『週刊漫画ゴラク』連載、「極!!男塾」の第34話
男塾内部に裏切り者が居る!?　スサノヲから衝撃的な事実を知らされた桃たち。それだけでない、スサノヲがこのセンゴク星に来たのは桃たちの大和魂(つまりタマタマ)をいよいよ回収するためだったのだ。使うのは『宇宙瓢箪』というデカい ひょうたん。西遊記の金閣・銀閣が使った ひょうたんよろしく、何でも吸い取ってしまうそうで数万人の鎧武者たちがアッという間にひょうたんの中。
さぁ今度は貴様の番だと桃に向けたところ逃げようとしません。
「男塾に逃げるという言葉は無い　敵が強大な程 その分 前に進むのだ!!」
さすがですね。無謀っちゃ無謀だけど「敵わない相手とは戦わない」のが信条の武蔵とはここが違います。でもこのセリフ…いや、これは後で書くとしよう。

そんな時に見慣れた宇宙船が落ちてきたー！　これはランボル星の格闘技大会・ウラカンでの優勝者に贈られた宇宙船。ってことで中から現れたのが上の画像。「暁組」「極組」及びカグヤ・ボギー・サガたちが一同に登場だぁーー！
でもこれはスサノヲにとっては渡りに船。わざわざ向こうから吸い取られに来たのと同じですから。ここで桃が叫びます。

おいおい桃よ　逃げないんじゃなかったのかよww
結局は逃げるんじゃねーか。強がってみてもやはり状況を正しく理解すべきだったな。
『宇宙瓢箪』が稼動し始めて絶体絶命。ここに立ち塞がったのが生徒会長でした。吸い込み口を身体で覆って地球に帰るよう叫びます。

いくら巨大な生徒会長とはいえ吸引力は凄まじく、身体に穴が開いてしまった…　それでも決死の覚悟でタワーロケットが飛び立つまで離そうとしない生徒会長！
「か 帰って日本を守るんだ…!!」
その姿に唇を噛み締めてロケットを発進させる桃。高く飛び去ったのを確認してから生徒会長は力尽きるのでありました。

船内では極組を中心に涙で濡れていた。学帽政は深く静かに誓います。
「俺たちはその名を決して忘れない　この仇は必ず討つ…!!」と。
このコマの一番左は武蔵。成り行きでついてきてしまったのですね。このまま男塾入りになりそうです。

その頃 日本の塾長宅では独眼鉄が警備に就いていた。ある男に「心配するな　この俺がおれば宇宙人一匹 近づかせはせん」と言うものの、お前の警備じゃ不安なんだよと思った人 手を上げてー！

ど 独眼鉄がやられたー!!　(虎丸のセリフ口調で)
あぁ遂に裏切り者による被害者が出てしまいました。相手に対する口調から目上の者──死天王ではないようだ。

塾長に迫る刺客。そのシルエットはいったい!?　でも塾長の頭って刀を折るほど強いのでドス程度では敵わない、つーか、そもそも塾長に勝てる人なんて居るの？　つづく