転載元:男「見ろ! ケツにドス紫色のチンポが突き刺さってやがる…!」【八角館の愛人】
某大学の推理小説同好会の6人が合宿で訪れた孤島の館、“八角館”で事件は起きた――
――1日目・島――
5人は港から漁師の船に乗せてもらい無人島へ向かっていた
雌「あそこに見えるのが八角館ね!」
♂「ここからじゃ形がよくわからないな」
牝「雄くんが先に行って準備してるんだよね?」
牡「どんなサプライズがあるか楽しみだな、げへへ」
♀「サプライズよりももっと楽しみなのがあるくせに…」
5人が島へ上陸すると雄が出迎えた
雄「ようこそ皆さん、八角館へ!」
八角館に入り玄関を抜けると、異様な形のホールへと出た
・【R-18】兄「女装してたら弟に告白された」【胸糞注意】
・男「俺のち○こはこの世で最も強い」
・ヴォルデモート「ポッターを倒して俺様が勝った」
・魔法使い「勇者さんは、私の命の恩人ですから」勇者「いいえ」
・【閲覧注意】貞子「俺!!お前の事好きだぜ!!ビデオ見てくれたから!!」
八角館は雄が親戚の不動産屋から此度の合宿のために借りたものだった
雄「今日から4日後に迎えの船が来ます」
雄「それまでの3日の間に皆さんには
我が推理小説同好会の会誌に載せる推理小説を一遍書いてもらいます」
牡「俺は今日一日執筆に集中させてもらって、明日の本番に備えるとするかな」
牝「本番?」
♀「えっと…明日になればわかるわ!」
♂「牝ちゃんも明日に備えて今日中にミステリー書き終えちゃったほうがいいよ」
牝「そうなんですか? それじゃあそうしてみます」
各自はそれぞれ割り当てられた部屋に籠もり、これから始まる狂乱の宴の準備に取り掛かった…
――1日目・本土――
某の元へ一本の電話が入った
漢『やぁ、元気にしてるかい? 漢だ。君にちょっと聞きたいことがあるんだが…
今朝俺のところに妙な手紙が来てね。もしかしたら君のところにも届いているかと思って』
某が郵便受けを確認すると一通の手紙が入っていた
お前たちが殺した嬢は、私の大切な人だった
中出し精子
漢『これからそっちへ行っていいか?
それと、実は友人をもう一人連れて行きたいんだが…』
某「友人ですか…。えぇ、いいですよ」
某のアパートに漢ともう一人が訪れた
氏「どうもお邪魔しちゃってすみません。僕は氏というものです」
漢「氏とは同じハッテン場で知り合って意気投合しちゃった仲でね」
漢「にしても相変わらず女っ気のねぇ部屋だな。一人で寂しい夜もあるんじゃないか?」ニヤニヤ
漢「俺のところに来た手紙と同じ文面だな」
某「悪戯じゃないんですか?」
氏「某さんは手紙に書かれた人物の名前に心当たりは?」
某「どちらも知りませんね」
漢「俺も知らないな。ところで中出し精子っていうのは…」
氏「それは変ですね。“見ず知らずの人物”が“見ず知らずの人物”の殺害の告発を
“互いに知り合い同士”であるあなた方に送りつけるなんて」
某「私達の共通の知人の悪戯、ということでしょう?」
突然、某の携帯端末が鳴った
某「ちょっと失礼…。はい某です。…はい…はい…あっはい、分かりました」
某「すみませんが急用ができまして、これからすぐに出かけないと行けないのですが…」
漢「そうか、じゃあ俺達はこれで失礼しようかな」
氏「ところで某さんは絵をお描きになるようですね」
某の部屋にはイーゼルにかけられた描きかけの風景画が置かれていた
某「えぇ、ちょうど今描いている絵で、今日も続きを描きに出かけるつもりだったんです」
氏「なるほど…絵ですか…。こちらのジグソーパズルも?」
2000ピースほどはある大きなジグソーパズルがあった
外側だけが出来上がったジグソーパズルと山のように積まれたピースがある
某「息抜きに丁度良くって。つい夢中になっちゃって何時間も立っちゃうこともあるんですけどね」
無駄に本格的だな
――2日目・島――
朝目が覚めた雌が部屋を出ると、ホールに雄、♀、牡、牝が集まっていた
雌「皆さんどうしたんですか?」
♀「テーブルの上に妙なプレートが置いてあったのよ」
[第二の愛人][第三の愛人][第四の愛人][第五の愛人][レイプ魔]
♀「誰かこのプレートを置いたことを名乗り出る人はいないかしら?」
しばらく沈黙があったが結局誰も名乗り出なかった
♀「…とまぁこんな状態なのよ」
牝「もしかして昨日言ってた“楽しみ”ってこのことですか?」
牡「いーや。そんな話は聞いてねぇが」
雄「誰かのサプライズ、余興ということなのでは?」
牡「かもな。なにせここは八角館。それにこのプレート。まるっきりあの…」
雌「でもこれ、変じゃありませんか?」
雄「変?」
雌「だってこれ、[第一の愛人]が足りませんよ」
♀「あぁ、それならあそこよ」
♀が指さした方向、♂の部屋の扉に[第一の愛人]が貼り付けられていた
雌「そういえば♂さんがいませんね」
牡「もしかしたら♂がとんでもねぇサプライズを用意してるのかもよ!」
雄「ここは合宿のため一時的に借りてるだけなので、せめて僕には言っておいて欲しかったですねぇ」
牡「とにかく♂の部屋に行ってみようぜ!」
5人は♂の部屋のドアを勢い良く開けた
牝「きゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
そこには、突き上げた尻をこちらに向ける全裸の♂がいた
まさかの綾辻スレwww
♀「ちょっと、なんの冗談よ!」
雄「♂さん、スベってますよ」
牡「へっ、いいケツしてんじゃねえか」
雌「これっていったい…?」
各々の呼びかけに♂は一切答えなかった
牡「おい…ちょっと待て。こいつぁ俺の見間違いか…?」
♀「何よ?」
牡「見ろ! ケツにドス紫色のチンポが突き刺さってやがる…!」
牡の言葉で全員が♂の肛門を注視した
♂の股から伸びた紫色のペニスがくるりと弧を描き、そのまま自らの肛門へ突き刺さっていた
雄「こんなことってあるのか…?」
牡「おい…まさかこいつ……死んでるんじゃ…」
♀が♂に近づき頸動脈に指を当てる
♀「……死んでる」
八角館の惨劇の幕が開かれた
牝「警察を呼びましょう!」
雄「ここは電話が通じません。それにあと3日後まで迎えの船も来ないので、帰ることも…」
雌「それじゃあアタシたち、♂を殺した犯人と3日も一緒にいなきゃいけないっていうの!?」
♀「犯人てどういうことよ…!」
雌「だってあのプレート見たでしょ! この館には一人、レイプ魔がいるんだよ!」
雄「それにここは八角館
実はあの有名な綾辻行人が描いた小説『十角館の殺人』を模倣して建てられた館なんだ!」
牝「…み、皆さん、落ち着きましょう
なんだか状況が混乱してますし、一旦ホールに戻って冷静に考えてみませんか?」
新本格派だね(錯乱)
牡「とりあえず、さっきの“十角館”について聞かせてもらおうか」
雄「小説『十角館の殺人』は、十角形の館、“十角館”で起こる連続殺人事件を描いた推理小説です」
牡「それくらいここにいる皆が既読済みさ。それよりも八角館との関係を教えてくれ」
雄「ここ八角館は、元々の持ち主が大の綾辻ファンで、十角館に似せて建てた館なんです」
牡「八角館って名前を聞いた時から、そんなことだろうと思ったぜ」
♀「きっと犯人もその小説を読んでいて、それを模倣した連続殺人をするつもりなのね」
雌「でもそれじゃあやっぱり、この中に犯人がいるってことじゃない!」
牡「ってこたぁ、この中で一番怪しいのは…」
雄「ちょっと待ってください!
