こんにちは。ヨッピーです。
現在、「ファンタ」が高校生の悩みを解決させるキャンペーンを行っているのをご存知でしょうか？
そこで僕は思いました。
僕も高校生の悩みを解決したい、と！
いやー、この企画が上手く行けば「今高校生の間で大人気！世界一頼りになるおじさん！」みたいな扱いを受けるかも知れないじゃないですか。
そうなったら若者向け雑誌の連載の仕事とか来るかも知れないし、
大人気youtuberになれるかもしれない！
いやほんとこっちは切実なんよマジで……。来月の家賃どうすりゃ良いのよ……。
そんなわけで今回の企画に応募してくれた、悩める相談者がこちら。
久保田真凜（まりん）ちゃん。高校3年生です。
同じ学校に気になる男子がいるとのことだが、緊張して全然話せないのが悩みらしい。
「なるほど。思春期によくあるやつだね……。青春だな……！」
「他の人の前だと普通に話せるんですけど、好きな人だと挙動不審になっちゃうんですよね……」
「わかる！
何故なら僕もそうだったからね。２１歳くらいになるまで女の子の事を意識しすぎてまともに顔すら見れなかったもん」
「それってどうしたら直ったんですか？」
「それはね……」
「もっと自分に、自信を持つことだよ！」
「自信とか無理ですよ」
「こら！冷めすぎやろ！ あのね、僕もずーっと恋愛に関して言えば自分に自信が持てなくて『僕なんかと話したって女の子もつまんないだろうな……』とか思っちゃって
まともに話せなかったんよね。それが何故かそんな僕を好きになってくれた女の子がたまたま居て、それからなんとなく自分に自信がついて普通に話せるようになったんよ。そういうのあるでしょ？」
「確かにそれはあるかもしれないです。じゃあどうすれば自信がつきますかね……？」
「よし！そのために、今日は
この人をお呼びしたよ！お～～い！お願いしま～～す！」
「やっほ～～～～！」
砂糖るき
北海道出身。真冬の札幌市内でふんどし姿で踊り狂う動画を投稿するなど、その尖った行動で人気を集め「
北の最終兵器」「
るきにゃん」などの異名を取る。
プロもびっくりのメイクの腕前を持ち、彼女のメイクは「詐欺メイク」「整形メイク」などと呼ばれる。テレビ番組にも多数出演。
↑ちなみにしょっちゅうネットで見かけるこの人がるきにゃんご本人です。
左と右で顔が変わりすぎだしメイクの力すごすぎ。
このるきにゃんの力で真凜ちゃんを更に可愛く変身させ、自分に自信を持って貰おう、というのが今回の企画なのであります！
高校生のピュアな恋愛に、るきにゃんのやる気もガチ上がりです！
「良いねー！青春だねーほんと！可愛い……」
「ね、青春まっただなか！って感じやわ……」
「学校に好きな人が居るなんて、もう私達からしたら遠い世界の出来事みたいで……」
「ほんまやで……。そんなピュアな恋愛、もう何年もしとらんわ……歳取ったもんやで……」
なんか、
おっさんとおばさんの同窓会みたいな雰囲気になってきた。
「真凜ちゃんは高校三年生なんだよね？」
「そうです」
「じゃあ学校を卒業したらお化粧を覚えた方が良いだろうし、実際私も容姿にすごくコンプレックスがあったんだけど、お化粧のおかげで人前に出られるようにもなったから、今回の悩みにはぴったりだと思うの！」
「なるほど！私、変われますかね？」
「うん！変われると思う！」
そんなわけでいよいよ真凜ちゃんにメイクを開始！
おとなしそうな高校生真凜ちゃんは果たして、メイクでどこまで変われるのでしょうか！？
ちなみに僕も以前、るきにゃんにメイクをして貰ったあるのですがこんな感じに変わりましたからね。
メイクの力すごすぎ。
アイテープとアイプチを駆使し、一重の人は二重に、二重の人はそこから更に幅を大きくとるようにします。
鼻やオデコなど、高く見せたい部分にハイライトを入れ、 逆に小鼻など目立たせたくない所にローライトを入れる。
大人しそうな真凜ちゃんのイメージが一気に変わった！
女性のメイクをこんなに間近で見る事はないので、「ほわ～」と感心しながら見る僕。
「いやほんと、めちゃめちゃ印象変わるね！これなら本当に自分に自信が持てるようになるかも知れんよ！」
「ね、そうなったらいきなり告白とかしたりして！」
「いや、今年は相手の人も受験なんで、とりあえずそれが終わるまでは邪魔しちゃダメだな、って……」
「奥ゆかしい……！」
「私が高校生の頃はそんな知性なんてなかったけどな……！」
「やっぱり学校で好きな人をずーっと目で追いかけたりとか？」
「そうですね。好きな人のTwitterはめちゃくちゃ見ます」
「Twitterかよ！」
「今どきだね～！」
そんなこんなで３０分後……、
「すご……！自分の顔じゃないみたいですねこれ……！」
鏡に映った自分の顔を凝視する真凜ちゃん。せっかくなので洋服も制服から今どきの服装にチェンジしてもらい……
じゃん！完全に前の真凜ちゃんとは別人だ～！
メイク前との比較。これは街ですれ違っても同一人物だと一瞬わからないかもしれないな…
それでは本人にメイクした感想を聞いてみましょう！
「どうですか……？今のご気分は……？」
「なんか、全然自分じゃないみたいで
気持ち悪いです！」
笑うしか無くなってる僕。
「いやでも、ある意味違う自分に生まれ変わった事で、気になるカレに告白する勇気が出たりと、か……？」
「いやちょっと派手すぎて逆に恥ずかしいかも……」
「えーーーー！」
「わーー！ごめんねーーー！」
「そもそも見た目より、ちゃんと内面を好きになって欲しいんです……」
「立派すぎる」
「なんか、むしろ私たちの方が薄汚れてたな、って勉強になった」
「でもメイクをして自信がつくのは分かったし、社会人になったらお化粧しなくちゃだから、これからはメイクも勉強していきたいですね」
「私達、
高校生に気を使われてるよ」
「僕、３４年間も生きて来て何を勉強してきたんやろか……。ファッション雑誌の『モテモテコーデ！』みたいな情報に毒されて、大事な内面の事が抜け落ちてたのかも知れん……」
深々と真凜ちゃんに頭を下げる二人。
見た目を変えればどうにかなるなんて思っててすいません。
でもたぶん、これくらいしっかりした真凜ちゃんなら、普通にぶつかってもきっと良い結果になる気がします！
ガンバレ！真凜ちゃん！
ガンバレ！高校生！
