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Steel Series、高速応答キーボードApex M800発表。新スイッチで25%速く入力 - Engadget Japanese

ゲーミングデバイスメーカーのSteelSeriesは、新スイッチ機構"QS1"を搭載したメカニカルキーボード『Apex M800 Customizable Mechanical Gaming Keyboard』を発表しました。

QS1は、指の動きに対する素早い反応性と、無駄な動きの削減を念頭に設計されたスイッチ機構。キーの押し込みに必要な力は45g。1.5mmの押し込みで反応するようになっています。キーストロークは3mmで、従来のメカニカルスイッチと比べて25%程度高速な操作が可能です。
いわゆるeSportsで主流となっているFPS(First Person Shooter)やRTS(Real Time Strategy)といったジャンルのゲームにおいては、時として0.01秒単位の反応の差が勝敗を決する場合があります。例えばFPSであれば、先に引き金を引いた方が勝つ一瞬、RTSであれば先にスキルを当てた方がなし崩し的に相手の布陣を突破する瞬間がしばしば訪れます。言ってみればそうした極限状態でも、プレイヤーの操作を迅速かつ確実にゲームへと反映するための装置がゲーミングデバイスというわけです。

本機がゲーミングデバイスとして最も訴求したいポイントは、キー操作に対する反応速度です。詳細は不明ですが"従来と比べて25%速い操作ができる"という数字の根拠は、従来のスイッチとの構造と形状の違いによると見られます。

新形状のスイッチ機構 QS1の構造イメージ

また、キーボード内蔵のプロセッサを2基搭載しており、プロセッサが操作を処理しきれなくなって操作にラグが発生するリスクを抑えました。Nキーロールオーバーは256キーの同時押しに対応。キースイッチは、6000万回の高耐久性も謳います。

さらに、高速操作のための一工夫として、指とスイッチの距離を少しでも短くするため、キーボード本体の傾斜をわずかにし、直線的なレイアウトを採用しています。
個々のキー内部にはLEDが仕込まれており、キートップの発光パターンをカスタマイズ可能。マクロ機能や設定パターンの切り替えなど、ゲーミングキーボードならではの機能も押さえています。

外形寸法は510×174×41mm。重量は1390g。発売は8月13日で、価格は税込2万7000円。
Steel Series、高速応答キーボードApex M800発表。新スイッチで25%速く入力

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