たしかに『十角館の殺人』を模倣した時に一番犯人役に則しているのは僕ですが
それだと真っ先に自分が疑われるような犯行をすることになり自殺行為ですよ!」
牡「一番怪しい奴は犯人じゃない…ミステリーじゃ定番だな」
♀「でもそれを逆手に取って堂々と犯行を…ってことも」
雄「勘弁して下さい。そうだ、それにまだ殺人と決まったわけじゃない」
雌「殺しじゃなきゃなんだって言うのよ!」
牝「自殺…あるいは事故」
牡「…それじゃあここらで、現場検証といきますか」
牡「何度見てもエゲツねぇな…」
雄は♂の体をあまり触らないようにして調べ始めた
雄「…特に際立った損傷は見受けられませんね。チンコ以外は」
♀「ちょっとその気持ち悪いおちんちん、お尻から抜いてみれば?」
牡「何か入ってるかもな」
雌「入ってるのはちんちんだけで十分よ…」
雄「それでは失礼」
牝「ところでこの中に医学部の人っていないんですか?」
牡「医学部なら……そこの間抜けな格好でくたばってる♂だけだよ」
♀「肝心なときに役に立たない医学生ね」
雌「『産婦人科医になって人妻にエロいことするんだ!』ってよく言ってましたね…」
牡「人妻じゃなく、自分のケツにチンポ突っ込んでどうすんだよ…馬鹿野郎…」
雄「感傷に浸ってる場合じゃないですよ。チンコが抜けました」
ポッカリと穴の空いた♂の肛門から白濁とした液がどろりと垂れた
牡「中に出してやがる…」
雌「男って何考えてるかわかんないね…」
牝「自分で自分の中に出すなんて…」
雄「ちょっと待った。これって本当に自分で出したんでしょうか?」
♀「どうみたって自分のモノを自分の穴に入れて出したようにしか見えないけど?」
雄「でも人体の構造上そんなことって可能でしょうか?」
雌「アタシ、前に外国人の変態が自分の肛門の中に出してる動画見たことあるよ」
牡「マジで!?」
雄「それは外国人の勃起してもあまり硬くならない柔軟性のあるチンコだからできたことでしょう」
雌「自分のじゃないなら、犯人は雄さんか牡さんのどちらかってことじゃない!」
牡「おいおい待てよ! 俺は今日のために昨日一日我慢してたんだぞ!」
雄「僕だって違いますよ。それに、…この精液が誰のものか調べる方法があります
牡さん!」
牡「あ、なんだよ? …へっ、そういうことか」
牡はおもむろに♂の肛門に顔を近づけると、肛門から垂れる精液を直接舌で舐めとった
牝「な、何を!?」
雄「彼は通称“神の舌を持つ男”。精液を正確に味見分ける繊細な舌を持っているんです」
牡「こいつぁ紛れもねぇ…♂本人の精液だぜ!」
♀「それじゃあ本当に自分で…?」
牡「通常はありえねぇ。だが、♂になら可能だったんじゃねえのか?」
♂はチン長23.6cmの巨根を持つ男。さらにその形状は超下反り」
雄「その長さと下反りならあるいは…ということですね」
♀「でもどうしてそんなことを?」
牡「♂はたしか大のネコ嫌いだったな…」
牝「ネコ?」
♀「タチとネコ、言い換えれば攻めと受けってことよね?」
雄「入れるのは好きだけど、入れられるのは嫌だった…と」
♀「でも自分で自分に入れてるじゃない。この場合はどうなるの?」
牡「♂は以前からオナニーの研究を熱心にしていた
オナニーとは一人エッチのこと。その究極がこれっていうことじゃねぇのか…?」
♀「まるで自らの尾を飲み込む蛇、ウロボロスのようね…」
牡「つまりこいつぁオナニーの研究中に起きた不慮の事故、ってことか」
♀「ま、そういうことになるわね」
雌「待って。まだ変色したちんちんの謎が解けてないわ」
雄「それなら簡単です。♂さんは元々ドス黒いチンコでしたから光の加減で紫に…」
牡「そうじゃなくとも、このイカれた形状だ
無理やりチンコを突っ込もうとしてポキっとやっちゃったんだろ」
♀「そしてそのまま中に出しちゃって絶命っと…」
雄「これで事件は解決ですね」
5人はホールに戻りプレートの存在を思い出した
雌「じゃあこのプレートはいったい?」
牡「ここにいる誰でもない、それでいて一人が死んでる
なら答えは単純、皆が寝てる間に♂が自分で用意したんだろ」
雄「今となっては意味がさっぱりわかりませんが、
何か♂さんなりにサプライズを用意していたんでしょうね」
♀「十角館に倣ってプレートを用意したっていうのもわかるわ」
牡「まったく、とんだ人騒がせなやつだぜ」
雄「さすがに人死にが出ている以上、この館での本来の目的は自粛したほうがいいですね」
牡「おいおいマジかよ!? この日をどんなに待ち望んだことか…」
牝「そういえば気になっていたんですけど、いったい今日は何をするつもりだったんですか?」
牡「えっとそれはだな〜……いやっ! ここはまた今度のお楽しみってことで!」
牝「えぇ〜? 私、気になります!」
5人は館での計画をすべて中止にし、大人しく迎えの船が来るのを待つことにした
牝「私、コーヒー牛乳入れてきますね」
♀「気が利くわね。それじゃあお願〜い♪」
牡「女なんだからお前も行けよ」
♀「ちょっと、何よそれ? そういうの男尊女卑っていうんだから」
牡「そうかよ。だったら俺の愛情たっぷりオチンポミルク入れてきてやるよ」
♀「うーわ、最悪!」
牝「私一人で大丈夫ですよ」
牡「あぁいう気の利く奴が嫁にほしいもんだぜ」
厨房から5人分のコーヒー牛乳が運ばれてきた
雌「このグラス、八角形ですね!」
牡「ひとつだけ九角形があったりしてな」
雄「まさか。でもありえないことではないですね。あとで調べてみましょうか」
テーブルの中央に置かれたコーヒー牛乳を各々が自ら手にとった。
♀「コーヒー牛乳なんて久しぶりね。……あら、なんだか変わった味ね」
雌「ホントだ。隠し味ですか?」
牝「いえ、特別なものは入れてませんけど…」
雄「もしかして牛乳の消費期限が切れてたかな?」
牡「俺なら一つだけ罰ゲームでカラシをたっぷり入れてやるんだがな」
♀「あんたの場合、入れるのはカラシじゃなくて精液でしょ」
牡「どれ、それじゃあ神の舌を持つ俺がこの謎を解き明かして見せよう!」
皆の注目を集める中、牡がグビッと一気にコーヒー牛乳を飲み込んだ
牡「ぐはぁっ!!!」
突然牡が叫びながら床に倒れ込み、のたうち回りながら苦しみ悶える
雄「まさか、連続殺人が続いているっていうのか!?」
牡「な〜んちゃって♪」
牡は何事も無かったかのように立ち上がった
♀「ちょっとぉ! ふざけないでよ!」
雄「不謹慎にも程がありますよ!」
牡「わりぃわりぃ。それより……誰だ! コーヒー牛乳に精液入れたやつ!!」
♀「…あんたしかいないでしょ」
牡「俺じゃねぇよ。ちょっとお前らのも一口飲ませろ」
牡は他4人のコーヒー牛乳を飲んだ
牡「…やっぱりだ。全員の分に精液が入ってやがる」
♀「嘘っ!? おえぇ…」
雄「いったい誰がこんなことを…」
雌「そんなの決まってるじゃない! それは…」
雌「あんたよ!」
雌は雄を指さした
♀「コーヒー牛乳に精液を入れるには牛乳に混ぜるのが一番さり気ない」
雄「だからって食料品を用意した僕がその犯人だって言うんですか!?」
♀「神の舌はどう判断するわけ?」
牡「さすがにコーヒー牛乳に混ぜられちまったら個人までは特定できねぇな
実際誰の精液か味からはわからなかった」
雄「でも、そもそもコーヒー牛乳を入れると言い出したのは牝さんですよ」
牝「私はコーヒーだとこの時期熱いと思って冷たいものを用意しようと…」
雌「それに根本的な部分で間違ってますよ。牝さんは女の子ですから」
雄「でも精液を入れるタイミングで言えば、皆さんにだってあったはず!
昨日、あるいは今日牛乳の封を開けた人はいますか?」
♀「牝ちゃんが昨日寝る前に飲んでるとこ私見たわ。そのあと私も飲んだわよ」
雄「つまり皆さんが眠っている時間なら、
誰にでも牛乳に精液を混入させるタイミングがあったということです!」
牡「それに事前に用意しとけば女にだってできるだろ?」
♀「仮にできたとして、自分も飲む牛乳に精液入れるなんてことするわけないでしょ」
雌「そもそも、牡さんの神の舌とかいうのも信用できるんですか?」
牡「おいおい、そこを疑っちまうならさっきの♂の精液だって怪しくなっちまうぜ?」
雄「もしさっきの精液が♂自身のものでなかっとしたら…
やはりここにレイプ魔がいるってことになりますよ」
♀「ちょっとそれ勘弁してよ…」
牡「よし、ならここは妥協案だ
実は牛乳の製造過程で何者かの精液が混入しちまって、それを運悪く雄が買ってきちまった」
♀「余計気持ち悪いじゃないそれ。それに私が飲んだとき変な味はしなかったわよ」
牝「私もとくに気になりませんでした」
雄「そうなるとどのみちこの場にいる全員が飲んでいるのですから
犯人自身も精飲覚悟で行なったということです」
牡「いや待て! 一人だけ飲んでない奴がいるぞ!」
雄「♂か!」
♀「あんな変態オナニーをするくらいだもん。牛乳に精液を混ぜてもおかしくないわね…」
雌「でもそれじゃあ♂さんは牛乳に精液を入れたあと、自分の中にも精液を出したってことですか?」
♀「とんだ絶倫野郎ね」
牡「実際そうだったさ。あいつは萎え知らずだったからな…」
♀「死んでまでなお私たちに迷惑をかける男ね…」
牝「…あれ? 雌さんどうしたんですか?」
雌「なんだか気分が悪くなちゃって…」
♀「無理もないわ。部屋で休んできたらいいわ」
雌「そうします…」
まだ彼らは本当の恐怖を知らずに2日目を過ごした
――2日目・本土――
某のアパートへ向かう車の中
氏「『十角館の殺人』って推理小説を知ってますか?」
漢「いや、あんまりその手の小説は読まなくてね」
氏「そうなんですか?
