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Xbox Oneの360互換、国内メーカーの対応は?ゴールド会員向けGoGゲームは今後全対応 - Engadget Japanese
Mike Ybarra, Head of Platform Engineering, Xbox, at the Xbox gamescom 2015 Briefing on Tuesday, 4 August 2015 in Cologne, Germany. (Photo by Ina Fassbender for Microsoft)

マイクロソフトは、Xbox One で Xbox 360のゲームが遊べる後方互換(下位互換)機能を11月から正式に提供します。下位互換タイトルは手持ちの360用ディスクでもデジタル版でも遊べ、Xbox Oneならではのスクリーンショットや動画撮影、プレイ配信にも対応します。

対応作品は当初100タイトル以上、その後も月に100タイトル以上を追加予定。対応に個別の開発作業などは不要なものの、オリジナルの販売元からの承認が必要です。そこで気になるのは国内メーカーの対応。国内サードパーティー発の世界的人気タイトルと、国内でしか発売されなかったタイトルの対応状況を尋ねてみました。


マイクロソフトは現地時間の2015年8月4日、ドイツのケルンで開催した「Gamescom 2015 Xbox Briefing」において、Xbox Oneの後方互換(下位互換)が11月から正式にスタートすることを明らかにしました。

Xbox Oneの後方互換とは、ひと言で言えば「Xbox 360のソフトがXbox Oneで動作するようになる」機能。もともと両者の間には互換性がなく、Xbox 360用ディスクをXbox Oneに入れても何も起こりませんでした。しかし後方互換機能が提供されれば、Xbox One上でXbox 360を再現したエミュレータを通じて、Xbox 360用ソフトで遊べるようになります。

目当てのソフトさえ対応していれば、Xbox One と Xbox 360の両方を並べて電源や入力端子につなぐ必要がなくなるありがたい機能です。互換ソフトはXbox Oneのシステム上で他のゲームと同様に動くため、360実機にはなかったスクリーンショット撮影や動画撮影、プレイ配信などの機能も使えるようになります。Xbox Oneさえあれば、Xbox 360用の往年の名作をTwitchで配信して遊ぶこともできます。

ただしXbox 360の各タイトルごとにエミュレータのカスタマイズや動作確認が必要になることから、互換機能の提供が始まったらすべてのゲームが一気に遊べるようになるわけではありません。マイクロソフトはXbox One互換のためにオリジナルの開発元側で新たな作業などは必要ないものの、販売元による承認さえあれば提供できると説明しています。対応タイトルは正式な提供時には100以上、その後も毎月100以上を追加予定。

承認さえあれば対応できるということは、裏を返せばオリジナルの販売元側で手続きが必要ということ。技術的に可能であっても、経営体制の変更や権利的な理由で提供されない場合も考えられます。特に国内メーカーのゲーム、国内でしか発売されなかったゲームは気になるところです。

そこで編集部が数社に問い合わせたところ、セガは『ベヨネッタ』が後方互換に対応予定。時期は未定。また国内のXbox 360で独自の文化を築いたシューティングゲームでは、キュートは『エスカトス』『ギンガフォース』の対応をマイクロソフトに働きかけている段階ながら、現時点では後方互換するかどうかは未定とのことです。他メーカーからも下位互換については現時点で不明・未定との回答があり、承認も含めてこれからマイクロソフトと各社のあいだで取り組みが進んでゆくようです。








後方互換についてもう一つ注目すべきは、「Games with Gold」のv[box 360タイトルは全て対応予定という点です。Games with Goldとは、マイクロソフトのオンラインサービス「Xbox Live」の有料会員プラン「ゴールドメンバーシップ」の加入者に無料提供されるタイトルのこと。これまでのXbox One 及びbox 360用ゲームの中から、選りすぐりの作品が毎月2本ずつ配信されています。

これまではXbox OneではXbox 360用ソフトを遊べませんでしたが、11月からは後方互換がスタートするため、Xbox Oneユーザーは本来の Xbox One用 Games with Goldタイトル2本+後方互換で動作するXbox 360用Games with Goldタイトル 2本、合計4本のゲームが無料で遊べるようになるというわけです。

今後はファーストパーティのタイトルに注力していくというXbox One。名作FPSシリーズの最新作『Halo 5: Guardians』や、AzureクラウドでXbox One 20台分の物理演算をリアルタイム処理し、建物を全て破壊できるという『Crackdown 3』など注目作が予定されていますが、出そろうまでは毎月4本のGames with Goldタイトルを遊ぶのも一つの手かも知れません。




■Xbox One後方互換タイトル(正式提供前、2015年8月11日現在)

A Kingdom for Keflings

A World of Keflings

Alien Hominid HD

バンジョーとカズーイの大冒険

バンジョーとカズーイの大冒険 2

BattleBlock Theater

Defense Grid

Geometry Wars Evolved

Hexic HD

Jetpac Refuelled

カメオ

Mass Effect

N+

パーフェクトダーク

Perfect Dark Zero

Super Meat Boy

Toy Soldiers

Toy Soldiers: Cold War

あつまれ!ピニャータ

あつまれ!ピニャータ2

Zuma

Xbox Oneの後方互換は11月より開始 Games with Goldへの対応も

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Xbox Oneの360互換、国内メーカーの対応は?ゴールド会員向けGoGゲームは今後全対応

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