『週刊少年マガジン』連載、「UQ HOLDER！」のStage.86　縮まったり遠のいたり
刀太にとっては翌日でもキティにとっては40年後。だから会うのはこれが最後と告げられる。別れを惜しむ刀太は翌日も行ってみたらキティは居ない…。けれど書き置きがありました。
287年後　お前にとっては4日後の朝　また会ってほしい
これが最後と言っておきながらキティにとっても別れが惜しかったようです。287年後にまた会いたいと──

この日の修行は今までの総括みたいなもの。刀太には『必殺技 伝授の書』が用意されました。これを読むだけでフェイトにすら勝てるかもしれないというモノらしいです。

また他の3人に用意されたのはコレ。えーと、三太が小夜子からのメッセージを読みたいだろうはともかく、九郎丸とキリエはむしろ読みたくない・読まれたくないシロモノですな。これらを一つの箱に入れて下にある廃城に投げ捨てた。凶悪な魔物が徘徊してる中を探し出せというわけです。ただし飛び降りるのではなく500km先からココを目指せと…

ってわけでダーナの腕力+魔法によって、たった10分で500kmも離れた地に投げ捨てられた刀太たち。音速を超える速さで生身で空を飛ばされるとは不死ならでは。普通の人間だったら絶対死んでますって。

4人に課せられたのは廃城までの正確な位置と一ヶ月の猶予。余裕はあるからここで休暇を取るのも自由だそうだ。けれど刀太はこんなことしていられない。4日後に行かなければキティとはたぶん二度と会えないだろうから。
ダーナに訊いたところ難度で言えば二週間、どんなに急いだところで4日はかかるミッションだそうだ。これを言う際にダーナはニヤリと笑ったことから、どうやらキティの書き置きをダーナも読んで あえて最短でも日かかるようにしたと見るべきでしょう。意地が悪いっちゃそうだけど、ギリギリに働いてこそ真の力を引き出させようとするダーナの親心だと私は思うね。

瞬動術を使う直前で現れたのはキリエ。私が手伝ってあげると言うも、腹の中では最後に出し抜いて燃やそうと企んでいるようだ。キリエは男風呂に平気で裸で入っていくのに、それ以上に恥ずかしいことがあるなんていったいなんだろうな。
それはそうとこのキリエはなかなか可愛く描けてるので気に入りました。今後もこのキリエにしてください。　つづく