でも確か前に某さんとの関係について同じ大学の推理小説同好会のつながりで後輩だと」
漢「たまに参加してただけで実はミステリー自体は好きじゃないんだ」
氏「好きでもない同好会の幽霊会員ですか…」
漢「ところでそのなんとかの殺人っていうのがどうしたんだ?」
氏「いえ、ちょっとその小説との類似点が幾つかあるような気がしましてね」
某「やぁ二人共いらっしゃい」
漢「おう。昨日の手紙の件で何か進展はあったかい?」
某「いえ、特には何も」
氏「今日も絵を描きに出かけるんですか?」
某「はい、そのつもりですが」
氏「もしよろしければ少し絵を拝見させて頂いて構いませんか?」
某「えぇ、どうぞ。あまり進んでいませんが」
氏「この絵の場所はどこにあるんですか?」
某「ここから山の方へ、バイクで片道1時間くらいのところから見た風景なんですが」
氏「なるほど。…ジグソーパズルは進んでるみたいですね」
某「昨日は急用もできちゃってあまり絵がかけませんでしたから家でジグソーを」
某「ところでお二人の方はなにか進展は?」
氏「昨日は二人で図書館の方で新聞を見ていたんですよ」
某「新聞ですか?」
氏「嬢という人物もお二人と同じ共通性を持っているのではないかと思いましてね
つまり同じ大学に通っていたという可能性です
大学名で記事を検索してもらったところ、一つ気になる記事を見つけました」
某「どんな記事です?」
氏「昨年の冬に一人の女子学生が自殺したそうなんです
遺書も残されており、どうやら何か深刻な悩みがあったようなんです
名前は伏せられていましたが、たぶんその女子大生が嬢という方だと思うんです」
某「なぜ?」
氏「特に確証はありません。強いて言うなら、勘です」
氏「ところで、あまりちゃんとしたものを食べていないようですね」
某「えぇ、ついコンビニ弁当で済ませちゃうんですよね」
氏と漢は某のアパートを後にした
氏「ところで漢さん、この近くに無人の館かなにかがある離れ小島というものを知りませんか?」
漢「知ってるぜ。この辺りじゃちょいと有名な館があるそうだ」
氏「ではここ数日の間にその館へ向かった推理小説同好会、なんてものは…」
漢「おいおい、やけに具体的じゃないか。そいつも勘か?
たしかに今、例の大学の推理小説同好会が合宿に行ってるはずだぜ」
氏「やっぱりそうですか」
漢「おいおい、本当はどっかで聞いたんだろ?」
氏「バレましたか」
漢「あ、そうだ。悪いが明日は俺、用事があって一緒にはいられないからな」
氏「おや、そうですか。では今晩はいつもより激しいのお願いしますよ」
漢「おう、ケツん中洗って待ってな」
――3日目・島――
ホールには雄、♀、牝の3人が集まっていた
雄「まさか、こんなことって…」
この場にいない牡の部屋の扉には、[第二の愛人]のプレートが貼り付いていた
♀「まさか、2人目ってことはないわよね…?」
雄「牡さんのことですから、もしかしたら悪戯ってこともありえます」
牝「雌さんを起こしてきたほうがいいでしょうか?」
♀「昨日はずっと具合が悪かったみたいだし、
しばらく寝かせておいたほうがいいんじゃないかしら」
雄「そうですね。死体と一つ屋根の下では気分を害して当然です
では3人で牡さんの部屋に…」
3人はゆっくりと牡の部屋の扉を開けた
♀「うっ! くっさ!」
雄「なんだこの臭い!?」
牝「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!!!」
部屋に充満する臭いの正体は牡の口内にあった
雄「牡さんの口の中に、ウンコがっ!」
デングリ返しの体勢になった牡の肛門から透明なホースが牡自身の口に向かって伸び
その口の中には大量の人糞が詰め込まれていた
雄「く…狂ってる…」
AAがシュールすぎる
雄「あまり近づきたくないですが、生死の確認が必要ですね……死んでます
とりあえずホールに戻りましょう。この臭いじゃ話ができない」
雄「一見すると自殺に見えます。だとすると死因は何でしょう?」
♀「またどっかの馬鹿みたいにオナニーこじらせたんじゃないの?」
雄「それにしたってあの状態で死ぬでしょうか?」
牝「窒息死、とか」
♀「なるほどね、全容が見えてきたわ」
雄「それでは名推理を拝聴いたしましょう」
なんだこれワロタwww
♀「皆も知っての通り、牡は大の悪戯好きよ。昨日のコーヒー牛乳のときのようにね
そこで今回も一計を企てた
プレートを自分の部屋の扉に貼り付けてから私達に壮絶な食糞オナニーを見せようとした
しかし運悪くウンチが喉に詰まって窒息死、息絶えた」
雄「なるほど。筋は通ってます」
♀「現場検証は必要ないわね。というかしたくないし」
雄「このことは雌さんの具合が回復してから伝えましょう」
牝「そうですね。今伝えたら体に障るでしょうし」
♀「…牝ちゃん、ごめんね」
牝「え?」
♀「まだこの同好会に入って間もないのにこんなことに巻き込んじゃってさ」
雄「明日になれば迎えの船が来ます。それまでの辛抱ですよ」
♀「そうね。それじゃあ私、もう一眠りしてこようかしら」
雄「僕もそうします」
3人は各々の部屋に戻っていった
3時間ほどが経ち、目を覚ました雄は牝の部屋の扉にプレート[第三の愛人]を見た
そして部屋から玄関に向かって赤い液体が引きずられていくような痕があった
雄は扉を開けた
雄「誰も…いない?」
まさか牝さんまで悪戯を始めたなんてことはないよな」
不安に思いながらも雄は玄関へ向かうと、トイレへと赤い液体が続いていた
雄はトイレの扉を開けた
雄「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
雄の叫び声を聞きつけ♀がトイレへ駆けつけた
♀「どうしたの!? …きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
蓋の閉められた便器の上に全裸で開脚した女が座っていた
しかしその首は切断され、かわりにペニスが気管から生えるように突き刺さっていた
雄「な、なんだこれは!? トイレに死体…まるで肉便器とでも言いたげな…!
これはもう自殺では絶対にありえない!」
♀「嫌っ…!」
雄「この八角館にはレイプ魔、いや、連続強姦殺人狂がいる!!!」
AAシュール杉
♀「と、とにかく、状況を冷静に把握しましょう…!
…これってたぶん牝ちゃんよね…? 頭はどこ?」
雄「まさか、その便器の中じゃ…?」
♀「そうかも…。そうだ、ところで雌ちゃんは無事?」
雄「行ってみましょう!」
雄「雌さんの部屋にはプレートが貼られていない!」
雄は雌の部屋の扉を何度も強く叩いた
雄「雌さん! 雌さん! 無事か!? 起きてくれ!」
♀「……返事がないわ。開けてみましょ!」
雄「あぁ…!」
2人が扉を開け中で見たものは…
マンコに“人の頭ほどの大きさの物体”が無理やり詰め込まれ
そこから乱れた長い人毛が扇状に広がっていた
雄「これは…スカルファック!? そんなっ、立て続けに2人も!?」
♀「なんだか変な臭い…。もう…いや…! 助けて…」
雄と♀は互いに顔を見合わせた
雄「…この場には2人しかいない
外部犯の可能性を除外すれば…もう答えは…」
雄は一呼吸置いて、雄叫びをあげながら♀へと襲いかかった…
やべぇよ……
――3日目・本土――
氏は某のアパートを訪れた
氏「某さん、“火事”のことは聞きましたか?」
某「はい、でも何故私のところへ?」
氏「何を言ってるんですか。火事の現場である“八角館”には
あなたも所属している推理小説同好会が合宿に行ってるんでしょ?」
某「漢さんに聞いたんですか?」
氏「はい。関係者は港に集まるようにとのことでしたよ」
某「それは知ってます。私もそのつもりで今出かけるところでした」
2人が港につくと、警察官や招集された関係者が大勢集まっていた
警「どうもこんにちは。あなたがこの度、島への合宿に行っていた大学サークルの部員だって?」
某「はい。私は他に用事があったのでずっとこっちにいましたけど」
警「えー、ではちょいと確認します
島へ向かったのは全部で6名で、大学のサークル名は推理小説同好会、と」
某「はい、そうです」
警「えー、こちらの情報では部員たちはあまりサークル名に即していない活動を行っていたとか?」
某「それはどういうことでしょう?」
警「えーと、なんて言ったかな。…そうそう、たしか“ヤリサー”と言うんでしたっけ?
