日本も物騒になってきたとはいえ、治安の良い国ランキングでは常に上位に位置しています。
海外掲示板で、治安の悪い国や犯罪都市と呼ばれるところに住む人々に、以下の質問が投げかけられていました。
「安全なところに住んでいる人が知りもしない、普段から気をつけていることはどんなことですか？」
興味深い回答をご紹介します。
●アメリカ・デトロイトに住んでいるけど、常に周りを気にしているよ。ヘッドフォンなし、明るいところを選んで歩く、影になるコーナーや木の下は避けている。
あと大事なのは、地元住人らしく自信を持った振る舞いをすること。
暗がりを家に帰るときはスナックでも食べながら歩く。そうするとみんながこの辺の住民だなと思う。
↑スナックのトリックは重要。
●ニューオーリンズのホームレスの高齢者がお金をせがんできた。
友人が「すまんが現金を持ち合わせてないんだ」と言うと、そのホームレスは靴から5ドルを出してきて、「いつも現金は持っておきなさい。ここらじゃ時間を無駄にされたと叩きのめす連中がうろうろしているからね」と渡してきた。
●ホンジュラス共和国のテグシガルパに住んでいるが、かなり危険な国だよ。
みんなの話も正しいが、自分が付け加えるなら「現金を隠す」という行為はいい考えではない。警察はもちろんいるが、日中に人が殺されても間違いなくそのまま捕まらない。なので強盗のような奴らを怒らせちゃいけないんだ。ギャングは撃ち殺すことを何とも思っちゃいない。そして死体になったところからいろんなものを持っていく。だから必ず現金を持っていること。
彼らをがっかりさせちゃいけない。ひどい話だが、命はやっぱり大事だろう。
●犯罪率の高い都会で大学に通っていた。若く金を持った学生もうろうろする貧困な地域で、そのため自動車の強奪や、車上荒らしも多い。
気を付けていることは、車に何も置かないこと。レシート、ケーブル類、ゴミなどを見えるようにしておかないこと。
泥棒は現金を欲しがるので、何もなさそうな車は手を出しにくい。そうしたシンプルなことが盗難の可能性を下げる。
●吹き抜けのある公共の階段を避ける。悪い男たちにとってそんな完璧な場所はないんだ。善良な市民を待ち伏せするためにたむろしている。自分は大都市の大きな病院で働いているが、公共のそういった階段でいったい何人が襲われたり被害にあったりしているかわからないほどだ。
●エジプト・カイロに住んでいるが、多くの暴力がある。
たとえば数日前には、家から150ｍのところにあるイタリアの領事館が爆破された。自分が言いたいのは警察や警備には近づかないほうがいい。彼らがターゲットになりやすいからだ。そしてテロリストが警察や兵士を殺していないときは、一般市民を殺していたりする。普通は交番を安全と考えるだろうが、実は逆なんだ。
●非常に治安の悪い都市の真ん中に住んでいたが、とにかく大人でも周りに注意を払わないといけない。今は住んでいないが今でもその癖が抜けない。
・誰かが後を付いてきているかどうか。
・近くに若者など脅威になる大きなグループがいるかどうか。
・これから歩く先に、車が急に停まったかどうか。
・絶対に目に付くところでお金を数えたり見せたりしない。
・屋内に入った瞬間にロックをかける。
●夜中以降に、ドアをノックされたら開けてはいけない。
●自分が手放したくないものを持って歩いてはいけない。
●とてもおすすめだが、小さくて強い光を放つ懐中電灯を持ったほうがいい。結構値段は高いが、どこにでも持っていけるし、持つのに資格もいらない。危険な地域で攻撃的な連中が近づいてきたら、少なくとも相手の目を照らすことで猶予を稼げる。もし相手が悪いヤツでなくても、それはトラブルにならない。
●照らされていない場所は避けろ。
治安の悪いところに行かずにすむなら、それに越したことはありませんが、知らない土地ではうっかり迷い込んでしまうこともありうるので、こうした知識が身を助けてくれるかもしれません。
日本でも油断はできませんが、こうした地域・国々と比べると恵まれているなと感じます。
People that live in more violent or crime ridden cities
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