２９日に報じられたもの。

日本のスバルでは外国人実習生が数多く働いています。

「ロイター通信」が入手したスバル群馬工場で働く中国人実習生の「給与明細書」によると、週に

約５０時間労働で、時給は県内最低賃金となる「８１７円」。

この時給は同工場で働く日本人の常勤期間労働者の賃金水準の約「半分」です。

画像：【スバル群馬工場】

http://www.rtl.lu/international/top-stories/503874.html

一方、アメリカ・インディアナ州ラファイエットにあるスバルの工場では時給が最高「３１３６円」。

http://www.bloomberg.com/bw/slideshows/20110602/subaru-s-sustainable-drive

アメリカでは多くの自治体で時給の最低賃金を１５ドル（約１８５０円）に引き上げる条例が相次

いで決定しています。

http://fusion.net/story/173790/is-15-too-high-for-a-minimum-wage-the-real-conversation-is-starting/

賃金を上げると失業率が逆に増えるのではないかと懸念されていましたが、１年半前から時給

が同水準に引き上げられているシアトル空港近くの町では、大きな混乱もなく、施行前の６．５％か

ら４．６％に改善。

ただし、ほかの地域では時給引き上げ対策として、例えば、ホテルでは無償で提供していた食事や

駐車場を有料化、夜間の保守係を無くす、人件費のかかるレストランをカフェに転換、宿泊料金を１

０％引き上げなどの工夫をしています。

また別のレストランではウェイター・ウェイトレスへのチップを不要とし、代わりにメニューを２割値上げ

するなど、各地域では時給引き上げにともない、企業側にも経営内容の変化が迫られています。

なお本日、日本では全国の平均最低賃金（時給）が改定され、７８０円から７９８円と１８円アップしま

した。

今回の件に【ネットの声】は・・

などがあるようです。

魅力的な時給ですが、日本では当分実現しそうにないですね・・