作家名:カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ (Caspar David Friedrich)制作年:1824年技法・素材:油彩、カンヴァスサイズ: 91 x 162 cm様式:ロマン主義国: ドイツ ロマン主義を代表するドイツ人画家カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの代表作。北極探検に向かった船が氷海で沈没した悲劇を描いた作品。画面右側中央に船の一部が見える。
ギリシアやローマ時代(ダビデ像とか)の「完璧な人間像がやっぱ渋くていいね」といって復興させた古典主義(コンサバ系)に対して、「人間には様々なリアルな感情があってこそ魅力的なんだ (この絵では自然への畏怖の念)」といったのがロマン主義(ロマンチスト)。
人間の乗った船よりも、氷魂がメインに描かれているところに注目したい。