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大炎上 | 俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。 1巻 プロレスファン必見のトークコメディー
 

俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。 1巻 プロレスファン必見のトークコメディー

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web漫画『くらげバンチ』連載、「俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。」の1巻です。
今まで長い間使っていたメインPCの基盤が壊れたため、今回からサブPCがメインになります。OS自体 変ったのでもうやりにくいったらありゃしない。ってか、今までWin Vistaを使い続けてたので古いのに慣れすぎたってことなんだけどな。またスキャナも使えなくなったことから画像はデジカメになります。スキャナは…そのうち何とかします。

で、このコミックス読んでもう懐かしさに震えたね! 金曜8時のワールドプロレスリングを観てた人はもちろん、全日の三沢・川田・小橋・菊池の超世代軍を知ってる人なら是非とも手にして欲しい。当時の記憶が甦るのは間違いないから!

時は1993年。バブル経済が崩壊してもジュリアナ東京は健在で、少年ジャンプは三本柱で発行部数が最も多かった黄金期。プロレスは金曜8時のワールドプロレスリングはとっくに無くなって夕方とかに放送(地方による)していたものの、FMWやW☆ingなどデスマッチ系やUWFなどのシューティング系など多団体が混在してた時代でした。
プロレス人気は一時期よりは下火の時代になったとはいえ、中学生の虎山はプロレス大好き少年。友達がアイドルや特撮などに興味を持っていたとしても、己の好きなプロレス談義を熱く語る日々でした。
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1話で語られたのは93年1月4日(いわゆる"いってんよん")東京ドームのメインで行われた天龍対長州戦。この試合で勝った方が猪木に挑戦できる大一番でした。「長州 俺は引退試合をお前とやる」と放った天龍。奇しくもこれは天龍が今年、引退発表をしたことにダブらせるんですねー。虎山は叫ぶ。
 信じているから本気になれる さらけ出せる
 見つめる実況も燃える 「二人の闘いに仮面はありません!」

ちなみに勝った天龍は猪木と戦ってピンフォール勝ち。これで天龍は日本人で唯一の馬場と猪木の両方にピンフォール勝ちした選手になるんです。また今年11月15日の引退試合が本当に長州なのかは今のところわかりません。
天龍源一郎オフィシャルサイト

こんな虎山を野蛮な目で見つめる女生徒・東雲(しののめ)。まぁ女性だから当然かと思っていたら、あることがきっかけでバックドロップを食らってしまう出来事が! あれ?ひょっとしてプロレス好きじゃないのか? 問い詰めたら違うという。でもそれはおかしいだろう。だって…
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お前がカバンにつけてるリボンは、テリー・ファンクの引退試合に投げられた紙テープなのだから!
実は東雲は父親が大のプロレスファンだったことから自分もかなりのプロレスファンなんです。けれどあることを理由にプロレスファンであることを偽ってるという状態。プロレスについて語る友達がいない虎山は、脈ありと見た東雲をプロレスファンにしようと あれこれコアな情報を語るというというのがこの漫画の楽しみ方となります。

まぁとにかくこの時代のプロレスについて詳しいこと詳しいこと。しかも新日でなくどっちかと言えば全日寄りの試合について熱く語るのだから、作者のプロレス好きは相当なものじゃないですかね。
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これは93年のゴールデンウィーク期間中の興行戦争について。こんな気にも留めない忘れたことまで描いてあるのだから"読み応え"は充分です。私の心に響いたのは88年7月にあった天龍対ハンセン戦。鬼の形相でハンセンは天龍の額を割り、ラリアットで場外に吹っ飛ばしてリングアウト勝ちするんです。ベルトを手にしてハンセンは叫ぶ。プロディーと! ハンセンはブルーザー・ブロディーと次の武道館で戦うハズでした。しかし少し前に亡くなってしまい、ブロディーのためにもこの試合は負けられないとして鬼の形相で戦っていたというわけ。
これは泣ける! その試合の背景について詳しく知らなくとも、熱い語りで雰囲気的に知ることができるのがとにかくいいんです。

もう一度言います。80年台~90年代前半のプロレスを知ってる人なら是非とも読んで欲しいと!
俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。 1 (BUNCH COMICS)
俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。 1 (BUNCH COMICS)
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