にこ「あんたたち!来たわよ!」 凛「(卒業してから毎日来てるな…このニート)」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 22:44:02.97
にこ「凛、はなよ!私が練習見てあげるから屋上きなさい!」
凛「(うぜー、何だこいつ。いい加減就職しろよ)」
凛「きょ、今日はちょっとかよちんとクラスの仕事があるからいけないにゃー、ね!かよちん!?」
花陽「え? う、うんそういえば用事あるんだった」
にこ「何よ、付き合い悪いわね、それじゃ…真姫?一緒に遊ばない?」
真姫「え…えっと…あ、そうだ実は私も凛ちゃんの仕事手伝うことになってるの!ね!?」
凛「うんうん!そうだったよー!じゃあそういうことで、また後にゃー」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 22:50:55.72
にこ「もー、最近真姫も凛も付き合い悪いわねー…」
にこ「しょうがないから穂乃果?一緒にゲーセンでも行かない?」
ことり「ホノカチャンは~…私と約束があって~…その…」
にこ「何よ、あんたたちもなの?付き合い悪いわね…」
海未「悪いんですけど…今日は穂乃果もことりも忙しいから帰ってくれませんか?」
にこ「まぁいいわ…また明日にしてあげるわ。じゃあね」
ことり「(明日も来るのか…これ)」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 22:56:54.42
にこ帰宅後
ことり「はぁ…まじ限界。あいつそろそろ締め出さない?」
凛「凛は賛成ー!」
真姫「私も」
ことり「じゃあ理事長権限使って矢澤は締め出すわ」
穂乃果「ていうかあのニート、何で就職しないで遊んでるの?」
凛「そんなの決まってるにゃー、あんなの誰も雇いたくないからにゃー!」
真姫「言えてる。前うちで少しバイトさせてたんだけど、人の物盗みまくって、本当サイアクだったわ」
穂乃果「そういえば昔からよく部室の物消えてたけど、にこちゃんが居なくなってからそういうの無くなったね!」
真姫「今思えば全部矢澤の仕業だったわね…」
ことり「とりあえず、明日からは私に任せて!」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 23:03:57.79
次の日部室で
にこ「にっこにっこにー!また遊びに来たわよ~☆」
ことり「あ、にこちゃん実は話があるんだけど」
にこ「何よ、ことり。あんたが私に話なんて珍しいわね」
ことり「実は今日から学校の規則で部外者は校舎に入れなくなったの。だから…今日からはここにはにこちゃん入れなくなっちゃったの」
にこ「はぁ?そんな規則どうでもいいわよ。私は廃校の危機を救ったんだし、それぐらいどうでもいいでしょ?」
穂乃果「あのね、にこちゃん。私は生徒会長だから、そういう不正は見過ごすことは出来ないの。だからわかって?」
にこ「はぁ…めんどくさいわね。わかったわよ。じゃあここじゃなくて外でみんなで遊びましょうよ?ね?それならいいでしょ?」
ことり「(こいつ自分が嫌われてるの気づいてないのか…?)」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 23:10:41.88
凛「みんな~遅くなってごめんよー」
にこ「あ、凛に真姫に花陽!ちょうどいいところに来たわ!」
真姫「あら、にこちゃん来てたのね」
にこ「何か学校の規則がどうとかで、私がもうここに来れないとかことりが言ってきて~…いじめられてるのよ~」
真姫「はぁ…ねぇ、みんなもうはっきり言ったほうがいいんじゃないの?」
海未「そうですわね…」
ことり「にこちゃん鈍感だから、はっきり言わないとわからないのかも」
穂乃果「うん…あのね、はっきり言うね。みんなは…にこちゃんのことが大嫌いなの!迷惑してるの!だから帰って!」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 23:16:37.91
にこ「何よそれ…どういうことよ?」
ことり「どうもこうも無いよ♪これがみんなの気持ち☆」
にこ「はぁ?凛、花陽、あんたたち何か言ってやってよ!」
凛「何かも糞も無いにゃ~凛は本気だよ!ね?かよちん?」
花陽「う、うん…ごめんねにこちゃん」
にこ「笑えないわね…なんかのどっきり?真姫も何か言ってよ」
真姫「はぁ…だめな人。嘘か本当か…?見てわからない?」
にこ「わかるわけないでしょ!?私たちずっと一緒にやってきた仲間でしょ!?」
真姫「にこちゃんは仲間の財布盗んだりするの?」
にこ「!?」
ことり「みーんな気づいてたよ?」
海未「鈍いのですね」
真姫「もうおしまいよ、にこちゃん。さよなら。二度と私たちの前に出てこないで…」
にこ「何よ…みんな何よ…!もう…知らない…!」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 23:23:15.42
凛「タダで帰れると思ってるの?」
にこ「えっ」
ことり「今まで私たちがどれだけ被害に遭ってるか…」さわ
にこ「ひぃっ…」
ことり「…身体で払って貰おうっかな?」
穂乃果「いいねーことりちゃん!」
真姫「私も賛成」
凛「もちろん凛もやるにゃー!」
にこ「…」ブルブル
海未「…にこ」
にこ「…!うm」
海未「あなたは最低です、罪はしっかり償ってもらいますからね」ニッコリ
にこ「…」
みたいな展開になるんだよな?