申し訳ないですが、ヤリサーっていうのはどういった活動で?」
某「えっと……」
氏「ヤリサーとは、不特定の相手と性行為をすることを目的としたサークルのことですよ」
警「おや? あんたは確か…」
氏「ご無沙汰してます。兄がいつもお世話になってます」
警「おぉ、氏くんか。久しぶりだな。来とったのか」
氏「えぇ、まぁ。それより火事について差し障りなければ教えて頂いてもよろしいでしょうか」
警「あぁ。今回の火事で死者は6名。うち5名は火事以前に異常な状態で亡くなったと思われ、
連続殺人事件が起きていたのではないかと見ている」
氏「残りの1人は?」
警「目立った外傷もなく、火元のあった場所のベットに横になっていたことから自殺と思われる
体内から微量の睡眠薬も検出されている」
氏「なるほど。それで、6人の性別は?」
警「“男4人、女2人”だ」
警「ところで某さんのヤリサーとやらへの所属もそういったことが目的で?」
某「いえ、私は純粋にミステリー好きとして入りました
ヤリサーだったことなんて今初めて知りましたよ」
警「ほぅ、しかしサークル内で何も知らなかったあなたに向けられる妙な視線とか
妙な誘いなんてものはあったんじゃないかね?」
某「言われてみれば何か私に隠しているような素振りがあったかもしれません」
警「なるほど。ならとくに女にモテたんじゃないかね?」
某「何故です?」
警「最近の若い女性は中性的な顔立ちの男が好きだと聞いたもんでね」
氏「警さん、何を言ってるんです。某さんは“女性”ですよ」
警「おっとこりゃ失礼した!」
某「いいんですよ。胸が貧相だから男性に間違われることも多いんです。それに私は…」
牝「“ふたなり”です」
牝が生まれた当初は、ごく普通の可愛らしい少女だった
それがいつの間にかペニスが生え始め
10歳になる頃には完全にふたなり少女となっていた
戸籍上は女性、日常でも女性として振舞っていたが
学校生活においてその2つの性器を持つことはあまりにも牝を苦しめた
嬢と出会ったのは大学に入学して間もない頃だった
同じ大学の同じ学部、意気投合した2人はいつも共に行動した
しかし、やはり牝にとってふたなりを隠しながら嬢と過ごすことは苦痛でしかなかった
そこであるとき意を決して嬢にすべてを打ち明けたのだった
嬢は牝を受け入れた
牝と嬢は友人同士の関係を強め、ついに肉体の関係にまで至った
これまで忌み嫌っていたペニスが
嬢に対する愛情表現をこれほどまでに体現してくれることに至上の喜びを得た
しかし男としての機能はなかった
白濁とした液は作れたが、そこに精子はなかったのだった
嬢もその事実は知りつつも、それでも文句一つ言わず牝を愛した
その愛に応えるように、牝も嬢の中に幾度と無く精液を注ぎ込んだ
そんなあるときだった、嬢が突然生気を失ったのは
牝は嬢に何があったのかわからなかった
自分という存在が嬢に負担をかけていたのではないかと自己嫌悪もした
しかし嬢はそんな牝を懸命に慰めた
本当は自分のほうが何倍も辛いはずなのに
いつかこんな日が来るのではないかと、心の奥底では予感していたのかもしれない
嬢は線路の上に横たわり、電車に轢かれ自殺した
顔がわからないほどぐちゃぐちゃだった
しばらくして嬢の両親から牝に1冊のノートが渡された
牝には絶対に見せないでほしいと言われていたが、どうしても真実を知ってほしいといのことだった
牝は絶句した
ある日、嬢は知人の女性にとあるサークルの勧誘パーティに誘われた
推理小説同好会、嬢が以前から気になっていたサークルだった
始めは近くの飲み屋で食事をしていたが
二次会に無理やり誘われとある高層マンションに連れられると
そこで嬢は犯された
4人の男たちを同時に相手させられた
服は無理やりに剥ぎ取られて、全身を舐められ唾液まみれになった
両手に太いペニスを握らされ、小さな口に喉奥まで突っ込まれ、
まんこを引き裂くような巨根が幾度と無く華奢な身体に突き立てられた
男たちは代わる代わる嬢に挿入し、なんの躊躇いもなく膣に出した
膣から精液が溢れるほど注がれると、溢れた分を補充するようにまた中に注がれる
夜通し十数時間も休みなく男たちに玩具にされ
口内も膣内も腸内も、穴という穴に精液を注がれた嬢は
ただ牝のことだけを想い心を繋ぎ止めていた
その後、嬢はこれまで以上に熱く一心不乱に牝を求めた
そうでなくては、ふとした瞬間にあの犯された夜を思い出し死を考えてしまうからだった
互いの抱える不安を、2人は知らず知らずのうちに慰めあっていた
しかしそんな日々はいとも簡単に崩れた
嬢は妊娠した
中絶を真っ先に考えたが、もはや汚れきった身体で牝に会うことは罪とさえ思えた
嬢は死を選んだ
妊娠がバレないように、自らの身体ごと潰すしかないと思った
ノートにはそこまでの経緯、牝への愛情の限りを表現した言葉が
びっしりと書き綴られていた
嬢は確実に子宮を潰すため、その真下にレールが来るように寝そべった
するともう片方のレールが後頭部に当たった
怖い、とは思わなかった
それ以上に、もう牝には会えないことのほうがずっと怖かった
牝と何度も汚れた身体を重ねてしまったことを、人々の雑踏の中で幾度と無く謝りながら
嬢は電車のブレーキ音に飲み込まれた
牝はノートに染みた涙が誰のものかはわからなかった
しかし、一字一字噛み締めながら読んだノートは、牝の涙が新たに染み込んでいた
ノートを読み終え、牝は嬢がこのノートに託した思いを探りとろうとした
絶対に見せないでほしいと言ったノートは明らかに牝宛に書いたものである
嬢は秘密にしたいという想いと、包み隠さずすべてを知ってほしいという真逆の想いに
引き裂かれるような気持ちでいたに違いない
牝はその2つの想いを受け止め、決意した
嬢を苦しめ亡き者にした全ての元凶、推理小説同好会の連中を見つけ出し復讐する
私は嬢を死に追いやった元凶である6人に復讐することに成功した
その代償として私の身体と心はボロボロに汚されていたが
氏「海が綺麗ですね」
牝「氏さん」
今回この男は完全に想定外の部外者だった
この計画には多くの穴と不確定要素があった
本当のことを言えば、私も八角館で死ぬことも考えていたのだ
しかし嬢が私に書き残したノートを見せようとしなかったのは
私に真実を隠したいという意図と、後追い自殺をしてほしくなかったからだ
そこでその時の気持ちと状況次第でどうとでもなるよう本土でのアリバイ工作もしていた
氏「部屋には画材が少なく、それ以上に描きかけの絵以外の絵が一つもなかった」
牝「部屋が狭いから、大学に置いてるんだ。私は美術サークルにも入っているから」
氏「それとジグソーパズルが好きなわりには、やはり他にジグソーパズルは置いてなかった
ジグソーパズルサークルにも入ってるんですか?」
牝「あぁ、入ってる、入ってるんだよ!」
氏「そんなサークルありませんでしたよ」
牝「……」
この男の指摘は私を犯人と断定するには決定打になっていないように思える
でもこの男は私を犯人と疑って違いないと考えているんだろう
氏「あの手紙の送り主について何かわかりましたか?」
牝「“中出し精子”なんて知らないって言ったでしょう?」
氏「“中出し精子”。おかしいですね。なぜそれが“人の名前”だと思ったんでしょうか?」
牝「どういう意味です? どう見ても“ふざけた名前”でしょ?」
氏「どう見ても? いいえ、“中出し精子”と聞いて一体誰が“人の名前”だと思うでしょうか?
今回の事件は『十角館の殺人』によく似ています
その作中で手紙の送り主として書かれている名前、それは架空の建築家“中村青司”なんですよ
“中出し精子”とは、明らかに“中村青司”をもじった名前なんです
今回の八角館で起きた事件、送られてきた手紙、描きかけの絵…
これらは『十角館の殺人』を基にして練られた殺人計画にほかならない!」
迂闊だった、何もかも
所詮は浅知恵か…
氏「模倣のしすぎです」
…もう何もかも終わりだ。完全に私の負けである
遠からず私は逮捕され殺害の一部始終が公の下に晒されるだろう
さて、これからどうしようか
自首か、自殺か…
氏「ところでこれは独り言ですが、僕はふたなり美少女が大好きでして…」
それはどういう……そうか、そういうことか。それもいいじゃないか
私はとうに“愛人”として生きることを決めたんだから…
すると氏が突然下半身を露出させペニスをしごき始めた
牝「一体何を!?」
氏「実は今僕はオナ禁中でしてね。射精は一日一回って決めてるんです」
オナ禁? 一日一回? 一体何を言ってるんだ…?
氏「それじゃあ今日の一発」
ドピュッ!
(終わり)
乙
随分と…頑張ったな…
ほんとは犯人視点で6人殺すとこも書いてたんだが心が折れた
エロいシーンも書いてたんだが
エロいシーン最初に出しとけばもっと食いつきよかったんじゃないか?
>>71
そこも見たかったわ
連休前じゃなかったらもっと伸びたかもな
次も楽しみにしてるよ
>>72
犯人分かる前にエロシーン書くと犯人バレそうだったからちょっと難しい
なんだこれは…
すごいものをみてしまった
もっかい読み返すわ
乙
読んでくれた人いてくれてよかった
一応省いたとこで重要なとこ書いとくと
トイレの死体は途中で具合が悪くなった雌
雌の部屋でスカルファックだったのは雌の頭まんこに入れて死んだふりしてた牝
6人目の死体は3日目の途中で勝手にやって来た漢
登場人物全員牝がふたなりだとは気づいてない
あとは想像で補完してくれ
なんだこのクソスレと思ったら神スレだったでござるの巻
>>1さんの他のSSはこちら
女「うわ〜漏れちゃう漏れちゃう〜!」 ?(隣の個室に入ったぞ…)
【R-18】弟「……ッ!」パンパンパン 姉「……ッ////」 母さん「あなたたち何してるの!」
・ニュース速報(VIP)@2ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介でした
男「見ろ! ケツにドス紫色のチンポが突き刺さってやがる…!」【八角館の愛人】
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・【画像あり】(´・ω・`)「デカチン!」
・ハリー「アクシオ! ハーマイオニーの乳首! アクシオ! ハーマイオニーの乳首!」
・妹「ねぇ、お兄ちゃんのオ○ニー見せてよ」
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 19:58:53.06 ID:cgPNWoRH0.net
某大学の推理小説同好会の6人が合宿で訪れた孤島の館、“八角館”で事件は起きた――
――1日目・島――
5人は港から漁師の船に乗せてもらい無人島へ向かっていた
雌「あそこに見えるのが八角館ね!」
♂「ここからじゃ形がよくわからないな」
牝「雄くんが先に行って準備してるんだよね?」
牡「どんなサプライズがあるか楽しみだな、げへへ」
♀「サプライズよりももっと楽しみなのがあるくせに…」
5人が島へ上陸すると雄が出迎えた
雄「ようこそ皆さん、八角館へ!」
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 20:00:30.67 ID:cgPNWoRH0.net
八角館に入り玄関を抜けると、異様な形のホールへと出た
・【R-18】兄「女装してたら弟に告白された」【胸糞注意】
・男「俺のち○こはこの世で最も強い」
・ヴォルデモート「ポッターを倒して俺様が勝った」
・魔法使い「勇者さんは、私の命の恩人ですから」勇者「いいえ」
・【閲覧注意】貞子「俺!!お前の事好きだぜ!!ビデオ見てくれたから!!」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 20:06:19.18 ID:cgPNWoRH0.net
八角館は雄が親戚の不動産屋から此度の合宿のために借りたものだった
雄「今日から4日後に迎えの船が来ます」
雄「それまでの3日の間に皆さんには
我が推理小説同好会の会誌に載せる推理小説を一遍書いてもらいます」
牡「俺は今日一日執筆に集中させてもらって、明日の本番に備えるとするかな」
牝「本番?」
♀「えっと…明日になればわかるわ!」
♂「牝ちゃんも明日に備えて今日中にミステリー書き終えちゃったほうがいいよ」
牝「そうなんですか? それじゃあそうしてみます」
各自はそれぞれ割り当てられた部屋に籠もり、これから始まる狂乱の宴の準備に取り掛かった…
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 20:13:30.28 ID:cgPNWoRH0.net
――1日目・本土――
某の元へ一本の電話が入った
漢『やぁ、元気にしてるかい? 漢だ。君にちょっと聞きたいことがあるんだが…
今朝俺のところに妙な手紙が来てね。もしかしたら君のところにも届いているかと思って』
某が郵便受けを確認すると一通の手紙が入っていた
お前たちが殺した嬢は、私の大切な人だった
中出し精子
漢『これからそっちへ行っていいか?
