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ひと夏の恋ってやつが終わった てんこもり。


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ひと夏の恋ってやつが終わった

1: 【代行】 ID:W6Dd9lBq0

出会ってから諦めるまで所要期間一か月の遠距離片思い

>>1ID:lbar7/y70



2: 名も無き被検体774号+ ID:3XB4hwLQO
ひと夏の恋ってノリでの割り切りセックスの事だと思ってた(´・ω・`) 違うのか

4: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70
ふぉー! 
ちょうどお昼ご飯食べ終わったら立ってた! 
ありがとうございます!

>>2 
まあでも多少エピソードがついてるだけでやってることは大して変わらんかと   

5: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70
スペック 
私 
大4 
171cm55kg 
黒髪ワンレンショート 
冨永愛に似てるとよく言われる 

相手 
ちょうど10歳上 
本業+コンビニ店員の二足のわらじゃー 
黒髪ロング 
友達いわく見た目ドSっぽい 
180前後、細身 
オレンジレンジのヤマトに似てると思ったけどさっき画像検索したら大して似てなかった

6: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70
彼と出会ったのは先月末、大学の友達三人で訪れた旅先のことでした。 
3泊4日の旅程中、2日目の夜、私達は酔い止め薬を求めその街きっての繁華街から少し離れたを放浪しておりました。 
コンビニにあるかなーと、たまたま入った某店舗。 
ふと視線を遣った先、やや疲労感を漂わせながらレジに立つ店員さんに尋常ならざるトキメキを覚え、一瞬にして思考の一切を持っていかれました。 
目鼻立ち・髪型・体型・姿勢・雰囲気等、彼が身に纏う全てがドストライクどころの騒ぎではなく、時間にしてコンマ数秒、めでたく私は恋に落ちたのです。  




7: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70
結局コンビニに酔い止めはなく、でもその前にアイス食べたいねーなんて話してたので、とりあえずそこでアイスを購入。
残念ながら彼にはレジをしてもらえず、再び酔い止めを求めて街に繰り出した私達。
アイスを貪りながらコンビニにはどうやら売ってなさそうだと判断したので、薬局を探すことにしたのですが、いかんせん土地勘が無いもので、手っ取り早く場所を聞こうと提案しました。
勿論あのコンビニエンスストアで。
にやついた友達に言われました。

「あの人と話したいだけでしょ?」

当たり前です。


9: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70

で、再度参ったコンビニ。
ちょうどその時彼のレジ前にお客さんはおらず、右手の自動ドアから直角に入店し、

「あの、すみません、ここら辺に薬局はありますか?」

と、すかさず尋ねました。
すると彼はややたどたどしく身振り手振りを交えて薬局までの道のりを一生懸命教えてくれたのですが、私はというと、あまりにも魅力的な容姿に目を奪われ、話を聞く中でローソンありすぎわろたとぼんやり思う以上の思考は停止しており、重要な情報は右から左でした。
40秒程して少しの達成感と不安の入り交じった表情を浮かべながら小首を傾げる彼の様子から察するに、どうやら説明が終わったらしかったので、努めて爽やかにお礼を言って退店。
外で待つ友達がアイス食いながら話し掛けて来ます。

「近くにあるって?」
「ん?聞いてなかった」

ちょっと彼女がおこだったので、私は慌ててかろうじて耳に残ってる単語と視界の端に映った仕草を繋ぎ合わせて、薬局までの道のりを示しました。

「あっち…ローソン…向かい…右!」

奇跡的に着きました。


10: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70

無事酔い止めを購入することができた私達は、ホテルに帰ろうと歩き出したのですが、私はどうしても彼のことが気になって気になって思うように足が動かず、前を行く二人との距離がどんどん開いてゆきます。
コンビニとホテルはそんな離れていないし、明日またいたら連絡先渡そう、いや、でも明日シフトに入ってなかったら、いや、でも…
葛藤に次ぐ葛藤により、私の2Dバストは爆発寸前、否、爆発しました。

「ねぇ!やっぱ連絡先渡してきて良いかな!」

前を歩いていた二人は振り返り驚いていましたが、すぐに笑って

「いってこーい!」

と、一緒にコンビニまでの道を戻ってくれました。


11: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70
私は、名前・電話番号・メールアドレスの書いてあるくまちゃんのカードを財布に常備しているので、何か書くものをと慌てふためく友達をスマートに制しました。
三度コンビニに入店する私。
友達も入って来て、正直外で待っててくれよと思いましたが黙ってました。
連絡先を渡すためだけに話し掛けるのもいかがなものかと思ったので、さして飲みたくもないチューハイを手にしてレジに向かいます。
友達二人の視線が気になりましたが、レジとの距離が近付くにつれてそんなこと言ってる場合ではなくなってきます。
そして、前のお客さんが捌かれ、再び、彼の、目の前に、立ち、ます。


