?」

リン「そ、そうかもしれないけど……期間が短いからこそ怠けずに済むでしょ? 長いとまだ先だからいいや〜ってなるし……」

リン「それで一週間後にフェレドームに集合して……そこでお互いの力をぶつけ合うのよ!」

リン「それで見てくれたお客さんにどっちが良かったかを投票してもらうのよ!」

エリウッド「そうか……」

リン「それでヘクトル……あなたに誰をメンバーにするか選んで欲しいの」

ヘクトル「つってもなー……俺、アイドルとか全然興味ねーし……」

リン「あ、そうなの」ゴゴゴゴ

ヘクトル「わ、分かった! やってやるぜ!」

エリウッド(リンディスはいつの間にあんな技を……)



10: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:11:38.73 ID:XxnP4QyeO

ヘクトル「……よし! もう決めたぜ! ついでにエリウッドの分もな!」

リン「本当!?」

エリウッド「おい、なんで僕の分も勝手に決めてるんだ」

ヘクトル「いいからいいから! お前も絶対喜ぶからよ!!」

エリウッド「僕が……?」

リン「教えてヘクトル!」

ヘクトル「ああ、発表するぜ。 まず俺の方は……」

エリウッド「君の方は……?」

ヘクトル「……フロリーナ、ファリナ、セーラの三人で行く!」

エリウッド・リン「……へ?」

ヘクトル「そんでエリウッドの方はリン、ニニアン、フィオーラの三人だ!!」

リン「待ってヘクトル!! なんで? なんで私はエリウッドの方なの?」

ヘクトル「ん? 俺がお前をプロデュースしなきゃいけないなんて決まりあったか?」

エリウッド「そういえば君はヘクトルにプロデュースしてもらいたいって僕にしか言ってなかったな……」ボソッ

リン「そ、そうね……」

ヘクトル「このメンバーだと全員支援関係があるだろ? 支援関係ないやつと比べたらやりやすいしな」

エリウッド「珍しいな……君がそこまで考えているなんて」

ヘクトル「そんで……今日から一週間、そいつらに歌とか踊りとかレッスンさせればいいんだな?」

リン「そうよ」

エリウッド「リンディス、僕が一人前のアイドルにしてやろう」

リン「エリウッド……」

エリウッド「そしてヘクトルに君の可愛さに気づいてもらうと同時に君をプロデュースすれば良かったと後悔させるんだ」ボソッ

リン「ええ」ボソッ

ヘクトル「お前ら、何こそこそ話してんだ?」

リン「な、なんでもないわ! 兎に角一週間後に会いましょう!」

ヘクトル「おう! ……エリウッド、今回の二カ月に一回の対決はこのアイドルプロデュース対決にしようぜ!! じゃあな!」

エリウッド「ああ!」



11: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:12:14.89 ID:XxnP4QyeO

フェレ城

エリウッド「……よし! みんな集まっているな!」

リン・ニニアン・フィオーラ「はいっ!」

フィオーラ(エリウッド様にプロデュースされるなんて……なんて素敵///)

エリウッド「そういえばまだ君達には彼女を紹介してなかったな」

ニニアン「彼女……?」

エリウッド「今回、千川ちひろ枠で僕のアシスタントをすることになったルイーズさんだ」

ルイーズ「よろしくお願いしますね」

フィオーラ「よ、よろしくお願いします!」

リン「エリウッド、なんであなたが千川ちひろを知っているの?」

エリウッド「ああ、僕もあれから渋谷凛が登場しているアニメについて調べたんだ……折角だからこういうところも再現しようと思ってね」

ルイーズ「でも、私……アシスタントと言っても何をすれば……」

エリウッド「お茶とかついでもらえますか?」

ルイーズ「分かりましたわ」

ニニアン「あの……エリウッド様」

エリウッド「今の僕はプロデューサーだ、プロデューサーと呼んでくれ」

ニニアン「す、すいませんプロデューサー……」

エリウッド「それで……用はなんだい?」

ニニアン「あの……最初は何をすればいいんでしょうか?」

エリウッド「そうだな……まずは君達の実力をみたい」

リン「実力?」



12: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:12:46.63 ID:XxnP4QyeO

エリウッド「とりあえず君達の踊りと歌をみてそこから個別に指導しよう」

フィオーラ(エリウッド様の期待に応えないと……)

エリウッド「ルイーズさん、BGMを」

ルイーズ「分かりましたわ」プチッ












エリウッド「よし、大体見せてもらったぞ」

リン「どうでしたかプロデューサー? ……私達の踊りと歌は」

エリウッド「……くそっ!」バンッ!

ニニアン「……プロデューサー?」

エリウッド「誰か一人が踊りが下手だったり音痴だったりして熱血教育をする的な展開をやりたかったのに……」

エリウッド「みんな……それなりに上手いじゃないか!!」バンバン!

フィオーラ「お、落ち着いてくださいプロデューサー!! 机をそんなに叩いては壊れます!!」

エリウッド「うるさーい!」バンバンバンバン!

リン(子どもだわ……)

ルイーズ「プロデューサー、こういう時はお茶をお飲みになっては? どうぞ」

エリウッド「……そうだな、いただく」ゴクゴク

ニニアン「落ち着きましたね……」

リン「手懐けてるみたいだわ……」



13: ◆LYNKFR8PTk:2015/07/05(日) 21:13:15.59 ID:XxnP4QyeO

エリウッド「うーん……悪くはないんだけど……なんか目新しさがないな」

フィオーラ「目新しさ……ですか……」

エリウッド(……そうだ!!)

エリウッド「リンディス……君は確か履いてないんだったね?」

リン「は、はい……」

エリウッド「……それを押していこう!!」

リン「えっ、ええ?」

エリウッド「ニニアンもフィオーラも履かないんだ!! 『履かないアイドル』として売り出していこう!! 斬新だろ!?」

ニニアン「プロデューサー……いくらなんでもそれは……」

フィオーラ「プロデューサー!!」

ニニアン「ほら、フィオーラさんも……」

フィオーラ「折角なので『儚い』とかけてはどうでしょうか!?」
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    コメント一覧

      • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年07月05日 23:02
      • 3 ふーん、悪くな…悪く……

        うーん……
      • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年07月05日 23:27
      • タイトルが卑怯w
      • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年07月05日 23:30
      • 朝比奈りん「ゴゴゴゴゴ」
      • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年07月05日 23:32
      • 思えばリンってたくさんいるな。
        鏡音リン、メイ・リン、他にもいるはず。
      • 5. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年07月05日 23:33
      • 相変わらず面白いなww
        ロウエンwww
      • 6. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2015年07月05日 23:50
      • 烈火久しぶりにやり始めたわ
        ifと一緒にやると混乱して楽しい

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

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