ロシアが日本漁船を「だ捕」しました。
画像:【サケ】
http://wwf.panda.org/?249034/Russian-ban-on-driftnet-fishing-a-win-for-sea-life-communities
18日の午後7時近く、ロシアの排他的経済水域(EEZ)で操業していた日本漁船「第十邦晃丸」
(ほうこうまる 北海道広尾漁協所属)を、ロシア・サハリン州国境警備局が「だ捕」したと日本側に
連絡が入りました。
同局によると、日本漁船は海域のチェックポイントで洋上検査を受け、捕獲したベニザケが
漁獲枠制限(1隻当たり=26.49トン)を472キロ超えていたとのこと。
連絡を受けた外務省は
「だ捕された場所は北方領土周辺と聞いており、今回のロシア側の主張は受け入れられない」
と抗議し、在京ロシア大使館に対し、漁船の返還と乗組員の解放を申し出ています。
なお、乗組員11人にケガなどはなく、健康状態も良好とのことです。
ロシア側は今後、同船を国後島に連行する予定です。
北方領土をめぐる問題が再燃化しそうです。