姫から格闘家まで。象徴的な女性ゲームキャラクター10選

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姫から格闘家まで。象徴的な女性ゲームキャラクター10選

象徴的な女性ゲームキャラクター

「象徴的」というと、どうとらえるべきか少し難しいですが、人気があり、さまざまな役割を演じ、影響力の大きく、代わりがいない唯一無二のキャラクターと考えて良さそうです。

今回は、海外ゲームメディア『Arcade Sushi』が選んだ、象徴的な女性ゲームキャラクター10人をご紹介します。なお、一部ネタバレがありますのでご注意ください。

■Chell／『Portal』シリーズ

ゲームプレイを通じて、彼女の姿がほとんど見られないこと自体が象徴的との声が多いようです。確かに、姿を見ることは少ないChellですが、海外のコスプレイヤーには非常に人気があります。ゲームという架空の世界ではあまり見られないのに、現実世界のほうではよく見かけるというのが面白いですよね。

■ベヨネッタ／『BAYONETTA』

通称ベヨ姐。ベヨネッタが着ているスーツは自分自身の髪を変形させたものであり、攻撃時にはその髪の毛を使用するため、肌が露出することもあります。そのやり過ぎ感のあるファンサービスと彼女のセクシーさが象徴的との評価のようです。

■チュンリー／『ストリートファイター』シリーズなど

彼女は対戦格闘ゲーム史で、最初の女性格闘家。それだけでも十分象徴的ですが、彼女の足を多用した戦闘スタイルも忘れてはいけません。『ストリートファイターV』でも彼女の足技が炸裂しまくることでしょう。

■ジル・バレンタイン／『バイオハザード』シリーズなど

ホラーゲームの女性キャラクターといえば、彼女の印象が強い人は多いことでしょう。ジルはシリーズ中で、主人公や悪役、NPCなど役割がコロコロと変わるキャラクターでもあります。彼女は多数のゾンビやモンスターを倒してきた不屈な精神を持つ女性という声もあり、そういったさまざまな要素を含めて、象徴的ということのようです。

■サラ・ケリガン／『スタークラフト』シリーズ

女性のゲームキャラクターとしてだけでなく、エイリアンのゲームキャラクターとしても象徴的との声が多いようです。サラは味方に裏切られてザーグ（エイリアン）につかまり、「刃の女王」として、ザーグの女帝とも言える地位に就きます。

■ゼルダ姫／『ゼルダの伝説』シリーズなど

最強の女性ゲームキャラクターの1人であり、現存する最弱の女性ゲームキャラクターの1人と評価されています。

『ゼルダの伝説時のオカリナ』ではシークに変装してリンクをサポートした一方で、『ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』ではほぼ無力で、リンクの助けを待つ存在でした。『ゼルダの伝説スカイウォードソード』では、シリーズで唯一「姫」という役割を放棄したキャラクターにもなっています。最も崇められる女性の象徴として今回は選ばれたようです。

■ピーチ姫／『マリオ』シリーズなど

『Arcade Sushi』によると、女性のゲームキャラクターには以下の3種類がいるとのこと。

1. 明確な個性を持っていて、人間として肉付けされている強いキャラクター
2. ファンを引きつけるようとして、性的特徴が極端に強調されたキャラクター
3. 男性主人公のための動機付けとして使われるだけの苦悩を持つキャラクター

『Arcade Sushi』より抄訳

ピーチ姫はこの3種類の全てに当てはまるそうです。クッパにさらわれるのは、3の要素でしょうか？　さらに、彼女は『スーパーマリオUSA』や『スーパーマリオRPG』の世界では、プレーヤーキャラクターとして活躍（暴走？）します。全方位的に活躍している、そして誰もが知っているという点で象徴的ということのようです。

■エアリス・ゲインズブール／『FINAL FANTASY Ⅶ』など

彼女は苦悩の中にいる女性ゲームキャラクターの象徴であり、そのカテゴリのトップに君臨しているという声が多いようです。

日本のプレイヤーの皆さんと同じように、海外のプレイヤーたちも、エアリスを救う方法がないか必死に探した模様。そういった経緯もあり、エアリスは死んだゲームキャラクターの最も象徴的な1人にも選ばれています。リメイク版では、果たしてあのシーンはどうなるのでしょうか？　そして彼女が救われる道は作られるのでしょうか？

■ララ・クロフト／『トゥームレイダー』シリーズ

彼女は強い女性の模範的であり、セックスの対象でもあるという声が多いようです。ララはポリゴンのグラフィックが登場した初期の頃のポスターチャイルド（イメージキャラクター）でもありました。それは彼女の美貌に起因するところもあるのかもしれません。死ぬ姿が見たくないキャラクターでもありますよね。

■サムス・アラン／『メトロイド』シリーズなど