P「ジュピターのサイン会に行くことにした」
春香「サイン会ですか?」
P「ああ、実はこの前ジュピターのCDを買ったついでにCDについていたサイン会の応募用紙を送ったんだ」
P「そしたらなんと運良くサイン会に当たってしまったんだ!」
春香「すごいじゃないですか!たしか倍率はとても高かったはずでしたよね!」
P「ああ、倍率10倍という狭き門だったが当たって本当によかったよ」
P「だからせっかくだからサインでも貰おうかと思ったんだ」
春香「そうなんですか。プロデューサーさんが行ったら冬馬君たちきっと喜びますね!」
P「かもな」
P(フフフ・・・楽しみだな、サイン会・・・)
数日後
翔太「お兄さんお姉さんたち!今日は僕達のためにありがとう!」
北斗「お世話になってもらっているエンジェルちゃんとエンジェル君にはお礼に俺たちの心をこもったサインをプレゼントするよ☆」
冬馬「俺たちの気持ち、受け取ってくれよな!」
「キャアアアアアアアアアアアアア!!!」
P「うおおおおおおおおおおおおお!!!」
翔太「みんな!慌てないで!急ぐ必要はないよ!」
北斗「そんなにあせらなくても会場の皆さん全員にサインをお渡ししますよ☆」
冬馬「みんな!ちゃんと一列に並んでくれよな!」
「キャアアアアアアアアアアア!!!」ザザッ
P(3人のうち誰かのサインをもらうのか)
P(俺は…、冬馬にしようかな。他の二つとは比較的空いている)
翔太「はい、どうぞ♪」カキカキ
「ありがとうございます!」
北斗「これはサービスですよ☆」カキカキ
「ありがとうございます!」
冬馬「ほら、大事にしてくれよな!」
「ありがとーおにいちゃん!」
P(おーおーすごい勢いだな!あんなに並んでいた行列がだんだん減ってきてやがる)
P(と言っている間に俺の番か)
冬馬「よし、次の人」
P「よお」
冬馬「あんた!?来てくれたのか!」
P「ああ」
冬馬「ここにいるということは、俺のCDを買ってくれたんだな」
P「もちろんだ、これだろ?」
P「とてもいい曲だったぞ。カラオケで何度でも歌いたくなる歌だ」
冬馬「そうか!へへっ!そんなに気に入ってくれたのか」
冬馬「嬉しいぜ!そこまで言ってくれたらサービスしねぇとな!」
冬馬「そのCDのケースを貸してくれ」
P「ああ、ほら」
冬馬「俺からのあんたのために特別なサインを書いてやるよ…」カキカキ
冬馬「ほら、俺のサイン付きCDだ。この世界で一つしかないぞ」
P「ありがとな、大切にするよ」
冬馬「ああ、そして俺のサイン入り色紙だ。忘れるなよ?」
P「サンキュウ」
「ねえ、まだなの?早くしてよ」
P「おっと、時間を取らせちまったか。それじゃあまたな」
冬馬「ああ、またな」
P「さて、冬馬からのサインも手に入ったことだし。早速これを…」
P「専門店に売るとするか!」
悲しいなぁ…
専門店
P「どうですかこれ?取れたてホヤホヤの天ヶ瀬冬馬のサインです!」
店長「色紙だけでなくCDケースにも書かれているんですね~」
店長「片方だけなら対した値段ではありませんが…」
店長「この二つのセットなら値段は一気に上がりますね~」
店長「CDが中古だということを差し引いてもそれでもこれくらいはします」
P「こんなものですか?」
店長「はい、今のジュピターの人気度や需要などを分析、計算した結果これほどの値段になります」
P「う~ん」
P(まあこれだけあったら充分だな。小遣い稼ぎにしては高いほうだ)
P「それではこれでお願いします」
店長「わかりました~」
店長(本当はこれの2倍近くするけどね~ちょろいちょろい♪)
店長「ありがとうございました~」
P「さようなら~」
P「いやー、儲かった儲かった♪」
P「これくらいあったら好きなものいくつか買えるな!」
P「あいつは俺が来ることで喜び、俺は金に変えることで喜ぶ。両者ともに損はない!」
P「ホント、ジュピターさまさまだな!礼を言うぞ、冬馬!」
P「さて、そろそろ帰るか。本当に今日は良い日だな」
数日後
冬馬「ふぅ・・・。まあ、こんなもんかな」
冬馬「明日の準備はできたことだし、それまで何しようか…」
冬馬「そうだ、さっき出したツイートの返信とか来てねぇかな?」ポチッ
天ヶ瀬冬馬 @amagase_touma 6時間前
この前のサイン会に来てくれたみんな!とっても楽しかったぜ!
他の二人からサイン貰ったファンは今度は俺のところから貰ってくれよな!
冬馬「どれどれ?」
鬼ヶ島羅刹2世 @onigashima_2 4時間前
今度こそ冬馬君のサインを頂きに行きます!