それと、実は友人をもう一人連れて行きたいんだが…』
某「友人ですか…。えぇ、いいですよ」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 20:22:31.12 ID:cgPNWoRH0.net
某のアパートに漢ともう一人が訪れた
氏「どうもお邪魔しちゃってすみません。僕は氏というものです」
漢「氏とは同じハッテン場で知り合って意気投合しちゃった仲でね」
漢「にしても相変わらず女っ気のねぇ部屋だな。一人で寂しい夜もあるんじゃないか?」ニヤニヤ
漢「俺のところに来た手紙と同じ文面だな」
某「悪戯じゃないんですか?」
氏「某さんは手紙に書かれた人物の名前に心当たりは?」
某「どちらも知りませんね」
漢「俺も知らないな。ところで中出し精子っていうのは…」
氏「それは変ですね。“見ず知らずの人物”が“見ず知らずの人物”の殺害の告発を
“互いに知り合い同士”であるあなた方に送りつけるなんて」
某「私達の共通の知人の悪戯、ということでしょう?」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 20:29:56.11 ID:cgPNWoRH0.net
突然、某の携帯端末が鳴った
某「ちょっと失礼…。はい某です。…はい…はい…あっはい、分かりました」
某「すみませんが急用ができまして、これからすぐに出かけないと行けないのですが…」
漢「そうか、じゃあ俺達はこれで失礼しようかな」
氏「ところで某さんは絵をお描きになるようですね」
某の部屋にはイーゼルにかけられた描きかけの風景画が置かれていた
某「えぇ、ちょうど今描いている絵で、今日も続きを描きに出かけるつもりだったんです」
氏「なるほど…絵ですか…。こちらのジグソーパズルも?」
2000ピースほどはある大きなジグソーパズルがあった
外側だけが出来上がったジグソーパズルと山のように積まれたピースがある
某「息抜きに丁度良くって。つい夢中になっちゃって何時間も立っちゃうこともあるんですけどね」
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 20:30:46.10 ID:KJBmXPve0.net
無駄に本格的だな
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 20:35:46.65 ID:cgPNWoRH0.net
――2日目・島――
朝目が覚めた雌が部屋を出ると、ホールに雄、♀、牡、牝が集まっていた
雌「皆さんどうしたんですか?」
♀「テーブルの上に妙なプレートが置いてあったのよ」
[第二の愛人][第三の愛人][第四の愛人][第五の愛人][レイプ魔]
♀「誰かこのプレートを置いたことを名乗り出る人はいないかしら?」
しばらく沈黙があったが結局誰も名乗り出なかった
♀「…とまぁこんな状態なのよ」
牝「もしかして昨日言ってた“楽しみ”ってこのことですか?」
牡「いーや。そんな話は聞いてねぇが」
雄「誰かのサプライズ、余興ということなのでは?」
牡「かもな。なにせここは八角館。それにこのプレート。まるっきりあの…」
雌「でもこれ、変じゃありませんか?」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 20:42:25.63 ID:cgPNWoRH0.net
雄「変?」
雌「だってこれ、[第一の愛人]が足りませんよ」
♀「あぁ、それならあそこよ」
♀が指さした方向、♂の部屋の扉に[第一の愛人]が貼り付けられていた
雌「そういえば♂さんがいませんね」
牡「もしかしたら♂がとんでもねぇサプライズを用意してるのかもよ!」
雄「ここは合宿のため一時的に借りてるだけなので、せめて僕には言っておいて欲しかったですねぇ」
牡「とにかく♂の部屋に行ってみようぜ!」
5人は♂の部屋のドアを勢い良く開けた
牝「きゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
そこには、突き上げた尻をこちらに向ける全裸の♂がいた
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 20:44:02.75 ID:nY3zAZxq0.net
まさかの綾辻スレwww
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 20:49:38.50 ID:cgPNWoRH0.net
♀「ちょっと、なんの冗談よ!」
雄「♂さん、スベってますよ」
牡「へっ、いいケツしてんじゃねえか」
雌「これっていったい…?」
各々の呼びかけに♂は一切答えなかった
牡「おい…ちょっと待て。こいつぁ俺の見間違いか…?」
♀「何よ?」
牡「見ろ! ケツにドス紫色のチンポが突き刺さってやがる…!」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 20:55:55.23 ID:cgPNWoRH0.net
牡の言葉で全員が♂の肛門を注視した
♂の股から伸びた紫色のペニスがくるりと弧を描き、そのまま自らの肛門へ突き刺さっていた
雄「こんなことってあるのか…?」
牡「おい…まさかこいつ……死んでるんじゃ…」
♀が♂に近づき頸動脈に指を当てる
♀「……死んでる」
八角館の惨劇の幕が開かれた
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 21:02:44.88 ID:cgPNWoRH0.net
牝「警察を呼びましょう!」
雄「ここは電話が通じません。それにあと3日後まで迎えの船も来ないので、帰ることも…」
雌「それじゃあアタシたち、♂を殺した犯人と3日も一緒にいなきゃいけないっていうの!?」
♀「犯人てどういうことよ…!」
雌「だってあのプレート見たでしょ! この館には一人、レイプ魔がいるんだよ!」
雄「それにここは八角館
実はあの有名な綾辻行人が描いた小説『十角館の殺人』を模倣して建てられた館なんだ!」
牝「…み、皆さん、落ち着きましょう
なんだか状況が混乱してますし、一旦ホールに戻って冷静に考えてみませんか?」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 21:04:54.05 ID:vl4Jls6t0.net
新本格派だね(錯乱)
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 21:08:43.83 ID:cgPNWoRH0.net
牡「とりあえず、さっきの“十角館”について聞かせてもらおうか」
雄「小説『十角館の殺人』は、十角形の館、“十角館”で起こる連続殺人事件を描いた推理小説です」
牡「それくらいここにいる皆が既読済みさ。それよりも八角館との関係を教えてくれ」
雄「ここ八角館は、元々の持ち主が大の綾辻ファンで、十角館に似せて建てた館なんです」
牡「八角館って名前を聞いた時から、そんなことだろうと思ったぜ」
♀「きっと犯人もその小説を読んでいて、それを模倣した連続殺人をするつもりなのね」
雌「でもそれじゃあやっぱり、この中に犯人がいるってことじゃない!」
牡「ってこたぁ、この中で一番怪しいのは…」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 21:13:38.72 ID:cgPNWoRH0.net
雄「ちょっと待ってください!
