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ナヨナヨ高校生にプロレスのガチトレを積ませたら瞳の奥に炎が見えた。|Fanta Official Site ファンタ オフィシャルサイト
ファンタ 高校生お悩み解決!
 ナヨナヨ高校生にプロレスのガチトレを積ませたら 瞳の奥に炎が見えた。
こんにちは。ヨッピーです。
現在、炭酸飲料でお馴染みの「ファンタ」が高校生の悩みを解決させるキャンペーンを行っている事をご存知でしょうか?
現在展開中の、地獄のミサワや紙兎ロぺTシャツが貰えたりするキャンペーン。

まあ詳細は↑のページを見て頂ければわかるのですが、
やはり青春真っただ中の若い人達の悩みって、甘酸っぱくて良いものですね……。
僕みたいなおっさん(34歳)になると、変に悩む事もなく、「何があっても大体はカネで解決するんだな」っていう最悪の悟りを開いてしまっていたりします。

そこで今回は僕も……、
高校生の悩みを解決する事にしました!!
汚い大人達の事情ではなく、ピュアな若者の叫びを聞いてみたいと思います
そんなわけで今回相談してくれたのがこちらの薬師ごうたろう君。 なんでも、ものすごく重大な悩みがあるらしい。
「なるほど。思春期によくあるやつだね……。青春だな……!」
「実は僕……」
「女の子に……、モテたいんです!」
「しょうもな」
「ちょっと!しょうもなくないですよ!切実なんですから!」
なんでも、ごうたろうくんはつい最近彼女と別れたばかりなんだそうだ。
「だいたい高校生の分際で彼女が居たりすること自体が恵まれてるのに、何がモテたいだこの野郎!ちなみになんで別れたの?」
彼女がすぐTwitterに僕の悪口を書くんですよ
「笑う」
「そうすると友達とかにもバレちゃうから嫌で『やめて』って言ってるのにやめてくれなかったり。けっこうひどい悪口を書かれるんです。ナヨ豚とか」
「それは君がナヨナヨしてるからってこと?」
「たぶん……。彼女がTwitterで『今日もナヨ豚がキモかった』とかそういう事を書くと、次の日から別の友達が『おーい!ナヨ豚~~~!』って茶化してくるようになるんですよ」
Twitterを確認する僕。
なるほど。今の高校生はみんなTwitterやLINEをやっていて、
悪口なんかが一瞬で共有される時代なんだそうだ。
「まあそれが原因でケンカになって別れたんですけど、やっぱり僕は女の子にモテるようになって、早く見返してやりたいんです!」
「うーん、やっぱり全体的にしょうもない気がするけど、わかりました!今日はごうたろうくんがモテるようになるメニューを組んであります!」
「本当ですか!? やったー!」
「ちなみに今日何するかとか全然聞いてないよね?」
「はい。『運動出来る服持ってきて』としか聞いてないです。何するんですか?」
「ごめん。まだ言えないわ
「えっ」
そんなわけでごうたろうくんには詳細を伝えないままタクシーで移動する我々。
不安のせいか、なんかすごい顔になってる。
「今日は何すると思う?」
「えっと、モテるようになるって事と、運動するって事だから……、テニスとか?」
テニスだったら良かったのにね……
「えっ」

