東京大学大学院の講師をつとめる男性医師が、セクハラなどで賠償を
命じられました。
画像:【東京大学】
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31日に報じられたもの。
30日に神戸地裁で出された判決内容によると、40代の男性医師は東京大学大学院医学系研究
科講師(48才)で多数の著書があり、複数の学会理事をつとめる大物の人物。
指導教官だった2010年から約2年、教え子の女性(現在30代)に対し、セクハラや首を絞める
などのパワハラを行ったり、出張先で宿泊代や食事代を女性に支払わせ、性行為を求め、気
に入らないことがあると女性を罵倒し続けたとのこと。
女性はその後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症。
代理人の弁護士を通じて、男性医師に対し、ハラスメントだとして抗議すると、男性医師が理事を
つとめる学会から一方的に解任されたこともあったとしています。
男性医師側は
「指導の立場にない。好意があって性的関係を持った」
と反論。
しかし、神戸地裁の寺西和史裁判官は女性側から求められた慰謝料約1200万や訴えの内容を
ほぼ認め、男性医師に約1100万円の賠償を命じ、
「女性は学位取得のため論文完成が必要で、実績があり共同研究者の男性には逆らいにくい関係にあった」
「公私を問わず女性の存在を否定し人格を踏みにじった」
と判決理由を述べました。
まだ第一審ですが、事実ならば、相当ひどいですね・・