たしかに『十角館の殺人』を模倣した時に一番犯人役に則しているのは僕ですが
それだと真っ先に自分が疑われるような犯行をすることになり自殺行為ですよ!」
牡「一番怪しい奴は犯人じゃない…ミステリーじゃ定番だな」
♀「でもそれを逆手に取って堂々と犯行を…ってことも」
雄「勘弁して下さい。そうだ、それにまだ殺人と決まったわけじゃない」
雌「殺しじゃなきゃなんだって言うのよ!」
牝「自殺…あるいは事故」
牡「…それじゃあここらで、現場検証といきますか」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 21:19:37.98 ID:cgPNWoRH0.net
牡「何度見てもエゲツねぇな…」
雄は♂の体をあまり触らないようにして調べ始めた
雄「…特に際立った損傷は見受けられませんね。チンコ以外は」
♀「ちょっとその気持ち悪いおちんちん、お尻から抜いてみれば?」
牡「何か入ってるかもな」
雌「入ってるのはちんちんだけで十分よ…」
雄「それでは失礼」
牝「ところでこの中に医学部の人っていないんですか?」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 21:25:23.25 ID:cgPNWoRH0.net
牡「医学部なら……そこの間抜けな格好でくたばってる♂だけだよ」
♀「肝心なときに役に立たない医学生ね」
雌「『産婦人科医になって人妻にエロいことするんだ!』ってよく言ってましたね…」
牡「人妻じゃなく、自分のケツにチンポ突っ込んでどうすんだよ…馬鹿野郎…」
雄「感傷に浸ってる場合じゃないですよ。チンコが抜けました」
ポッカリと穴の空いた♂の肛門から白濁とした液がどろりと垂れた
牡「中に出してやがる…」
雌「男って何考えてるかわかんないね…」
牝「自分で自分の中に出すなんて…」
雄「ちょっと待った。これって本当に自分で出したんでしょうか?」
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 21:31:39.32 ID:cgPNWoRH0.net
♀「どうみたって自分のモノを自分の穴に入れて出したようにしか見えないけど?」
雄「でも人体の構造上そんなことって可能でしょうか?」
雌「アタシ、前に外国人の変態が自分の肛門の中に出してる動画見たことあるよ」
牡「マジで!?」
雄「それは外国人の勃起してもあまり硬くならない柔軟性のあるチンコだからできたことでしょう」
雌「自分のじゃないなら、犯人は雄さんか牡さんのどちらかってことじゃない!」
牡「おいおい待てよ! 俺は今日のために昨日一日我慢してたんだぞ!」
雄「僕だって違いますよ。それに、…この精液が誰のものか調べる方法があります
牡さん!」
牡「あ、なんだよ? …へっ、そういうことか」
牡はおもむろに♂の肛門に顔を近づけると、肛門から垂れる精液を直接舌で舐めとった
牝「な、何を!?」
雄「彼は通称“神の舌を持つ男”。精液を正確に味見分ける繊細な舌を持っているんです」
牡「こいつぁ紛れもねぇ…♂本人の精液だぜ!」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 21:37:14.84 ID:cgPNWoRH0.net
♀「それじゃあ本当に自分で…?」
牡「通常はありえねぇ。だが、♂になら可能だったんじゃねえのか?」
♂はチン長23.6cmの巨根を持つ男。さらにその形状は超下反り」
雄「その長さと下反りならあるいは…ということですね」
♀「でもどうしてそんなことを?」
牡「♂はたしか大のネコ嫌いだったな…」
牝「ネコ?」
♀「タチとネコ、言い換えれば攻めと受けってことよね?」
雄「入れるのは好きだけど、入れられるのは嫌だった…と」
♀「でも自分で自分に入れてるじゃない。この場合はどうなるの?」
牡「♂は以前からオナニーの研究を熱心にしていた
オナニーとは一人エッチのこと。その究極がこれっていうことじゃねぇのか…?」
♀「まるで自らの尾を飲み込む蛇、ウロボロスのようね…」
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 21:44:10.06 ID:cgPNWoRH0.net
牡「つまりこいつぁオナニーの研究中に起きた不慮の事故、ってことか」
♀「ま、そういうことになるわね」
雌「待って。まだ変色したちんちんの謎が解けてないわ」
雄「それなら簡単です。♂さんは元々ドス黒いチンコでしたから光の加減で紫に…」
牡「そうじゃなくとも、このイカれた形状だ
無理やりチンコを突っ込もうとしてポキっとやっちゃったんだろ」
♀「そしてそのまま中に出しちゃって絶命っと…」
雄「これで事件は解決ですね」
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 21:56:38.41 ID:cgPNWoRH0.net
5人はホールに戻りプレートの存在を思い出した
雌「じゃあこのプレートはいったい?」
牡「ここにいる誰でもない、それでいて一人が死んでる
なら答えは単純、皆が寝てる間に♂が自分で用意したんだろ」
雄「今となっては意味がさっぱりわかりませんが、
何か♂さんなりにサプライズを用意していたんでしょうね」
♀「十角館に倣ってプレートを用意したっていうのもわかるわ」
牡「まったく、とんだ人騒がせなやつだぜ」
雄「さすがに人死にが出ている以上、この館での本来の目的は自粛したほうがいいですね」
牡「おいおいマジかよ!? この日をどんなに待ち望んだことか…」
牝「そういえば気になっていたんですけど、いったい今日は何をするつもりだったんですか?」
牡「えっとそれはだな〜……いやっ! ここはまた今度のお楽しみってことで!」
牝「えぇ〜? 私、気になります!」
27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 22:01:52.39 ID:cgPNWoRH0.net
5人は館での計画をすべて中止にし、大人しく迎えの船が来るのを待つことにした
牝「私、コーヒー牛乳入れてきますね」
♀「気が利くわね。それじゃあお願〜い♪」
牡「女なんだからお前も行けよ」
♀「ちょっと、何よそれ? そういうの男尊女卑っていうんだから」
牡「そうかよ。だったら俺の愛情たっぷりオチンポミルク入れてきてやるよ」
♀「うーわ、最悪!」
牝「私一人で大丈夫ですよ」
牡「あぁいう気の利く奴が嫁にほしいもんだぜ」
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 22:07:10.61 ID:cgPNWoRH0.net
厨房から5人分のコーヒー牛乳が運ばれてきた
雌「このグラス、八角形ですね!」
牡「ひとつだけ九角形があったりしてな」
雄「まさか。でもありえないことではないですね。あとで調べてみましょうか」
テーブルの中央に置かれたコーヒー牛乳を各々が自ら手にとった。
♀「コーヒー牛乳なんて久しぶりね。……あら、なんだか変わった味ね」
雌「ホントだ。隠し味ですか?」
牝「いえ、特別なものは入れてませんけど…」
雄「もしかして牛乳の消費期限が切れてたかな?」
牡「俺なら一つだけ罰ゲームでカラシをたっぷり入れてやるんだがな」
♀「あんたの場合、入れるのはカラシじゃなくて精液でしょ」
牡「どれ、それじゃあ神の舌を持つ俺がこの謎を解き明かして見せよう!」
皆の注目を集める中、牡がグビッと一気にコーヒー牛乳を飲み込んだ
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 22:25:56.05 ID:cgPNWoRH0.net
牡「ぐはぁっ!!!」
突然牡が叫びながら床に倒れ込み、のたうち回りながら苦しみ悶える
雄「まさか、連続殺人が続いているっていうのか!?」
牡「な〜んちゃって♪」
牡は何事も無かったかのように立ち上がった
♀「ちょっとぉ! ふざけないでよ!」
雄「不謹慎にも程がありますよ!」
牡「わりぃわりぃ。それより……誰だ! コーヒー牛乳に精液入れたやつ!!」
♀「…あんたしかいないでしょ」
牡「俺じゃねぇよ。ちょっとお前らのも一口飲ませろ」
牡は他4人のコーヒー牛乳を飲んだ
牡「…やっぱりだ。全員の分に精液が入ってやがる」
♀「嘘っ!? おえぇ…」
雄「いったい誰がこんなことを…」
雌「そんなの決まってるじゃない! それは…」
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 22:31:28.99 ID:cgPNWoRH0.net
雌「あんたよ!」
雌は雄を指さした
♀「コーヒー牛乳に精液を入れるには牛乳に混ぜるのが一番さり気ない」
雄「だからって食料品を用意した僕がその犯人だって言うんですか!?」
♀「神の舌はどう判断するわけ?」
牡「さすがにコーヒー牛乳に混ぜられちまったら個人までは特定できねぇな
実際誰の精液か味からはわからなかった」
雄「でも、そもそもコーヒー牛乳を入れると言い出したのは牝さんですよ」
牝「私はコーヒーだとこの時期熱いと思って冷たいものを用意しようと…」
雌「それに根本的な部分で間違ってますよ。牝さんは女の子ですから」
雄「でも精液を入れるタイミングで言えば、皆さんにだってあったはず!
昨日、あるいは今日牛乳の封を開けた人はいますか?」
♀「牝ちゃんが昨日寝る前に飲んでるとこ私見たわ。そのあと私も飲んだわよ」
雄「つまり皆さんが眠っている時間なら、
誰にでも牛乳に精液を混入させるタイミングがあったということです!」
33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 22:37:17.88 ID:cgPNWoRH0.net
牡「それに事前に用意しとけば女にだってできるだろ?」
♀「仮にできたとして、自分も飲む牛乳に精液入れるなんてことするわけないでしょ」
雌「そもそも、牡さんの神の舌とかいうのも信用できるんですか?」
牡「おいおい、そこを疑っちまうならさっきの♂の精液だって怪しくなっちまうぜ?」
雄「もしさっきの精液が♂自身のものでなかっとしたら…
やはりここにレイプ魔がいるってことになりますよ」
♀「ちょっとそれ勘弁してよ…」
牡「よし、ならここは妥協案だ
実は牛乳の製造過程で何者かの精液が混入しちまって、それを運悪く雄が買ってきちまった」
♀「余計気持ち悪いじゃないそれ。それに私が飲んだとき変な味はしなかったわよ」
牝「私もとくに気になりませんでした」
雄「そうなるとどのみちこの場にいる全員が飲んでいるのですから
犯人自身も精飲覚悟で行なったということです」
牡「いや待て! 一人だけ飲んでない奴がいるぞ!」
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 22:42:57.25 ID:cgPNWoRH0.net
雄「♂か!」
♀「あんな変態オナニーをするくらいだもん。牛乳に精液を混ぜてもおかしくないわね…」
雌「でもそれじゃあ♂さんは牛乳に精液を入れたあと、自分の中にも精液を出したってことですか?」
♀「とんだ絶倫野郎ね」
牡「実際そうだったさ。あいつは萎え知らずだったからな…」
♀「死んでまでなお私たちに迷惑をかける男ね…」
牝「…あれ? 雌さんどうしたんですか?」
雌「なんだか気分が悪くなちゃって…」
♀「無理もないわ。部屋で休んできたらいいわ」
雌「そうします…」
まだ彼らは本当の恐怖を知らずに2日目を過ごした
35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 22:48:24.26 ID:cgPNWoRH0.net
――2日目・本土――
某のアパートへ向かう車の中
氏「『十角館の殺人』って推理小説を知ってますか?」
漢「いや、あんまりその手の小説は読まなくてね」
氏「そうなんですか?