返信 リツイート お気に入りに登録
その他
櫻井螢 @kei_sakurai 4時間前
また会いにいきたいです
返信 リツイート お気に入りに登録
その他
DJ.TAKAYOSHI @taka_yoshi 2時間前
サイン会お疲れ様でした。次も頑張ってください
返信 リツイート お気に入りに登録
その他
冬馬「お、応援メッセージがたくさん届いてるな」
冬馬「こりゃもっとみんなの期待に答えねえとな」
冬馬「さて、後は…ん?」
シークレット★ハート@secret_heart 2時間前
冬馬さん、先ほど冬馬さんのサインが販売されている店を見つけたのですが。
冬馬「何?」
冬馬「この下にあるURLを辿って行って…」カチカチ…
冬馬「これか…」
有名グッズ取扱専門店トゥリア☆ビータ @turiavita
新商品入荷しました!
人気アイドルジュピターのリーダー、天ヶ瀬冬馬のサイン!
CDと色紙のセットで販売しています!
冬馬「マジだ、これは確かに俺のサインだ」
冬馬「CD?しかもこのサインって確か…」
冬馬「間違いない、だとしたらまさか…あいつが…」
冬馬「・・・まさか」
数日後
春香「そしたらその子もまたハルカという名前だったんですよ!」
P「まるでハルカのバーゲンセールだな。この際ハルカパーティーでも開いたらどうだ?」
春香「実はそれ考えていて、そのための計画を…」
小鳥「プロデューサーさん、お客さんです」
P「はい、わかりました」
P「すまん春香、続きはまた後でな」
春香「わかりました」
P「はい、お待たせしました。Pですが…」
冬馬「よお」
P「冬馬…!冬馬じゃないか!」
P「わざわざ事務所までどうしたんだ?遊びに来たのか?」
冬馬「白々しいな、まだトボケルつもりかよ」
P「え?と、とぼけるって何がだ?」
冬馬「これだよ」つCD,色紙
P「!?」
P「冬馬、これをどこで手に入れたんだ?」
冬馬「芸能人に関する記念品を取り扱っている店で買った」
P「そ、そうか。何でわざわざ自分のサインを買ったんだ?」
冬馬「これ、俺がアンタに送ったサインとまったく同じなんだが」
P「っ・・・!」
春香「プロデューサーさん、どうかしたんですか…って冬馬君?」
冬馬「なあ、なんでこれが店で売られてあったんだ?」
P「・・・」
冬馬「俺は初めはあんたから誰かが盗んで売ったのかと思った」
冬馬「あんたがそんなことをするはずないと信じたんだが、店長に聞いて見たら…」
冬馬「これを売ったのは紛れもなくアンタだって教えてくれたんだ。ちゃんと売るときに書く書類にも名前が書いてあったぜ」
冬馬「どう説明してくれるんだ?」
P「っ…」
冬馬「何か言えよオイ!!!」ドン!
春香「!?」
P「…すまない」
冬馬「何でそんなことをしたんだよ?」
P「いい小遣いになるかと思ったんだ…」
P「ジュピターのサイン会が偶然当選したから、サイン会やサインについていろいろ調べたんだ」
P「プロデューサーとしてなら何度も経験したんだが客としては素人だからな」
P「そしたら芸能人のサインの値段について書かれているページがあって興味持って…。ちょうど俺も金が欲しかったから…それで…」
冬馬「アンタって人は…アンタって人はァ!」
P「!?」
春香「え?」
冬馬「サインはな、日頃応援してくれているファンのみんなのために感謝の印として送っているものだと俺は思っているんだ!」
冬馬「そしてファンのみんなが俺と会うことができた証でもある!俺はそう考えている!」
冬馬「そしてそんなサインをもらえなかった人だっているんだ!!!」
冬馬「俺たちに会いたくても当たらなくてサインがもらえず悔しがっている。サインを欲しがっている人だっているというのに…」
冬馬「行ったアンタは貰った瞬間売っただと!?俺が感謝を込めて書いたサインを金に変えたのか!」
P「っ…」
冬馬「サインは普通大切に取っておく物だろ!俺だって苦労して手に入れたビ◯◯シュ◯◯ーの二人のサインを大切に飾っているというのによ!」
冬馬「アンタは俺を金儲けの道具としてみていなかったのか!?あぁ!?」
P「・・・」
冬馬「っざけんじ
コメント一覧
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- 2015年08月18日 23:15
- ライブの次回作がこれなのか……
-
- 2015年08月18日 23:29
- ああこれ次回もやらかすな…
-
- 2015年08月18日 23:34
- もっとハッテンしろよ!ホモ臭くなれよ!!
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- 2015年08月18日 23:40
- 見る価値なし
ゴミ
-
- 2015年08月18日 23:42
- このPは、チョロい駄目男なのか……
弱ったな……
-
- 2015年08月18日 23:56
-
クソPしね
典型的なクズだな
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