※このビデオに、血や肉は映っていません
プロのオペラ歌手が「美しい歌声」を響かせながら
脳外科手術を受ける不思議な光景
2:40 以降で彼が "電源が切れた" ようになるのは
脳の口の運動に関わる部分が刺激されたため
目覚めたまま脳の開頭手術を行う最新医療「覚醒下手術」は、手術の途中で患者を麻酔から覚まし、感覚・認知能力を確認しながら進めることで、後遺障害のリスクを軽減する手法で
手術が分岐点に立たされた時に、患者本人の意志で "進めるのか" "進めないのか" を決定できるメリットもある。手足の動きや感覚、言語中枢の近くを手術する場合に行われることが多いが
スロベニア出身でドイツを本拠地に活動するオペラ歌手 アンブロジュ・ベジェック・ラパジン (Ambrož Bajec-Lapajne) は、脳腫瘍の手術に際して「彼の歌声を守るため」に
シューベルトの連作歌曲集「冬の旅」から『おやすみ (Gute Nacht)』を歌いながら覚醒下手術を行った
2:40から再生
キーの変化を認識できるか確認するためにマイナーからメジャーへ移行している。この手術から1年以上が経過し、彼は今でもプロの歌い手として活動しているそうです