NHKが視聴率アップのための起爆剤にするべく起用したアイドルでしたが、残念ながら視聴率が前週よりも下がる始末で話題となりました。
この撮影現場で、時代劇どころが演技そのものが素人だった10人が様々な“御乱行”をやらかしてしまった姿を週刊文春が報じています。→ Geinou Ranking
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放送開始から低視聴率で苦しんでいる『花燃ゆ』。
→ 「最低15%は確保しろ!」NHK会長が激怒!『花燃ゆ』テコ入れに東出昌大の出番が激増?
様々なテコ入れ策も功を奏さず、4月に早くもひと桁台を視聴率をたたき出してしまい、その後現在(7/23)までに3回のひと桁視聴率を記録しています。
現時点での最低視聴率大河である『平清盛』ですら、最初にひと桁視聴率を記録したのは8月に入ってからだったことを考えると、先行きはかなり不安です。
そんな中、新たなテコ入れ策として起用されたのが、乃木坂46の十福神でした。
(以下引用)
「『花燃ゆ』はこれまで3度も視聴率1ケタ台を記録してしまいNHKもテコ入れに必死。
物語も長州藩内部の人間ドラマを描いた大奥編へ突入したが、当初の予定にはなく、急に書き換えた。
脚本家を3人に増やしたものの迷走してます。
乃木坂サイドは
『低視聴率打破のためオファーが来た』
と周囲に自慢していた」(芸能関係者)
(以上引用 週刊文春)
出演したのは、生駒里奈さん(19)、白石麻衣さん(22)、橋本奈々未さん(22)、西野七瀬さん(21)、生田絵梨花さん(18)、桜井玲香さん(21)、秋元真夏さん(21)、高山一実さん(21)、深川麻衣さん(24)、若月佑美さん(21)の10人。
乃木坂46で“十福神”と呼ばれている主要メンバーたちです。
役どころは、長州藩の大奥に新しく召し上げられた奥女中、というもの。
華やかな着物を着て10人並んだ画像がネットでも事前に公開されていました。
→ 乃木坂46十福神、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」に総出演
しかし、乃木坂46のメンバーはあくまでアイドル。
当然、時代劇どころか役者としても素人です。
撮影現場はかなり大変だったようで…。
(以下引用)
現場スタッフはため息混じりにこう振り返る。
「撮影は5月のGW明けから始まりました。
当然、時代劇どころか演技もド素人なので、事前院大奥の奥女中が行う、正座、お辞儀、歩き方などの所作を練習したそうです。
でも、現場に入ると着物や帯は着崩れしてヨレヨレ。
練習した所作もできず歩き方はまるでロボット。
着物が暑いからといって水分を摂り過ぎて汗をかき、カツラの生え際部分が目立たないように塗った油が溶けてしまった」
(以上引用 週刊文春)
そもそも、視聴率回復のテコ入れに素人の手を借りようというNHKの思惑が間違っていたとしか思えないわけですが…。
時代劇って大変なんですね。
つまり、着物が暑くても水分を摂り過ぎると汗をかき過ぎてしまうので、役者さんたちはみなさん、時代劇のときは水分を我慢して撮影に挑まれるということですよね?