そしてタクシーを降り、歩く事数分!
「よし。着いたで。ここの2階や」
「ここね。ここ」
「ちょっと!2階って会社名も何にも書いてないじゃないですか!本当に大丈夫なんですか!?」
「まあまあ!いけるいける!」
そしてエレベーターに乗り込み、
その先に現れたのが……、
プロレスラーのHARASHIMA選手と宮武選手だーーーーー!
HARASHIMA
帝京大学プロレス研究会出身。KO-D無差別級王者を7度防衛した記録を持つ。どんな技でも受け切る鋼の肉体と、順応性の高いファイトスタイルで現在赤丸急上昇中のレスラー。8月23日には、新日本プロレスのエース・棚橋弘至とのスペシャルシングルマッチが両国国技館で行われる。
宮武俊
テレビ番組を見たことがきっかけでプロレスラーに。離れ離れで連絡を取っていなかった家族が全員プロレス好きなため、「自分がレスラーになれば、もう一度家族が集まれるのではないか」との期待で入門した。実際に家族とは連絡がとれたという。好きな食べ物はおにぎり。
「見てほら!この筋肉!すごい!」
「えー!つまり今日はプロレスやるって事ですか!?」
「大丈夫!流石に技とかかけると危ないからトレーニングに混ぜて貰うだけだよ!身体を鍛えて強くなってモテよう!」
「テニスじゃなかったのか……」
同じ生物とは思えないくらいの体格差!
よーし、早速トレーニングの開始じゃーーー!
「今日はモテるようになるためにトレーニングするってことだけど、ごうたろうくんは何か一生懸命やったことある?」
「いや……、特に……」
「別にスポーツじゃなくても良いよ。勉強はどう?」
「勉強は……、数学が苦手で」
「国語は?」
「国語も苦手ですね」
「英語は?」
「英語は赤点でした」
「全部じゃねえか!スポーツでも勉強でもなんでも良いけど、一生懸命取り組むのが一番大事だよ!」
そんなわけでスタートしたスペシャルトレーニング。
まずは入念に柔軟運動をします。
若いくせにめちゃめちゃカラダが固いごうたろうくん。
一方でHARASHIMA選手はここまで柔らかい。
うわー、全然違いすぎて引く
こんな感じでひたすら筋トレを繰り返し!
めちゃくちゃきつい!なにこれ!
ごうたろうくんの顔もいよいよヤバい感じになってきた。
「キツいでしょ?」
「キツいです……!」
「でもキツくなきゃトレーニングじゃないからね」
「はい!HARASHIMA選手はやっぱり、こういうトレーニングを経てモテるようになったんですか?」
「あのね、僕はプロレスが本当に心から大好きで、大好きだからこそすごく一生懸命取り組んだし、トレーニングも必死にやってきたんだよね。そういう一生懸命な姿勢が、結果として女性から魅力的に映ったりすることはあるんじゃないかなと思う」
「つまり……?」
「うん、モテるかモテないかで言ったら、まあモテるよ
「頑張ります!」

現金なやつだな。
筋トレの後は、ミドルキックを習います。
ごうたろうくんのキック。
明らかにへっぴり腰。
HARASHIMA選手のミドルキック。
全然違う!軸足を回転させて蹴るのが重要とのことです。
そして教わった水平チョップでお互いの身体を張り合い!
左がごうたろうくんで右が僕。
明らかに僕の方がダメージでかいんですけど。
仕上げに組み合いの稽古。
なかなか楽しそうです!
最終的には道端に落ちてる死体みたいな感じになったごうたろうくん。
ちょっと混ぜて貰っただけなのに、プロレスラーのトレーニング半端ねぇ!

そして2時間後……
「どう?疲れた?」
「はい……。死ぬかと思いました」
「ごうたろうくんがね、モテたい、って聞いてたんだけど、別にモテるとかモテないとかそんな事はどうでも良いんだよね。今目の前にある事に一生懸命、がむしゃらに挑戦して、苦しんで、そして強くなれば良いんだよ。その結果たまたまモテるって事はあるかも知れないけど、最初から『モテたい!』ってだけで、上っ面のファッションとかだけ真似したってダメだよね。筋肉も鍛えなきゃ
なんか顔つきがかっこよくなってきた気がする。
「別にプロレスだけじゃないよ。部活でも勉強でも仕事でもなんでも良いけど、とにかく今目の前にある事を一生懸命、がむしゃらに頑張る事だよね。その姿こそが恰好良くて、モテるんだから。モテた、っていうのは結果であって目的にする事じゃないと思う。あとは筋肉も鍛えればね
「なるほど、わかりました!」
「HARASHIMA選手がさっきから筋肉筋肉ってうるさい」
「でもほんと、お二人のおかげで楽しかったです!僕こんな風にトレーニングとかした事無かったんで、本当に体を鍛えて強くなろうと思いました!今日から筋トレします!」
そんなわけで4人で決めポーズ!

HARASHIMA選手、宮武選手、ありがとうございましたーーーー!

いやー、これをきっかけに、ごうたろうくんがバリバリ体を鍛えてたくましくなってくれると良いですね!
そして僕も自分の運動のできなさに危機感しか覚えなかったので運動ジムにでも通おうと思います。マジで。
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