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http://japanese.engadget.com/2015/08/03/core-i-skylake/?ncid=rss_truncated


第六世代Core i 『Skylake』の外箱と仕様流出。インテルブルーを廃しイメージ一新 - Engadget Japanese


日本では8月5日夜に発売されるインテルの新型CPU、Skylakeこと第六世代Core iシリーズ。真っ先に発売される2製品のパッケージ(外箱)写真がリークされました。オーストラリアのeBayで先行販売を開始する出品者が登場し、写真を掲載した......という経緯です。

ここ最近のインテル製CPUの外箱は、インテルのイメージカラーであるインテルブルーを基調にしたデザインとなっていましたが、Skylakeはそれを一新。上記のように全面に写真を配置し、従来のイメージを打ち破るデザインになっています。

Core i7-6600K、i5-6500K 外箱デザイン

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11 枚




こうしたリーク写真が出てくると当然ながら信頼度が気になりますが、今回の出品社であるPC TEKはオーストラリアの中でも有力な店舗。仮置きのデザインがフライングで掲載されるようなこともありますが、今回は発売時期も近く、信頼度は高いと思われます。






さて気になる価格に関してですが、上位版となるCore i7-6700Kが649.99オーストラリアドル。1豪ドル=90円の換算で約5万8500円となります(eBayはオークションサイトですが、この出品は販売であるため、価格は固定です)。下位版となるCore i5-6600Kが、469.99豪ドルで約4万2300円となります。

以前お伝えしたように、8月5日に日本で販売される予定価格は、i7-6700Kが5万円前後、i5-6600Kが3万5000円前後とのウワサ(詳細は下記記事を参照ください)。オーストラリアと日本での現行CPUの価格差を考えても、この予想価格は妥当でしょう。

インテルの新CPU『Skylake』こと第六世代Core i は8月5日発売、複数の販売店が予告




さらにPC TEKは背面と側面の写真も公開しているため、基本的な仕様も確認できます。
背面に書かれた特徴から注目点を挙げると、GPUの型番は『HDグラフィックス530』となり、数字が3桁に変更された点、また対応メモリとしてDDR4とDDR3Lに対応する点、CPUソケットは新型のLGA1151となる点が読み取れます。

購入時に重要な点は、対応メモリとCPUソケットです。CPUソケットは、現行のLGA1150から変わるためマザーボードは専用版が必要となることを意味し、またメモリの記載もDDR4かDDR3Lが必要となることを意味します。つまり、多くの自作PCユーザーにとってはCPUとマザーボード、メモリまでの一括アップグレードが必要となるためです。

なおこうしたポイントも、本誌でも紹介した従来の情報(こちらも下記の記事を参照ください)と合致したものです。

8月登場の第六世代Core i (Skylake)の詳細判明。ノートPCは年末商戦の登場か






側面のシールには基本仕様が書かれていますが、i7-6700KはLLC(ラストレベルキャッシュメモリ)が8MB、定格クロックは4GHzである点、そしてi5-6600KはLLCが6MB、定格クロックは3.5GHzである点が読み取れます。

このあたりの仕様も、従来からのウワサと同じ......ということで、昨今流れていたSkylakeに関してのウワサに関しては、ほぼ当たっていたと考えてよさそうです。





なお、冒頭で紹介した従来のインテル製CPUの外箱ですが、第二世代(上図左)と第三世代Core iではインテルブルーをベースに、中央にダイ(半導体本体)のクローズアップを入れたデザインでした。
しかし第四世代(上図右)では、突如としてインパクトの大きな謎の人形が登場。販売側となるPCパーツショップ店員などの間では、良くも悪くも印象的なデザインが話題になりました。

今回インテルが大きくデザインを変更したということは、インテル側としてそれだけ大きなインパクトを出したい、力の入った製品であるということを示す一端でもあります。こうした気概が実際の製品にどこまで活かされているか、製品の発売を楽しみに待ちたいところです。

第六世代Core i 『Skylake』の外箱と仕様流出。インテルブルーを廃しイメージ一新

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