八幡「総武高校ベストカップル?」いろは「です!」
- 2015年08月19日 22:10
- SS、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
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??部室??
雪乃「よく教員会議で通ったわね……」
いろは「ウチって結構その辺アバウトみたいです。校則にも異性交遊については触れてないんですよね?」
八幡「へぇ」ペラッ
いろは「リアクション薄すぎです先輩。せっかく私が頑張って進めてきたのに……」シクシク
八幡「あざといっつーの。まぁ……なんだ、自分から行動を起こすってのは良いことだと思うぞ」
いろは「なんですか口説いてるんですか先輩最近ソレ多すぎて心臓に悪いのでごめんなさい」
結衣「ヒッキー超キモい!」
八幡「今の俺が悪いの?マジで?」
雪乃「それで、話が見えないのだけれど?」
いろは「あ、そこでですね!先輩方にお願いがありまして!」
八幡「断る」
雪乃「黙って聞きなさい駄弁谷君。」
八幡「………………」
いろは「この大会の優勝商品がサミーランドのペアチケットでして~どうしても欲しいんですよ~!」
結衣「サミーランド!デカスラのCMやってるよね!」
いろは「だから先輩、私と一緒に出てくれませんか?」
八幡「…………は?」
いろは「あ、もちろんチケットの為であって他意は無いですからねホントに絶対!」
結衣「む、無理だよ!ヒッキーの眼はゾンビの眼だし優勝なんてできないよ!」
雪乃「え、ええ、それに生徒会長に奴隷の所有が発覚したら大問題になってしまうわ。絶対に止めるべきよ」
八幡「誰がゾンビ?誰が奴隷?俺の扱いどんどん酷くなってきてない?」
いろは「確かに先輩見た目はアレですけど今回の大会だとそーゆーの関係ないんですよね?。それに一番べn…頼りがいがあると思って!」
八幡「アレって何?あと便利って言った今?後輩にまで舐められてるの俺?」
いろは「ということでお願いできますか?」
八幡「……いや葉山とかと出ろよ」
いろは「先輩はフられた相手をこの大会に誘えと?」
結衣「ヒッキー……」
八幡「う…悪かった、眼のハイライト消すの止めてくれ怖すぎる。じゃあ戸部は?」
いろは「戸部先輩は聞いてもないのに好きな人がいると言っていました。テキトーに運営の仕事押し付けます」
八幡「あぁ………でもなぁ……」
雪乃「…………本当に不本意ではあるのだけれど、私と出て優勝チケットを一色さんに渡せばいいのではないのかしら、非常に無念で遺憾で残念で断腸の思いではあるけれど」
結衣「ゆきのん!?」
雪乃「私なら知り合いも少ないし風評被害の心配もないわ、それに容姿だって一色さんに負けていないし何より頭も良いもの。優勝の可能性は高まるわ、一生の汚点になるだろうけれど」
八幡「もうお前の中で俺がどういう立ち位置かはよく伝わったよ……」
結衣「そ、それなら私だって……!」ガタッ
八幡「お前は座ってような」ストッ
結衣「あっ……//」
雪乃「近い、近いわセクハラ谷君。由比ヶ浜さん良い弁護士を紹介するわ」
八幡「訴訟はやめて」
いろは「でも~それって奉仕部的に大丈夫なんですか~?」
八幡「ん?」
いろは「だって魚の捕り方を教えるどころか刺身にしてあ~んまでやってくれてませんか?それって」
雪乃?結衣「…………!」
八幡「一色にしては鋭いな……」
いろは「だからやっぱり超だんちょーですけど私しかいないかなぁって」
八幡「日本語の進化スピードすげぇな……つーかお前が普通に買えばいいだけじゃねぇの、サミーランドのチケット」
いろは「夏は4500円もするんですよ!?学校から貰えるなら最高じゃないですか!」クワッ
八幡「お前まぁまぁゲスいこと熱弁してるからな、それ」
雪乃「今回はもう仕方ないんじゃないかしら……」
結衣「うん…………」
いろは「ありがとうございます!では先輩さっそく作戦会議で生徒会室にレッツゴーです!」ギュッ
八幡「はぁ……ドナドナ歌いたい気分だ……」ドアピシャッ
雪乃?結衣「………………。」
雪乃「(策士ね……。)」
結衣「(私ももっと攻めないと……!)」
~~生徒会室~~
いろは「という訳で先輩!作戦会議です!」
八幡「ホントにやるのか……」
いろは「そう言いながらも協力してくれる先輩大好きですよ!」
八幡「はいはい俺も大好き大好き」
いろは「…………っ///」
八幡「……いやなんで黙っちゃうの?なんか恥ずかしくなるんだけど…」
いろは「せ、先輩が恥ずかしい存在なのはいつものことですよ~~」
八幡「えぇ……。で、その大会って何すんだよ?」
いろは「それがですね~クジで引いたお題を2人がこなして心拍数の上昇度で勝負するんです~」
