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toon WORKSHOPの変形ヘッドホンTHP-01は本日発売。ロンチパーティー開催 - Engadget Japanese


「変形ヘッドホン」として話題になった toon WORKSHOP THP-01 が本日から受注を開始します。初回出荷は7月27日。

また本日7月15日19時からは、toon WORKSHOP のブランドディレクター Mr. Hahn (Linkin Park)ほか多数のアーティストが出演する一般参加のロンチパーティーを東京の代官山UNITで開催します。

toon WORKSHOP THP-01 変形ヘッドホン

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9 枚




toon WORKSHOP は、米国の人気グループ Linkin Park のDJ でおたく文化好きでも知られる Mr. Hahn と、グッスマことGOOD SMILE COMPANY が展開する新ブランド。ガシャッと変形するTHP-01はその第一弾プロダクトです。

ヘッドホンとしての機構・音響設計・製造は「日本の老舗メーカー」が担当。公式ページではなぜかふんわり表記ですが、これまでの露出ではフォステクスの名前が挙がっています。クリエイティブ・ディレクターは、東亜重工ブランドでも知られるデザイナーのメチクロ氏(MHz)。

最大の特徴は256パーツという、頭がどうかしてしまったとしか思えない精巧な機構でガシャッと派手に変形すること。コンパクトに畳めるヘッドホンはいろいろとありますが、THP-01は「そこがそうなるの?!」と思わせる意外な分割やスライド機構と、さらに意外な変形後の堅牢さが驚きです。







実際に変形を試してみると、最初はどこを持つべきなのか、変に力を入れると壊れてしまうのではないかとビクビクしますが、何度か試して動きが分かってしまえば簡単。変形そのものは装着時の余裕あるフィット感と収納時のコンパクトさ・堅牢さを実現する実用機能ではあるものの、手の中で派手にカシャ!シャキッ!と動かすことには視覚・聴覚・触覚の楽しみまでおまけについてきます。

ヘッドホンとしての仕様は、40mm径ダイナミックドライバ、再生周波数帯域20Hz~20kHz、音圧レベル96dB(1kHz,1mW)、インピーダンス:30Ω。重さは約350g。接続は3.5mmステレオミニプラグの有線のみ。サウンドはブランドディレクターのMr. Hahn氏によるチューニング済み。

本日発売になるのは「変形はド派手だけど色はロープロファイル」なStealth Blackモデルですが、近日中には『東亜重工製通信用端末・二零式』なる名称の外装違いが[白](白 x 朱色の継衛カラー)、[黒](マットブラックに白字)の2モデル、また アーティスト河村康輔 氏が大友克洋作品をコラージュしたデザインのRE:construct Ver.1 モデルもそれぞれ発売を控えています。




『東亜重工製通信用端末・二零式』は、5月末に秋葉原で開催したEngadget例大祭イベントの東亜重工ブースでも試聴可能な状態で展示があり、例の変形機構を試してみたい、肝心の音質は値段に相応しいのか確認したいという人が多数訪れていました。



収納時には小さく頑丈になるため真面目に実用でありつつも、複雑さと滑らかさ、堅牢さのために256部品を要したという変形はやはり酔狂の極みです。とはいえギミックが装着感も音も犠牲にしていないとなれば、またヘッドホンをファッションアイテムと考えるならば、見た目のバカバカしい格好良さもまた性能のうち。当初は「どうしてここまでやった?」と思わされますが、カシャカシャと触っているあいだに「これまでどうしてここまでやらなかった?」と疑問が湧いてくるあまりない製品です。

価格は本日発売のステルスブラックが税別4万5000円。スペシャルモデルは5万5000円。実用性、ファッション性、ケレン味までは兼ね備えていますが、価格性能としてどうかは各自「カッコイイ変形性能」をどう評価するかで大きく変わりそうです。


toon WORKSHOPの変形ヘッドホンTHP-01は本日発売。ロンチパーティー開催

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