裸女盗賊「私たちは『裸女盗賊』」
初めまして。僕の名はアレクと言います。
僕は今、とある地方の領主である貴族様の元で、騎士見習いとして働いています。
僕のような子供にはもったいない仕事ではありますが、憧れの騎士になるため、日々努力しています。
仕事にも慣れ始めた頃、とある任務を任されました。
「娘が領内の小さな村に遊びに行きたいの言うので、護衛として同行するように」
領主様の娘である、フィーナ様。
僕より少しだけ年上であるにも関わらず、既に気品と清楚さを備えた美しい女性だ。
「アレクくん、そんなに堅くならなくていいですよ。楽になさってください」
「い、いえ。村の中とはいえ、盗賊の噂もありますので気は抜けません」
フィーナ様は長いブロンドの髪を背中の中ほど辺りで一つに纏め、ブラウスに黒いスカートと、あまり派手すぎない恰好をしていた。
それでも、彼女の少し垂れている優しい目を見ると、どうしても見とれてしまう。
だめだ。今は任務の最中なんだ。
僕を初め、数人の騎士見習いがフィーナ様の護衛として村に同行していた。
この村は、豊かな自然と特産物であるジャムが知る人ぞ知る名物とされており、お忍びで貴族様やその家族が訪れることもあるそうだ。
しかし、最近ではこの地域で盗賊が暴れているという噂があったので、僕らが護衛としてついて行くことになった。
「さて、もう夜も遅いですし、宿に戻りましょうか」
「は、はい」
一通り村を見て回った僕たちは、暗くなった道を歩いていた。
その時、僕たちの前にローブをすっぽりと被った人物が現れた。
その人物は、僕たちの方にまっすぐ向かってくる。
正直言って、とても怪しい。
「ちょっといいですか?」
ローブの人物がフィーナ様に近づく前に、仲間の騎士見習いがその人物に声を掛けた。
「はい?」
ローブの人物が応えます。声からして、どうやら女性のようだ。
近づいて見てみると、彼女のローブは胸の部分が大きく盛り上がっていた。
これは怪しい。まさかフィーナ様を狙った刺客だろうか。
「最近、この辺りで盗賊が現れるという噂が立っています。夜道には気を付けてください」
「まあ、物騒ですわね」
「それで、我々は領主様の使いでやってきた者たちなのですが、失礼ですがこちらで何を?」
「はい、少し散歩をしていたのですわ」
こんな夜中に散歩を? しかもこんな人通りの少ない道で?
怪しい、実に怪しい。
仲間が女性に詰め寄る。
「……失礼ですが、持ち物を検査させていただいてもよろしいですか?」
「え?」
「そのローブを脱いで頂くだけでいいです」
「あ、あの……」
ローブを脱ぐように言っただけで、女性はあからさまに動揺した。
「どうしたのですか? 特に怪しい物が入っていなければ脱げるはずですが」
「あ、その……」
女性は顔を赤らめ、もじもじと体を動かす。
その動きで、胸のふくらみが左右に揺れた気がした。
それを見て、仲間は腰の剣の柄にさりげなく手を掛ける。
「わ、わかりました……」
女性は観念したように、胸元にあったローブの紐を解く。
すると、目を瞑って一気にローブを脱ぎ捨てた。
「……え?」
一瞬、目の前の光景を理解できなかった。
数秒遅れて、脳はその光景を処理する。
目の前の女性は……おっぱいを丸出しにしていた。
「……」
僕も仲間もフィーナ様も、あまりの光景に声を出せないでいる。
腰に巻きつけた小さな布で辛うじておま○こを隠しているが、女性はおっぱいだけでなく、その裸体のほとんどを僕たちの前にさらけ出していた。
片方だけでメロンほどはあろうかという爆乳、膨らんだおっぱいの下にある引き締まった腹部、くびれたウエストから曲線を描いて張り出しているお尻。
さらに、その肌にはシミ一つなく、月明かりに照らされていやらしく輝いている。
そして、女性は恥ずかしそうに顔を赤くして俯いているが、腕を頭の後ろに組み、その裸体を見せつけるようにくねらせていた。
「あ、あの、いかがですか……?」
女性の言葉に仲間も僕も我に返る。
しかし、「いかがですか」の意味がよくわかっていなかった。
「あの、ローブを脱ぎましたけど……検査をするのではなかったのですか?」
「え、いや……」
検査も何も、女性が全裸になってしまっては武器を隠しようがない。
正直、もうローブを着てもらって終わりにするべきだったが、僕たちは言葉が出なかった。
「あの、後ろも見ますか?」
「え?」
そう言って、女性は僕たちに背を向ける。
「ああ……」
彼女は背を向けた状態で、長い金髪を両手ですくい上げて、美しい背中を見せた。
肩甲骨が腕の動きに連動しているのが、なぜかいやらしい。
さらに下半身に目をやると、腰に巻かれている布は小さすぎてその大きな尻の大部分を隠せていなかった。
肉付きのいい尻は、鍛えているおかげなのか垂れずにハリがある。
そして尻の割れ目の奥をよくみると、前部分から刺しこむ光によって、陰毛が少し見て取れた。
「う、うわあ……」
仲間の一人が、思わず感嘆の吐息を漏らす。
