設置された「動物よけの電気柵」に感電した大人などが病院に運ばれ、重体となって
います。
画像:【電気柵の例】
http://iwatedai-s-hort.sakura.ne.jp/blog/2013/07/?cat=2
19日の午後4時40分ごろ、観光地としても有名な静岡県西伊豆町一色で畑の周りに設置された「動
物よけの電気柵」に触れた大人5人、子供2人が感電。
現在病院に運ばれたうち、42才と47才の男性は意識不明で心肺停止の重体。
また1人の子供も重症でほかは軽傷で意識はあるとのこと。
警察によると7人のうち、6人は2組の家族で残る1人は地元の女性。
家族ら連休を利用して現場近くの親戚の家に来ており、周辺で川遊びをした後、1人の男性が電気柵
に触れて感電。
倒れこんだ男性を助けようとして、連鎖的にほかの人たちも感電してしまったとのことです。
近所の住民は
「この辺りは鹿やイノシシが出るので、多くの人が川に沿って電気柵を設置している。
地元の人は川で水遊びを滅多にしない」
https://twitter.com/asaforcrown/status/614722505232642048
と事情を話しています。
なお、電気柵の設置事態は法律で禁じられていませんが、
日本電気さく協議会の宮脇豊会長によると、
「家庭用の100ボルト電源から直接電気柵に電気を流すことは禁じられている。
また誤って人間が触れても大量の電気が流れないよう、安全対策が施された専用装置を使うよう決められている。
今回の事件を聞くと違法な電気柵を設置していた可能性もあり、詳しく調べる必要がある」
と話しています。
電気柵・・・知りませんでした。
害獣から守るために必要な対策ですが、人間の命にかかわるような危険な設置方法だと問題ですね。