でも確か前に某さんとの関係について同じ大学の推理小説同好会のつながりで後輩だと」
漢「たまに参加してただけで実はミステリー自体は好きじゃないんだ」
氏「好きでもない同好会の幽霊会員ですか…」
漢「ところでそのなんとかの殺人っていうのがどうしたんだ?」
氏「いえ、ちょっとその小説との類似点が幾つかあるような気がしましてね」
36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 22:53:50.74 ID:cgPNWoRH0.net
某「やぁ二人共いらっしゃい」
漢「おう。昨日の手紙の件で何か進展はあったかい?」
某「いえ、特には何も」
氏「今日も絵を描きに出かけるんですか?」
某「はい、そのつもりですが」
氏「もしよろしければ少し絵を拝見させて頂いて構いませんか?」
某「えぇ、どうぞ。あまり進んでいませんが」
氏「この絵の場所はどこにあるんですか?」
某「ここから山の方へ、バイクで片道1時間くらいのところから見た風景なんですが」
氏「なるほど。…ジグソーパズルは進んでるみたいですね」
某「昨日は急用もできちゃってあまり絵がかけませんでしたから家でジグソーを」
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 22:59:45.71 ID:cgPNWoRH0.net
某「ところでお二人の方はなにか進展は?」
氏「昨日は二人で図書館の方で新聞を見ていたんですよ」
某「新聞ですか?」
氏「嬢という人物もお二人と同じ共通性を持っているのではないかと思いましてね
つまり同じ大学に通っていたという可能性です
大学名で記事を検索してもらったところ、一つ気になる記事を見つけました」
某「どんな記事です?」
氏「昨年の冬に一人の女子学生が自殺したそうなんです
遺書も残されており、どうやら何か深刻な悩みがあったようなんです
名前は伏せられていましたが、たぶんその女子大生が嬢という方だと思うんです」
某「なぜ?」
氏「特に確証はありません。強いて言うなら、勘です」
氏「ところで、あまりちゃんとしたものを食べていないようですね」
某「えぇ、ついコンビニ弁当で済ませちゃうんですよね」
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:06:11.91 ID:cgPNWoRH0.net
氏と漢は某のアパートを後にした
氏「ところで漢さん、この近くに無人の館かなにかがある離れ小島というものを知りませんか?」
漢「知ってるぜ。この辺りじゃちょいと有名な館があるそうだ」
氏「ではここ数日の間にその館へ向かった推理小説同好会、なんてものは…」
漢「おいおい、やけに具体的じゃないか。そいつも勘か?
たしかに今、例の大学の推理小説同好会が合宿に行ってるはずだぜ」
氏「やっぱりそうですか」
漢「おいおい、本当はどっかで聞いたんだろ?」
氏「バレましたか」
漢「あ、そうだ。悪いが明日は俺、用事があって一緒にはいられないからな」
氏「おや、そうですか。では今晩はいつもより激しいのお願いしますよ」
漢「おう、ケツん中洗って待ってな」
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:11:42.67 ID:cgPNWoRH0.net
――3日目・島――
ホールには雄、♀、牝の3人が集まっていた
雄「まさか、こんなことって…」
この場にいない牡の部屋の扉には、[第二の愛人]のプレートが貼り付いていた
♀「まさか、2人目ってことはないわよね…?」
雄「牡さんのことですから、もしかしたら悪戯ってこともありえます」
牝「雌さんを起こしてきたほうがいいでしょうか?」
♀「昨日はずっと具合が悪かったみたいだし、
しばらく寝かせておいたほうがいいんじゃないかしら」
雄「そうですね。死体と一つ屋根の下では気分を害して当然です
では3人で牡さんの部屋に…」
3人はゆっくりと牡の部屋の扉を開けた
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:17:00.24 ID:cgPNWoRH0.net
♀「うっ! くっさ!」
雄「なんだこの臭い!?」
牝「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!!!」
部屋に充満する臭いの正体は牡の口内にあった
雄「牡さんの口の中に、ウンコがっ!」
デングリ返しの体勢になった牡の肛門から透明なホースが牡自身の口に向かって伸び
その口の中には大量の人糞が詰め込まれていた
雄「く…狂ってる…」
41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:18:25.61 ID:vCwGK00/0.net
AAがシュールすぎる
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:23:09.25 ID:cgPNWoRH0.net
雄「あまり近づきたくないですが、生死の確認が必要ですね……死んでます
とりあえずホールに戻りましょう。この臭いじゃ話ができない」
雄「一見すると自殺に見えます。だとすると死因は何でしょう?」
♀「またどっかの馬鹿みたいにオナニーこじらせたんじゃないの?」
雄「それにしたってあの状態で死ぬでしょうか?」
牝「窒息死、とか」
♀「なるほどね、全容が見えてきたわ」
雄「それでは名推理を拝聴いたしましょう」
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:23:45.75 ID:HY6x0XKZ0.net
なんだこれワロタwww
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:28:51.02 ID:cgPNWoRH0.net
♀「皆も知っての通り、牡は大の悪戯好きよ。昨日のコーヒー牛乳のときのようにね
そこで今回も一計を企てた
プレートを自分の部屋の扉に貼り付けてから私達に壮絶な食糞オナニーを見せようとした
しかし運悪くウンチが喉に詰まって窒息死、息絶えた」
雄「なるほど。筋は通ってます」
♀「現場検証は必要ないわね。というかしたくないし」
雄「このことは雌さんの具合が回復してから伝えましょう」
牝「そうですね。今伝えたら体に障るでしょうし」
♀「…牝ちゃん、ごめんね」
牝「え?」
♀「まだこの同好会に入って間もないのにこんなことに巻き込んじゃってさ」
雄「明日になれば迎えの船が来ます。それまでの辛抱ですよ」
♀「そうね。それじゃあ私、もう一眠りしてこようかしら」
雄「僕もそうします」
3人は各々の部屋に戻っていった
45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:34:12.07 ID:cgPNWoRH0.net
3時間ほどが経ち、目を覚ました雄は牝の部屋の扉にプレート[第三の愛人]を見た
そして部屋から玄関に向かって赤い液体が引きずられていくような痕があった
雄は扉を開けた
雄「誰も…いない?」
まさか牝さんまで悪戯を始めたなんてことはないよな」
不安に思いながらも雄は玄関へ向かうと、トイレへと赤い液体が続いていた
雄はトイレの扉を開けた
雄「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
雄の叫び声を聞きつけ♀がトイレへ駆けつけた
♀「どうしたの!? …きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:41:03.27 ID:cgPNWoRH0.net
蓋の閉められた便器の上に全裸で開脚した女が座っていた
しかしその首は切断され、かわりにペニスが気管から生えるように突き刺さっていた
雄「な、なんだこれは!? トイレに死体…まるで肉便器とでも言いたげな…!
これはもう自殺では絶対にありえない!」
♀「嫌っ…!」
雄「この八角館にはレイプ魔、いや、連続強姦殺人狂がいる!!!」
47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:42:45.25 ID:HY6x0XKZ0.net
AAシュール杉
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:49:01.90 ID:cgPNWoRH0.net
♀「と、とにかく、状況を冷静に把握しましょう…!
…これってたぶん牝ちゃんよね…? 頭はどこ?」
雄「まさか、その便器の中じゃ…?」
♀「そうかも…。そうだ、ところで雌ちゃんは無事?」
雄「行ってみましょう!」
雄「雌さんの部屋にはプレートが貼られていない!」
雄は雌の部屋の扉を何度も強く叩いた
雄「雌さん! 雌さん! 無事か!? 起きてくれ!」
♀「……返事がないわ。開けてみましょ!」
雄「あぁ…!」
2人が扉を開け中で見たものは…
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:55:56.16 ID:cgPNWoRH0.net
マンコに“人の頭ほどの大きさの物体”が無理やり詰め込まれ
そこから乱れた長い人毛が扇状に広がっていた
雄「これは…スカルファック!? そんなっ、立て続けに2人も!?」
♀「なんだか変な臭い…。もう…いや…! 助けて…」
雄と♀は互いに顔を見合わせた
雄「…この場には2人しかいない
外部犯の可能性を除外すれば…もう答えは…」
雄は一呼吸置いて、雄叫びをあげながら♀へと襲いかかった…
51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/18(金) 23:59:53.22 ID:wAMiax1w0.net
やべぇよ……
52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 00:01:34.18 ID:gXucj/og0.net
――3日目・本土――
氏は某のアパートを訪れた
氏「某さん、“火事”のことは聞きましたか?」
某「はい、でも何故私のところへ?」
氏「何を言ってるんですか。火事の現場である“八角館”には
あなたも所属している推理小説同好会が合宿に行ってるんでしょ?」
某「漢さんに聞いたんですか?」
氏「はい。関係者は港に集まるようにとのことでしたよ」
某「それは知ってます。私もそのつもりで今出かけるところでした」
53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 00:07:18.46 ID:gXucj/og0.net
2人が港につくと、警察官や招集された関係者が大勢集まっていた
警「どうもこんにちは。あなたがこの度、島への合宿に行っていた大学サークルの部員だって?」
某「はい。私は他に用事があったのでずっとこっちにいましたけど」
警「えー、ではちょいと確認します
島へ向かったのは全部で6名で、大学のサークル名は推理小説同好会、と」
某「はい、そうです」
警「えー、こちらの情報では部員たちはあまりサークル名に即していない活動を行っていたとか?」
某「それはどういうことでしょう?」
警「えーと、なんて言ったかな。…そうそう、たしか“ヤリサー”と言うんでしたっけ?