12: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70

彼はすぐに気付いてくれて、一度眉を上下させました。

「さっきはありがとうございました。薬局、見付かりました」
「良かったです」

レジから身を乗り出し年齢確認ボタンを自ら押す彼は、はにかみながらそう一言。
私はバッチリ目線を合わせながら、お釣りとレシートを受け取り、

「あの、これ」

と、連絡先が書かれたカードを渡しました。
彼は頭に疑問符を浮かべて差し出されたカードを受け取り、見、目を見開きました。

「え?え?…え!?」

と、思いっきり動揺してカードと私を何度も見比べ、更に私と自身を交互に指差す様があまりにも可愛らしくて、私は思わず笑ってしまいました。


13: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70

「い、いいの…?」

と困惑気味に聞く彼に、私は全力で頷いて応えます。

「惚れました」

満面の笑みでそう言って、一瞬彼がヘラっと笑ったのを見届けてから内心心臓バクバクで颯爽と店を後にしました。
やべぇ友達置いてきてもーた、と50m程進んだ所で振り返ると、走って追ってくる友達。
私は一人だと歩くのがとても速いのです。

「やばい!すごい!」
「尊敬する!うける!」
「ふっ、よせやい」

的な会話をぎゃーぎゃーしながら私達はホテルに帰りました。

翌日早いのと疲れていたこともあり、ホテルに戻ってお風呂に入って即就寝という流れでした。
私も、朝起きたらメール来てると良いなー程度の淡い期待を胸に眠りにつきました。


14: 名も無き被検体774号+ ID:3VIF9KPS0

たのしそうだなぁ


15: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70

>>14 めっちゃ楽しかった!本当に幸せな時間だった 

深夜1時。
私のスマートフォンがけたたましく鳴り響きます。
寝惚けながら約3秒聞き流して、画面を見て理解しました。
そうそれは紛うことなき着信音1。
通知されたのは未登録の携帯番号。
てかいきなり電話かよ!
心の中で突っ込みつつ、よ!のタイミングで着信に応答しました。

「もしもし」
「あ…もしもし、冨永さんですか?」
「はい、冨永です」
「あの…コンビニの…」

もうにやにやが止まりませんでした。
友達が起きる気配がしたので、部屋からそっと出ました。


16: 名も無き被検体774号+ ID:3XB4hwLQO

いいなあひと夏の恋したくなってきた(´・ω・`)


17: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70
>>16 本当はふた夏もさん夏?も一緒に過ごしたかったけどねw 

「いきなり電話ですか、びっくりしました」
「あー…そうだよね、ごめんなさい」
「でも連絡くれてすごく嬉しいです、ありがとうございます」
「こちらこそ、嬉しかったから、すぐ電話してしまいました」

「さっきめっちゃ動揺してましたね」
「そりゃあするよ!だってないでしょこんなこと」
「ないの?」
「ないよ!え、ある?」
「ないですね」
「でしょ。あの後お客さんのビール落としたりミスしまくって、心配してきたパートのおばちゃんに事情話したら爆笑された…」
「それは申し訳ないww」
「冨永さんは…なんていうか、アグレッシブですね」
「アグレッシブwや、旅の恥はかき捨てかなと思って」
「なるほど」

「てか冨永さんって、かなり若いですよね?」
「かなりかどうかは分からないですが、今年22になる歳です。ギリギリ大学生です」
「22…わ、若い…」
「でもそんな変わらないですよね?いくつですか?」
「……31」
「え!見えない!20代半ばかと思いました!」
「おっさんでごめんなさい…」
「おっさんてww」


19: 名も無き被検体774号+ ID:3XB4hwLQO

>>17
>旅の恥はかきすて

イイネ(´・ω・`)


18: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70
「お名前、名字あれ何て読むんですか?」
「がねこです(※ヤマトの苗字、漢字だと我如古。いかつすぎわろた)。一発で当てられることなかなかない」
「へ~。下の名前は?」
「ヤマト」
「ヤマトさん」
「普通でごめん」
「いや、普通に良い名前だと思いますよ」

「そういえばヤマトさんって背高いですよね。私も相当高いんですけど、ヒール履いてたのに目線同じくらいだったからー」
「あぁ、うん、178とか」
「何かスポーツやってたりしました?」
「バレーボールやってた、中学の時だけだけど」
「私もバレーボールやってました!中学の時だけ!ポジションはなんやかんや」


20: 名も無き被検体774号+ ID:lbar7/y70

こんな感じで、特に会話に詰まることもなく約30分程お喋りしてました。
途中ヤマトさんが時間を気にしてくれて、名残惜しかったのですが、
明日朝早くから体力使うことをするのでということをお伝えして、終了。
話してみてますます惹かれてしまった私
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♯52343
なんやこれ
♯52344
出会って3秒でイケメンと合体とはいい恋したな
♯52345
なっがwwwwwwwwwwwww
♯52346
俺もやり逃げしたいンゴ…
てか、冨永愛ってかなり微妙だよね...
かうんたっく

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