以前も紹介したことのある川崎弘紀さん、佐々木周平さん、小出喜太郎さんによるアーティスト集団3(three)の個展「3(three):three is a magic number 10」が江東区常盤にある深川番所で2015/7/31〜9/13まで開催されます。
2014年にMicheko Gallery(ミュンヘン)で開催された個展「three is a magic number 9」に続くこの展覧会では魚の形をしたポリエチレン製の醤油差しを素材とし、展示室全体を使用したインスタレーション作品「Tokyo Buried」を展示します。
あの醤油差しをこのように作品化する発想と技術に驚かされますね。新作はさらに形を変え、人に見立てた醤油差しを壁面に埋没させるようです。
「Tokyo Buried」 は「埋める/埋められる」を主題としています。魚の形をしたポリエチレン製の醤油差しは結成当初から作品に使い続けてきた素材です。醤油差し一つ一つを現代に生きる人々になぞらえ、それらを大量に集合させることで都市的な問題を内包する作品を制作してきました。