申し訳ないですが、ヤリサーっていうのはどういった活動で?」
某「えっと……」
氏「ヤリサーとは、不特定の相手と性行為をすることを目的としたサークルのことですよ」
54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 00:13:34.43 ID:gXucj/og0.net
警「おや? あんたは確か…」
氏「ご無沙汰してます。兄がいつもお世話になってます」
警「おぉ、氏くんか。久しぶりだな。来とったのか」
氏「えぇ、まぁ。それより火事について差し障りなければ教えて頂いてもよろしいでしょうか」
警「あぁ。今回の火事で死者は6名。うち5名は火事以前に異常な状態で亡くなったと思われ、
連続殺人事件が起きていたのではないかと見ている」
氏「残りの1人は?」
警「目立った外傷もなく、火元のあった場所のベットに横になっていたことから自殺と思われる
体内から微量の睡眠薬も検出されている」
氏「なるほど。それで、6人の性別は?」
警「“男4人、女2人”だ」
56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 00:18:42.55 ID:gXucj/og0.net
警「ところで某さんのヤリサーとやらへの所属もそういったことが目的で?」
某「いえ、私は純粋にミステリー好きとして入りました
ヤリサーだったことなんて今初めて知りましたよ」
警「ほぅ、しかしサークル内で何も知らなかったあなたに向けられる妙な視線とか
妙な誘いなんてものはあったんじゃないかね?」
某「言われてみれば何か私に隠しているような素振りがあったかもしれません」
警「なるほど。ならとくに女にモテたんじゃないかね?」
某「何故です?」
警「最近の若い女性は中性的な顔立ちの男が好きだと聞いたもんでね」
氏「警さん、何を言ってるんです。某さんは“女性”ですよ」
57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 00:24:26.48 ID:gXucj/og0.net
警「おっとこりゃ失礼した!」
某「いいんですよ。胸が貧相だから男性に間違われることも多いんです。それに私は…」
牝「“ふたなり”です」
58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 00:30:11.74 ID:gXucj/og0.net
牝が生まれた当初は、ごく普通の可愛らしい少女だった
それがいつの間にかペニスが生え始め
10歳になる頃には完全にふたなり少女となっていた
戸籍上は女性、日常でも女性として振舞っていたが
学校生活においてその2つの性器を持つことはあまりにも牝を苦しめた
嬢と出会ったのは大学に入学して間もない頃だった
同じ大学の同じ学部、意気投合した2人はいつも共に行動した
しかし、やはり牝にとってふたなりを隠しながら嬢と過ごすことは苦痛でしかなかった
そこであるとき意を決して嬢にすべてを打ち明けたのだった
嬢は牝を受け入れた
59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 00:36:07.53 ID:gXucj/og0.net
牝と嬢は友人同士の関係を強め、ついに肉体の関係にまで至った
これまで忌み嫌っていたペニスが
嬢に対する愛情表現をこれほどまでに体現してくれることに至上の喜びを得た
しかし男としての機能はなかった
白濁とした液は作れたが、そこに精子はなかったのだった
嬢もその事実は知りつつも、それでも文句一つ言わず牝を愛した
その愛に応えるように、牝も嬢の中に幾度と無く精液を注ぎ込んだ
そんなあるときだった、嬢が突然生気を失ったのは
牝は嬢に何があったのかわからなかった
自分という存在が嬢に負担をかけていたのではないかと自己嫌悪もした
しかし嬢はそんな牝を懸命に慰めた
本当は自分のほうが何倍も辛いはずなのに
60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 00:41:23.20 ID:gXucj/og0.net
いつかこんな日が来るのではないかと、心の奥底では予感していたのかもしれない
嬢は線路の上に横たわり、電車に轢かれ自殺した
顔がわからないほどぐちゃぐちゃだった
しばらくして嬢の両親から牝に1冊のノートが渡された
牝には絶対に見せないでほしいと言われていたが、どうしても真実を知ってほしいといのことだった
牝は絶句した
ある日、嬢は知人の女性にとあるサークルの勧誘パーティに誘われた
推理小説同好会、嬢が以前から気になっていたサークルだった
始めは近くの飲み屋で食事をしていたが
二次会に無理やり誘われとある高層マンションに連れられると
そこで嬢は犯された
61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 00:46:21.86 ID:gXucj/og0.net
4人の男たちを同時に相手させられた
服は無理やりに剥ぎ取られて、全身を舐められ唾液まみれになった
両手に太いペニスを握らされ、小さな口に喉奥まで突っ込まれ、
まんこを引き裂くような巨根が幾度と無く華奢な身体に突き立てられた
男たちは代わる代わる嬢に挿入し、なんの躊躇いもなく膣に出した
膣から精液が溢れるほど注がれると、溢れた分を補充するようにまた中に注がれる
夜通し十数時間も休みなく男たちに玩具にされ
口内も膣内も腸内も、穴という穴に精液を注がれた嬢は
ただ牝のことだけを想い心を繋ぎ止めていた
63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 00:52:57.36 ID:gXucj/og0.net
その後、嬢はこれまで以上に熱く一心不乱に牝を求めた
そうでなくては、ふとした瞬間にあの犯された夜を思い出し死を考えてしまうからだった
互いの抱える不安を、2人は知らず知らずのうちに慰めあっていた
しかしそんな日々はいとも簡単に崩れた
嬢は妊娠した
中絶を真っ先に考えたが、もはや汚れきった身体で牝に会うことは罪とさえ思えた
嬢は死を選んだ
妊娠がバレないように、自らの身体ごと潰すしかないと思った
ノートにはそこまでの経緯、牝への愛情の限りを表現した言葉が
びっしりと書き綴られていた
64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 00:58:45.36 ID:gXucj/og0.net
嬢は確実に子宮を潰すため、その真下にレールが来るように寝そべった
するともう片方のレールが後頭部に当たった
怖い、とは思わなかった
それ以上に、もう牝には会えないことのほうがずっと怖かった
牝と何度も汚れた身体を重ねてしまったことを、人々の雑踏の中で幾度と無く謝りながら
嬢は電車のブレーキ音に飲み込まれた
牝はノートに染みた涙が誰のものかはわからなかった
しかし、一字一字噛み締めながら読んだノートは、牝の涙が新たに染み込んでいた
ノートを読み終え、牝は嬢がこのノートに託した思いを探りとろうとした
絶対に見せないでほしいと言ったノートは明らかに牝宛に書いたものである
嬢は秘密にしたいという想いと、包み隠さずすべてを知ってほしいという真逆の想いに
引き裂かれるような気持ちでいたに違いない
牝はその2つの想いを受け止め、決意した
嬢を苦しめ亡き者にした全ての元凶、推理小説同好会の連中を見つけ出し復讐する
65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:03:28.41 ID:gXucj/og0.net
私は嬢を死に追いやった元凶である6人に復讐することに成功した
その代償として私の身体と心はボロボロに汚されていたが
氏「海が綺麗ですね」
牝「氏さん」
今回この男は完全に想定外の部外者だった
この計画には多くの穴と不確定要素があった
本当のことを言えば、私も八角館で死ぬことも考えていたのだ
しかし嬢が私に書き残したノートを見せようとしなかったのは
私に真実を隠したいという意図と、後追い自殺をしてほしくなかったからだ
そこでその時の気持ちと状況次第でどうとでもなるよう本土でのアリバイ工作もしていた
66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:09:05.53 ID:gXucj/og0.net
氏「部屋には画材が少なく、それ以上に描きかけの絵以外の絵が一つもなかった」
牝「部屋が狭いから、大学に置いてるんだ。私は美術サークルにも入っているから」
氏「それとジグソーパズルが好きなわりには、やはり他にジグソーパズルは置いてなかった
ジグソーパズルサークルにも入ってるんですか?」
牝「あぁ、入ってる、入ってるんだよ!」
氏「そんなサークルありませんでしたよ」
牝「……」
この男の指摘は私を犯人と断定するには決定打になっていないように思える
でもこの男は私を犯人と疑って違いないと考えているんだろう
氏「あの手紙の送り主について何かわかりましたか?」
牝「“中出し精子”なんて知らないって言ったでしょう?」
氏「“中出し精子”。おかしいですね。なぜそれが“人の名前”だと思ったんでしょうか?」
67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:15:25.35 ID:gXucj/og0.net
牝「どういう意味です? どう見ても“ふざけた名前”でしょ?」
氏「どう見ても? いいえ、“中出し精子”と聞いて一体誰が“人の名前”だと思うでしょうか?
今回の事件は『十角館の殺人』によく似ています
その作中で手紙の送り主として書かれている名前、それは架空の建築家“中村青司”なんですよ
“中出し精子”とは、明らかに“中村青司”をもじった名前なんです
今回の八角館で起きた事件、送られてきた手紙、描きかけの絵…
これらは『十角館の殺人』を基にして練られた殺人計画にほかならない!」
迂闊だった、何もかも
所詮は浅知恵か…
氏「模倣のしすぎです」
…もう何もかも終わりだ。完全に私の負けである
遠からず私は逮捕され殺害の一部始終が公の下に晒されるだろう
さて、これからどうしようか
自首か、自殺か…
氏「ところでこれは独り言ですが、僕はふたなり美少女が大好きでして…」
それはどういう……そうか、そういうことか。それもいいじゃないか
私はとうに“愛人”として生きることを決めたんだから…
68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:17:59.38 ID:gXucj/og0.net
すると氏が突然下半身を露出させペニスをしごき始めた
牝「一体何を!?」
氏「実は今僕はオナ禁中でしてね。射精は一日一回って決めてるんです」
オナ禁? 一日一回? 一体何を言ってるんだ…?
氏「それじゃあ今日の一発」
ドピュッ!
(終わり)
69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:20:01.18 ID:VN5peL030.net
乙
70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:20:22.72 ID:+orl1a8K0.net
随分と…頑張ったな…
71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:22:36.16 ID:gXucj/og0.net
ほんとは犯人視点で6人殺すとこも書いてたんだが心が折れた
エロいシーンも書いてたんだが
72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:30:30.58 ID:+orl1a8K0.net
エロいシーン最初に出しとけばもっと食いつきよかったんじゃないか?
73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:31:18.75 ID:VN5peL030.net
>>71
そこも見たかったわ
連休前じゃなかったらもっと伸びたかもな
次も楽しみにしてるよ
75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:37:30.44 ID:gXucj/og0.net
>>72
犯人分かる前にエロシーン書くと犯人バレそうだったからちょっと難しい
76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:41:48.60 ID:Cq0dOjzc0.net
なんだこれは…
すごいものをみてしまった
もっかい読み返すわ
乙
77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 01:46:35.84 ID:gXucj/og0.net
読んでくれた人いてくれてよかった
一応省いたとこで重要なとこ書いとくと
トイレの死体は途中で具合が悪くなった雌
雌の部屋でスカルファックだったのは雌の頭まんこに入れて死んだふりしてた牝
6人目の死体は3日目の途中で勝手にやって来た漢
登場人物全員牝がふたなりだとは気づいてない
あとは想像で補完してくれ
81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 02:08:24.84 ID:zVxai+vv0.net
なんだこのクソスレと思ったら神スレだったでござるの巻
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