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 23:24:37.52
にこ「(はぁ…やっぱりバックダンサーは所詮バックダンサーね…)」
にこ「(希と絵里にでも久しぶりに連絡しようかな)」
トゥルルルルルル
希「もしもし、ウチやけど。 にこっちどうしたん?」
にこ「希久しぶり~☆会えないから寂しかったんじゃない?」
希「悪いんやけど…もうすぐ次の講義あってな? 一緒に行くエリチ待たせてるからまた後でいい?」
にこ「そう…講義なら仕方ないわね…」
にこ「(そういえば、絵里と希は同じ大学なんだっけ…何だか私だけ仲間はずれね…)」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 23:29:51.08
絵里「希~!」
希「あ、エリチ!」
絵里「誰かと電話してたの?」
希「ん?にこっちやったよ」
絵里「へー、珍しいわね、何の用だったの?」
希「さぁ?」
絵里「にこって、就職先決まらずにニートやってるみたいだけど大丈夫かしらね…」
希美「どうやろね?にこっち勉強もコミュニケーションも苦手やから」
絵里「そうね、毎日部室に顔出して迷惑かけたりしてね」
希「あはは…それ、現実味ありすぎて笑えないやん…」
絵里「たしかに…」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 23:39:22.78
にこ「(どいつもこいつも付き合い悪いんだから…仕方ないから今日はもう帰るか…)」
にこの家
にこ「ただいま~☆」
こころ「お姉様おかえりなさい」
にこママ「おかえり、にこ。ちょうどよかったわ話があるの」
にこ「どうしたの~?そんなに真剣な顔して」
にこママ「あなた…ろくに就活もしないで、毎日遊び歩いてるらしいじゃない?」
にこ「い、嫌だなぁ、にこはアイドルの練習をしてるだけにこよ☆」
にこママ「そんな可愛く言っても駄目です。」
にこ「…ごめんなさい。」
にこママ「それでね、うちではもうあなたのこと面倒見切れないからおじさんの家に預けようと思うの。おじさんの家のお店の手伝いをすれば給料も貰えるみたいだから…どうかしら?」
にこ「ちょ、ちょっと~冗談きついにこ☆ にこはここに住みたいにこ☆」
にこママ「真剣な話だからちゃんと聞いてちょうだい」
にこ「何よ…私の居場所どこにも無いじゃない…もういいわよ…私一人で生きてやるんだから…!ママも大嫌い!」
にこママ「ちょっと!話は途中よどこいくの!」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 23:41:22.59
にこ「はぁ~勢いよく家飛び出してきたけどお金も無いしどうしよう…」
にこ「真姫の家行ったらお金貰えないかな…って真姫にも嫌われてるんだっけ」
にこ「あの看板…高収入?女性だけの求人?何よ~いい仕事あるんじゃない!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 23:48:36.59
半年後
花陽「最近にこちゃん見なくなったね」
穂乃果「あれっきり来なくなっちゃったよね」
海未「今頃どこで何してるやら…」
凛「海未ちゃん心配かにゃ?」
海未「そうですわね…にこがまた誰かに迷惑かけてないかは心配ですわ」
凛「あははは、海未ちゃんさりげなく酷いにゃー」
ことり「そういえば、少し前ににこちゃん見かけたよ?」
穂乃果「え?どこで?どこで?」
ことり「何か汚らしいおじさんと手繋いで歩いてたな~」
凛「それってもしかして…」
ことり「たぶんそうだよ~」
真姫「ま、にこちゃんに出来る仕事なんてそれぐらいよね…」
穂乃果「え~~?不潔だなぁ」
海未「人にはそれぞれ向き不向きがありますからね」
ことり「きっとにこちゃんはにこちゃんなりに楽しくやってると思うよ♪」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/14(木) 23:56:35.17
にこ「お、お願いおクスリ売ってぇ…それが無いとダメなの!」
??「仕方ねぇな、ほれ、その代わりもっと客とってこいよ」
にこ「わーい、嬉しいニコ☆」
にこ「(このクスリをキメてるときだけが…私の生き甲斐…)」
…
……
………
???「…ちゃん」
にこ「あれ…?ここは…」
真姫「にこちゃんってば、もうすぐテストなんだから一緒に勉強がんばりましょ」
にこ「あれ?真姫ちゃん?何か変な夢を見てたような…」
真姫「もう、ちゃんとやってよね」
にこ「そんなこと言いつつ面倒見てくれる真姫ちゃんが大好きにこ☆」
真姫「//// ちょっとからかわないでよね!!!」
にこ「好きっていうのは本当よ?」
真姫「…私だって…好きよ…ボソ」
にこ「えっ…////」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/15(金) 00:06:25.35
男1「おい、この矢澤とかいう女、寝てから目が全然覚めないぞ…?大丈夫か?」
男2「こいつ息してないぞ…」
男1「おいおい、まじかよ。こいつクスリ撃ちすぎだったからな…」
男2「それにしてもすごい笑顔で死んでるな」
男1「まったくだ、シャブがそんなに気持ちよかったかねぇ」
男2「ここに居るとやばいし、さっさとずらかろうぜ」
…
……
………
にこ「ねぇ、こっちの問題も教えてよ~」
真姫「しょうがないわね…」
にこ「うーん、何かずっと同じ日を繰り返してるような変な感覚にたまになるんだけど」
真姫「何?急に、変なの」
にこ「そうよね…ま、いっか」
にこ「(ずっとずっと真姫と一緒に居られれば何だっていいわよね…)」
- Fin -
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/15(金) 00:12:35.52
面白かった
最初ドキドキしたけど
最初ドキドキしたけど
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/15(金) 00:15:25.94
にこっち幸せそうでなにより
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