騎士見習いではあるが、僕たちも年頃の少年だ。
ここまで美しい女性の裸体はお目にかかったこともなく、僕たちは見とれるしかなかった。
「はあ、はあ……」
荒い呼吸の音が聞こえて女性の顔を見ると、彼女はその緑の瞳を潤ませ、頬を真っ赤に染めていた。
「あ、ああん……見られてるぅ……」
その言葉のおかげで、女性が顔を赤くしているのは羞恥心からだけではないことがわかった。
おっぱいの先端にある薄いピンク色の乳首は、一目見ただけで通常より立っているのがわかる。
「……」
女性は僕たちに流し目を送り、もう許してくれと言わんばかりに目に涙を溜めていた。
「ア、アレクくん、もういいんじゃないかな……」
その時、フィーナ様が口を開いた。
確かにそうだ。女性が武器を持っていないのなら、これ以上調べる必要はない。
それより、フィーナ様の護衛に戻るべきだ。そう思って、彼女の方に振り返る。
だが、僕は思わず息をのんでしまった。
「……はぁ」
フィーナ様の顔は、裸の女性と同じく赤く染まっており、目が潤んでいた。
その顔から受ける印象はいつもの清楚さではなく、どちらかというと淫靡なものに近い。
目を細め、両腕で体を抱き、足をすり合わせるフィーナ様は明らかにいつもの様子と違っていた。
「フィーナ様、大丈夫ですか?」
僕は思わず問いかける。
「え、うん、大丈夫よ……早く、戻りましょう……」
フィーナ様の様子は明らかにおかしかった。早く戻った方がいい。
しかし、裸の女性が僕たちを呼び止めた。
「あ、あの、すみません」
呼びかけに対して、僕たちは振り返ってしまう。
女性は未だローブを着ずに、裸体を晒したままだった。
「あの……実は、あなたたちに調べてほしいことがあるのですが……」
調べてほしいこと?
なんだ? 僕たちになにか依頼があって、近づいてきたのか?
だけど正直、女性の裸を見てしまって変な気分になっている僕たちは、早くこの場を離れたかった。
「な、なんですか?」
仲間の内、二人が女性に近づく。
「実は、その……おま○この中を調べてほしいんです」
……は?
今、彼女は何て言ったんだ?
「あの、なんですって?」
「ですから、おま○この中も武器が無いか調べてほしいのです……」
「……」
思わず仲間たちは顔を見合わせてしまう。
この人は何を言っているのだろう。
そう考えている内に、女性は次の行動に出ていた。
「お願いです……おま○この中も見てくれれば、私が潔白だとわかるはずです」
女性は腰布を両手で摘まんでたくし上げた。
すると、その後ろから髪の毛と同じ金色の陰毛に覆われたおま○こが現れる。
「あ、ああ……」
「もっと、近づいて見てください……」
女性の言うとおり、仲間たちは彼女の股間に顔を近づける。
彼女のおま○こからは透明な液体が溢れており、足の付け根まで濡らしている。
「んっ……」
女性は両手でおま○こを広げると、ピンク色の内部が仲間たちの前にさらけ出され、おま○こからトロリと液体が溢れた。
思わず見とれる仲間たちだったが、女性に声を掛けられる。
「い、いかがですか? 武器は、無いですよね?」
「え、ええ、そのようです」
「よかった……じゃあ、これはお礼です」
「え? うわあっ!」
仲間たちが聞き返そうとした瞬間、彼らは目を押さえて苦しみだした。
「うわあっ!?」
「め、目がっ!」
「な、なんだ!?」
突然の事態に困惑する。どうやら、女性の股間から何かを目にかけられたらしい。
苦しむ仲間たちに対し、女性が行動に出る。
「えいっ!」
「がっ!?」
「ぐあっ!?」
女性は体を捻り、その爆乳を仲間の頭に叩きつけた。
仲間は吹き飛ばされ、もう一人の仲間を巻き込んで倒れる。
そして二人とも起き上ってこなかった。どうやら気絶したらしい。
「な、何を!?」
ここに来て、僕はようやく彼女が敵だと認識し、腰の剣を抜いた。
女性は尚も顔を赤くはしているものの、こちらを見て、不敵な笑みを浮かべている。
「ふふふ、私たちはその御嬢さんを貰いに来たのよ」
「まさか、あなたが盗賊!?」
「その通り、私たちは『裸女盗賊』。周りを見てみなさい」
裸女盗賊の言葉を受けて周りを見てみると、すでに僕たちは囲まれていた。
僕たちの周りを囲んでいるのは、全て女性。しかも目の前の裸女盗賊と同じく、腰布一枚だけを身に着けた姿で、裸体をむき出しににしている。
みな、若い女性ではあったが、中には僕とそう変わらない年齢であろう少女もいた。
だが、その少女でさえ、年齢に不釣り合いな巨乳をさらけ出している。
裸女盗賊たちはこちらを挑発するようにおっぱいを揺らしたり、お尻を振ったりしていたが、中には両手でおっぱいを必死に隠している少女もいる。
迂闊だった。裸女盗賊たちは十数人はいる。こちらはフィーナ様を合わせても五人。守りきれるだろうか。
コメント一覧
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- 2015年07月28日 23:34
- うん…………うん?