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「ノストラダムスの予言はほとんど当たっていなかった→翻訳した女性が改変」海外の反応:らばQ
2015年07月15日 12:07
 

ノストラダムスの予言はほとんど当たってなかった
「ノストラダムスの大予言」は、1999年に人類が滅亡する説が特に有名で、日本でも70〜90年代にかけて本が大量に出版され、一世を風靡しました。

当時の理解では、とにかく的中率の高い予言者として大人気でしたが、幸いにも世紀末に人類が滅亡することはありませんでした。

実際は予言のほとんどが当たっておらず、当たったと言われているものの多くは翻訳した女性が修正したものだったそうです。

The Greatest Secret of Nostradamus

1503年にフランスで生まれたノストラダムスは、医師、占星術師として活動しました。予言については「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」を出し、当時としても、かなりもてはやされる存在でした。
ミシェル・ノストラダムス師の予言集 - Wikipedia

しかしながら現代語訳に翻訳されていく過程でかなりの編集が入り、翻訳をした女性秘書がノストラダムス師の熱心なファンであったことも、編集に創造(加筆修正)が入った理由だと言われています。

ほとんど史実に脚色したもので、名前や数字など、彼女は「驚くほど正確な予言である」と表現していました。たまに未来のことも書かれていましたが、大半は当たっておらず、その度に、正しい日と名前で更新しなおしていたようです。

「ミシェル・ノストラダムス師の予言集の予言は、(詩であるなど)解釈の難しい書き方がなされており、例えば多くのノストラダムス研究者が「9・11のテロはノストラダムスに予言されていた」と言うものの、誰も起こるまではそのことに触れておらず、後付けでいくらでも解釈しなおせる予言であると説明されていました。

このノストラダムスの解説に対する、海外掲示板の意見をご紹介します。

●「重要なイベントの近くには川がある」
ノストラダムスはちゃんとわかっていたんだ。

●(1万語ほどのちんぷんかんぷんな文)「帽子をかぶり、名前にAが入った男がいるであろう」(1万語ほどのちんぷんかんぷんな文)
>ノストラダムスがフランツ・フェルディナント・フォン・エスターライヒ=エステ” Archduke Franz Ferdinand”の暗殺を予言したぞ!

●「世界の戦いが始まる日に、太陽は昇るであろう」

●占星術がでたらめってのと、ほぼいっしょ。

●高校のときにノストラダムスの特別番組を見て、彼は本物だと確信したのを覚えているよ。
証拠の部分を切り取ったり、反論させにくい構成は、物事をわかっていない若者を確信させるに十分だ。
歴史がらみの番組は同じ理由で害がある。
少なくとも、何でも信じてしまわないことや、疑いを持つことを学ぶ助けにはなった。

●ノストラダムスの秘書がしたことは、中世バージョンの、ハードディスクのクリーンアップだな。

↑良い秘書だったんだよ。

●ノストラダムスは宇宙人だったはずだぞ。僕が読んだ本では、そう証明されていた。

↑自分が読んだ本では、彼は火星から来たと書いてあった。宇宙人とは書いてない。

●ほとんどの予言はあいまいな表現だったので、翻訳でかなり意味を持たせることができた。

●16世紀に秘書がいたってことを知った。


ノストラダムスの教育レベルが高かったことや、尊敬される医師だったことも、簡単に信用されやすい材料のひとつとなっていたようです。

自分の予言が数百年後に、世界中で信じられたり信じられなかったりするとは、ノストラダムスは予見していたのでしょうか。

TIL most of the facts about Nostradamus are false,

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