八幡「そうか頑張れよじゃあな」
いろは「雪ノ下先輩にチクリますよ~?」
八幡「何その頭の悪そうな競技。平塚先生が観てたら発狂するぞ」
いろは「あぁ……」
八幡「あの人…見た目はいいんだがな……」
いろは「……!先輩はああいうルックスが好みなんですか?」
八幡「いや別にそうは言ってないだろ」
いろは「黒髪ロングっていう点では雪ノ下先輩と似てますよね~?」
八幡「まぁ……そうだな、てか目が怖いんだけど」
いろは「もし私が髪伸ばしたらどうですか~?」
八幡「なんの話だこれ……」
いろは「い?い?か?ら答えてください!」
八幡「まぁ……その髪型の一色にしかないもんもあると思うぞ」
いろは「……先輩ズルいです卑怯ですあざといですキモいです二人っきりで愛を囁かないでください」
八幡「中盤に猛毒混入されてるんだが。別に囁いてねーよ」
いろは「もう、細かいことグチグチ言わないでください、そんなんだから目がミイラのようなんですよ」
八幡「俺の目はミイラとゾンビのハイブリッドだったのか……つーかそのお題なら作戦会議の必要なくないか?その場でどうにかするしかないだろ」
いろは「アツアツのカップルだと意識してた方がドキドキしますよ~?私たちはまだそこまででは無いので優勝は無理に決まってます」
八幡「……まだ?」
いろは「い、いぃいちいち言葉の揚げ足をとらないでくだにゃい!//」
八幡「噛み方があざといわ。じゃあどうするんだよ?」
いろは「超超だんちょーですが私と大会まで……交際して…みませんか?」
八幡「いや……それはな……」
いろは「せ、先輩はやっぱり嫌……ですか……?」
八幡「……別に嫌じゃないがめんどくさい」
いろは「…私の心配ならいりませんよ、先輩と噂になったって気にしません」
八幡「誰がお前の心配してるっつったよ。はぁ……まぁ依頼だからな……」
いろは「……!じゃあお願いできますか?」
八幡「分かったよ、でも何すりゃいいのか分かんねーぞ」
いろは「……そこはこの可愛い後輩に任せてください!」
八幡「おぉ……戻ったな」
いろは「……? 何がですか?」
八幡「今頼んでるときにあざとさが無かったからな、どうしたのかと思ってた」
いろは「…………っ/// 別にだからって素で先輩と付き合いとかそんなこと全く微塵も考えてませんから勘違いしないでくださいごめんなさい」
八幡「いや別にしねぇけどよ……」
いろは「それじゃあ今日はとりあえず3つ任務があります!」
八幡「3つもあんの?」
いろは「はい、口ごたえしない!まず私に告白してください!」
八幡「なんの意味が……」
いろは「短期とはいえ先輩にはカップルとしての自覚を持ってくれなきゃ困りますから!」
八幡「はぁ……一色、俺と付き合ってほしい」
いろは「なんでですか~?」
八幡「うぐっ……その…お前のなんつーか……魅力に惚れた///」
いろは「…………////」
八幡「だから俺と付き合ってくれないか」
いろは「し、しょーがないですね!//先輩がそこまで言うんなら付き合ってあげてもいいです!///」
八幡「……ありがとよ」
いろは「では二つ目です!私のことは名前で呼んでください!」
八幡「いろ◯す」
いろは「先輩怒りますよ?」
八幡「冗談だ、いろは」
いろは「先輩……なんかヤケに手慣れてないですか?」ジロリンチョ
八幡「別に、妹で慣れてるからな。妹以外じゃ初めてだ。」
いろは「そ、そうですか……初めてですか……///」
八幡「お前さっきから具合悪そうじゃないか?」
いろは「そ、そんなことないです!では先輩、3つ目です!一緒に帰りましょー!」
八幡「分かったよ」
いろは「ヤケに素直ですね」
八幡「抵抗しても無駄だと分かりましたからね、お嬢様」
いろは「先輩それは流石にヒきます」
八幡「…………すまん」ショボーン
~~帰り道~~
いろは「家までなら送らせてあげますよ~~?」
八幡「いや、この後アレ、音のソ◯リティ観なきゃいけないからいいわ」
いろは「私まさかの音のソノ◯ティ以下!?しかも音のソノリ◯ィ夜じゃないですか!先輩の中での私はどうなってるんですか!?」
八幡「あ、間違ったピタ◯ラスイッチだった」
いろは「もぉぉぉ!」
八幡「はいはいあざといあざとい」
いろは「…………」
八幡「どした?」
いろは「……先輩の中での私は、本当に……どうなのか聞いてもいいですか……」
八幡「…………」
いろは「えと、その……今の忘れてもらっても…」
八幡「『俺たちの中にもう入ってる』って雪ノ下も由比ヶ浜も、そう感じてるんじゃねえの」
いろは「お二人の気持ちじゃなくて……今は先輩の心が知りたいです」
八幡「はぁ……一度しか言わないからな」
いろは「……!はい!」