素人に同じことをしろというのは、まず無理でしょう。
これは、どちらかというとNHKの失態のような気がします。
NHKも一応若いアイドルたちが何かをしでかさないよう注意はしていたようで…。
(以下引用)
NHK側は、乃木坂46を常に10人単位で行動させ、控室での携帯電話使用や大声で話すことを禁止。
食堂へ行くときだけ自由行動が許されていたという。
「だから食堂では大ハシャギ。
NHKの食堂メニューが気に入ったらしく、
『明日はカレーを食べる!』とか、
『東出昌大(27)さんに会えなかった!』
と大声で騒いでいた。
着物姿のままだったから周囲の顰蹙を買っていたね」(同前)
(以上引用 週刊文春)
若い女の子の集団なんてだいたいこんな感じでしょうし、自由行動を許した以上食堂でこうなることは考えなくてもわかるわけですが…。
みんなの目がある食堂でやってほしくなければ、控室を乃木坂メンバーだけにして控室で自由行動を許すべきでしたね。
控室でのいろいろが禁止されていたのは、他の方と同室だったんでしょうか。
まあNHKにもいろいろ事情はあるんでしょうけど。
(以下引用)
NHK関係者も「正直頭が痛かった」と明かす。
「現場での彼女たちの演技に、共演の松坂慶子(63)も目を白黒させて驚いてました。
実際、19日の放送では出演時間も2分程度。
志村けんの『バカ殿様』だってゲスト出演するアイドルはもう少しマシな演技をする。
乃木坂は“バカ殿様の女中以下”。
NHKも視聴者をバカにしていますよ」
(以上引用 週刊文春)
バカ殿様はコントとして作り込まれている作品ですから、時代劇と比べるのは逆に失礼だと思いますけどね。
コントだろうと時代劇だろうと、出演する人は全力で挑んでいるはずです。
まあでも、本格時代劇がウリであるはずのNHK大河ドラマにアイドルという演技ど素人を出演させたという点においては、“NHKも視聴者をバカにしている”という意見には賛成です。
しかも、これはテコ入れ策のはずだったのに、視聴率は7月12日放送の28話の12.4%から0.4ポイント下がって12.0%だったんですからね。
NHKもさぞ落胆されたでしょうけど、これに懲りてテコ入れ策にならないテコ入れ策は金輪際やめていただきたいものですね。
さて、今回のオファーですが、乃木坂にとっても“渡りに舟”だったのだそう。
(以下引用)
「7月10日に公開されたドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の宣伝も兼ねていた。
大河の宣伝材料を求めるNHK側と利害が一致したのです」(同前)
(以上引用 週刊文春)
宣伝に…なってました?
正直、出演シーンも短すぎましたし、あれが乃木坂メンバーだというのは知っている人しかわからなかったのではないでしょうか。
AKBグループは、グループであの衣装を着て出演していればAKBの子たちなんだなぁ、とわかりますが、衣装を脱いで単品で出ているときにAKBの子だとわかるのはごく少数です。
乃木坂はおそらくさらに個人個人の知名度は低いはずですし、あのメンバーを見て乃木坂だと分かる人はすでに映画のことも知っているファンの方でしょうし、一般に向けた映画のアピールにはなってないと思うんですよね…。
※出演時間が超短い上にセリフもありませんでした。
『花燃ゆ』乃木坂46の出演シーンは終盤2分だけ、顔ドアップ台詞なし[画像・動画あり]
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ちなみに、映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の興行成績は、全国46スクリーンの公開ながら、オープニング2日間で動員2万9551人、興収4560万2400円をあげて初登場9位、だったそうです。
スクリーン数がこの数でランクインするのはすごいですね。
12年のデータなのでちょっと古いんですが、100スクリーン以下の初動ランキングというのが2ちゃんねるにありました。
(100scr以下邦画初動)
1億144万3272 *80 阪急電車 片道15分の奇跡
*4401万7198 *36 ちょんまげぷりん
*3866万0000 *89 オカンの嫁入り
*3551万**** *47 しあわせのパン
*3524万**** *79 ヒミズ
*3031万8817 *82 花のあと
*2721万5600 *87 死刑台のエレベーター
*2598万7200 *60 春との旅
*2559万8400 *52 シーサイドモーテル
*2416万2439 *44 パーマネント野ばら
*2326万6650 *38 トイレット
*2076万4776円 *73 苦役列車
(データ引用 2ちゃんねる)
これは、元AKB48の前田敦子さんが映画『苦役列車』に出演し“惨敗”と報じられていた頃に調べたものです。
→ 映画『苦役列車』が大惨敗!ヒロイン前田敦子、今後は女優希望も前途多難?
このランキングで行くと、乃木坂の映画は2位に入ります。
健闘ですよね。
『花燃ゆ』への十福神の出演は7月19日。
映画公開の翌週ですが、この週のランキングには乃木坂の映画はすでに入っていませんでした。
出演効果があったのかどうかは不明です…。
さてさて、迷走ぶりばかりが報じられる大河ドラマ『花燃ゆ』。
先日、来年の大河ドラマ『真田丸』のキャスト発表がありましたが、NHKスタッフはもうすでにこちらに期待を寄せているとの噂も…。
→ 次期NHK大河『真田丸』に豪華キャスト続々!局内では「『花燃ゆ』早く終われ」の声も!?
今後も様々なテコ入れ策が講じられるのでしょうか
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