PatentlyAppleは2日(現地時間)、米アップルが、新たにP2P(Peer to Peer)方式を用いた送金サービスに関する特許を取得していることが明らかになったと伝えています。
送金したい金額を入力する
この新サービスは、iOSデバイスを利用するユーザー間で、アドホック通信により簡単かつ安全に送金することが可能になるというもの。第三者への情報の流出や外部からの悪質な干渉を未然に防ぐべく、情報の送受信時には暗号化処理が施されることになるようです。
送金を実行する手順としては、まず「Apple Wallet」アプリを起動して送金に使用するカードを選択。その後、送金したい金額を入力し、近くにいる相手を選択した後、Touch IDで決済をすれば完了です。
送金サービスの実行プロセスの解説図
この特許は、USPTO(米国特許商標局)によって公開されたばかりで、具体的にいつ頃、あるいは実際にこのサービスが実装されることになるかについては何の手がかりもありません。とはいえ、Apple Payというシステムの普及を精力的に進めているアップルの姿勢を見る限り、そう遠くない将来に実装されることになるかもしれません。
[PatentlyApple via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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