八幡「もう一人の妹みたいなもんだ……ちょっと強引なお願いでもなんか応えたくなっちゃうっつーか……まぁそんな感じだ」
いろは「ふふっ、なんですかそれ」
八幡「もうヤダおうち帰る……」
いろは「先輩!」
八幡「なんだよ?」
いろは「やっぱり今日最後に四つ目のお願いできました。メアド交換しましょう!」
八幡「……ほらよ」
いろは「メール送るのでちゃんと返信してくださいね!」
八幡「……それ五つ目じゃない?ってその顔やめてくださいスンマセンした」
~~その夜~~
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コメント一覧
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- 2015年08月19日 22:24
- 必ず書かれるだろうから書いとこう
比企谷がこんだけちょろかったら速攻由比ヶ浜に落とされてんじゃね
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- 2015年08月19日 22:27
- ねぇねぇwwwwwwwww
お前らwww彼女いないのにwwwwww
このSS見てどんな気持ち?wwwwww
鬱だ……死のう…………。
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- 2015年08月19日 22:29
- 俺、彼女いるけどこういうの羨ましい
すみません嘘です。童貞です。
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- 2015年08月19日 22:34
- 非常に不愉快だわ
なぜわた、雪ノ下さんではないのかしら(血涙目
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- 2015年08月19日 22:41
- 気になったのは二点。
アツアツのカップルって今でも言うのん?…
あと最後、負けた方がいいと思いました
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- 2015年08月19日 22:44
- いろはす〜
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- 2015年08月19日 22:46
- 最後のセリフが上手いわ~
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- 2015年08月19日 22:48
- 負けた方が良かったには同意
スマンな依頼に応えられなくて→いえいえ先輩と恋人気分が味わえて良かったです→俺じゃなかったら勘違いしちまうぞからのいろはすからの告白とかが良かったです
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- 2015年08月19日 22:50
- ※5涙ふけよ
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- 2015年08月19日 23:00
- よきかなよきかな
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- 2015年08月19日 23:02
- 八幡の好みの女性
おっとり天使タイプ(戸塚、めぐりん)、年下小悪魔タイプ(いろは、小町)
八幡と相性がいい女性
理解してくれてしっかりと向き合ってくれる年上女性(はるのん、先生)、一緒にいて気の置けない相手(材木座、小町)
作中で八幡の性質をよく理解してるキャラベスト3位
小町>>>>>先生>>葉山
一番八幡に近しい女性
小町
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- 2015年08月19日 23:02
- ベストカップリング
はやはち
つまり葉山君がメインヒロインだと思うよ
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- 2015年08月19日 23:53
- このSSの最大のポイントは
カップルイベントと、それに出場した八幡を見て
慟哭したであろう静ちゃんを映さなかった>>1の優しさにある
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- 2015年08月19日 23:53
- 量産型
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