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4K 次世代ブルーレイ Ultra HD Blu-ray、年内にも対応機器発売。8月24日よりライセンス開始 - Engadget Japanese
ブルーレイディスクの規格を策定する Blu-ray Disc Association(BDA)が、次世代ブルーレイディスク「Ultra HD Blu-ray」のライセンスを8月24日から開始すると発表しました。早ければ年末商戦シーズンにも、Ultra HD Blu-ray対応製品が投入されることになりそうです。
 
 
Ultra HD Blu-ray 規格では最大 3840 x 2160 /60p の 4K 映像を収録・再生でき、HDR や広色域映像の再生が可能。また Dolby Atmos や DTS:Xなど、「イマーシブオーディオ」と総称されるオブジェクトベースの音声フォーマットにも対応します。

さらにオプションとして、ソフト購入者がそのコンテンツをスマートフォンやタブレットなどのデバイスで視聴できる「デジタルブリッジ」機能なども用意されます。

BDA プロモーション委員会のチェアマンを務めるビクター・マツダ氏は、Ultra HD Blu-ray のライセンス作業を8月24日から開始すると発表しました。BDA では全世界の一般家庭における 4K テレビが、2014年の時点ですでに1170万世帯に普及しており、これが2019年には9560万世帯にまで拡がると予測を立てています。

そしてこれらの世帯に対して、ネットワーク環境を気にせず 4K コンテンツを提供できる手段として Ultra HD Blu-ray の普及を推進していくとしています。今回のライセンス開始にともない、各メーカーから Ultra HD Blu-ray 対応機器が早ければ年末商戦の時期には発売されることになりそうです。

なお YouTube や Amazon Instant Video など、インターネットを通じた 4K 対応のストリーミングサービスもすでにいくつか始まっています。これに対し、調査会社 IHA テクノロジーのアナリスト、ポール・エリクソン氏は「Ultra HD Blu-ray には通信帯域などの条件を気にせず4Kコンテンツを楽しめるという利点があり、今後数年間で大幅な成長が見込める」としています。

年末商戦で Ultra HD Blu-ray 対応機器が発売となった場合、次に気になるのはソフト面。今年は『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』や『ターミネーター:新起動/ジェニシス』、『ジュラシック・ワールド』といった、名作の続編が多く公開され、当たり年とも言われています。こうした話題作が揃って年末に Ultra HD Blu-ray 化されれば、再生機器の普及にも弾みがつきそうです。

ちなみに BDA は、BD化して欲しいタイトルをリクエストするサイトを用意しています。リクエストには作品タイトルだけではなく、200文字以内の推薦文も記入できるので、Ultra HD Blu-ray 化してほしい作品も、推薦文にその旨を記しておくと良いかもしれません。
 
4K 次世代ブルーレイ Ultra HD Blu-ray、年内にも対応機器発売。8月24日よりライセンス開始

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