全天球カメラ RICOH THETA のアクセサリに、防水の「ハードケース TH-1」および「ソフトケース TS-1」 が加わりました。
ハードケース TH-1は透明なポリカーボネート樹脂製。試験管のような形状をしており、ウォータースポーツや水辺での撮影に威力を発揮します。
Hard Case TH-1
すべての写真を見る
4 枚
RICOH THETA (リコー シータ)は前後に2つの広角レンズを備え、ボタンひとつで空も地面も撮影者も含む全天球を撮影する異端のカメラ。
全天球パノラマ写真はマイクロソフト PhotoSynth アプリや Googleカメラの標準機能 PhotoSphere などを使い、角度を変えつつ何度も撮影すれば通常のスマートフォンやカメラでも生成できますが、シータは手軽に全天球の一瞬を切り撮れること、現行モデルならば全天球動画も撮れることが魅力です。
新アクセサリのハードケースTH-1は、持ち運び用の堅いケースというよりも撮影用の防水保護ハウジングに近い製品。シータは黒いフタ部分に三脚マウンタでネジ止めして固定します。フタ部分のしたにもマウントがあるため、ハードケースごとさまざまな場所に取付けが可能です。
完全に水没しての水中撮影はサポートしませんが、あらゆる方向から水を浴びるような状況でも、風雪にも負けず撮影できるようになります。IPX7相当の防水状態に密閉されるため、シャッターなどの操作には標準モバイルアプリのリモート撮影機能を使う仕組みです。
ある程度の厚みのある透明ポリカーボネート樹脂製のため、水辺での撮影以外にも、埃や砂やある程度の衝撃からシータ本体とレンズを守る機能もあります。アクションカメラ的に取付けてハードな使い方をする際には重宝しそうです。価格は税別3250円。
Soft Case TS-1
すべての写真を見る
5 枚
もう一方のソフトケースTS-1は、名前そのまま持ち運び用のソフトケース。標準付属のケースはジッパーで開閉するタイプですが、TS-1はシータをつまんで手軽に出し入れできるフラップ式になりました。フラップ部分には余裕があり、シータにストラップ用アタッチメントを着けた状態でも収納できます。
材質は白または黒の合皮でシータロゴ入り。付属品よりも人目に耐える見てくれです。ただしベルトループはありません。こちらの価格は税別2750円。どちらもすでに販売中です。