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置き忘れ防止&失せ物探しタグ Tile に新モデル、スマホを鳴らす逆方向に対応。音量三倍に強化 - Engadget Japanese


鍵や財布につける置き忘れ防止&失せ物探しBluetooth タグ Tile が、新機能「スマートフォンを探す」対応と音量3倍にパワーアップしました。

Tileは置き忘れたときにアプリに警告したり、見当たらないときはアプリからTileを鳴らして発見できる小さなタグ製品。Bluetoothの圏内から離れてしまっても、他のTileユーザーの近くにあれば通知が届くクラウド失せ物探し機能が話題になりました。

新世代モデル Tile Gen 2 ではTile側のボタンを2度押しして、逆にスマホを鳴らして探せるようになりました。またTile側のブザー音量も既存モデルの3倍にうるさく見つかりやすくなっています。

Bluetooth置き忘れ防止&失せ物探しタグ Tile

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Tile はBluetooth LE (Low Energy) を使った忘れ物防止&失せ物探しタグ。

スマートフォンとBluetooth でペアリングしておき、圏外になると警告する製品はTile以外にもいろいろとありますが、Tileは小さなスピーカーを備え「近くにあるけど見当たらない」ときにスマホからTileを鳴らして見つけられることが特徴です。本体は防水でストラップホールつき、バッテリーはボタン電池で約1年駆動。

新製品 Tile Gen 2 では、逆に鍵や財布などTileつきアイテムはあるけれどスマートフォンが見つからない場合、Tile側のボタンを2度押しすれば、スマートフォンを鳴らして見つけられるようになりました。

電話などの着信音がサイレントモードになっていても、電源がONでアプリさえバックグラウンドで動いていれば鳴らせます。iPhone ならば「iPhoneを探す」機能、AndroidならばAndroidデバイスマネージャを別の端末やウェブブラウザからログインして鳴らすこともできますが、Tile圏内ならばボタンを押すだけ。

また Gen 2 ではTile内蔵のスピーカーもパワーアップして、従来の3倍の音量で鳴るようになりました。ややこしい場所の隙間に落ちて上に物を置かれたり、周囲がうるさくても見つけやすくなります。



このほか、Tileの目玉機能であるコミュニティモードや、Tileアプリをインストールしたデバイスならばなんでも仮想Tileとして探せる機能にも引き続き対応します。

TileはBluetoothを使っているため、スマートフォンから見通し100フィート(約30m)までが圏内。もっと離れて接続が切れればアプリから操作しても鳴らせず、最後に通信していた場所の地図が手がかりに表示されるだけです。Tile が話題になった Community Find は、このような状況でも失せ物探しを助ける機能。

持ち主のスマートフォンだけでなく、他のTileアプリユーザーの圏内に入れば、クラウド経由で場所を元の持ち主に通知できます。このときたまたま失せ物の圏内に入ったユーザーに「誰かの財布が近くにあります!」のような通知が表示されることはなく、元の持ち主にしか場所も見つかったことも分からないようプライベートに機能します。

Tileユーザーが周囲にどれほど居るかによって利便性が変わりますが、ネット時代の無意識な人海戦術は賢いアイデアです。またTileアプリには「Tileアプリをインストールした端末を仮想Tileとして探す」機能もあり、Tileデバイスを持っていなくてもアプリを使うインセンティブを与えているのも、網を広げる狙いがあります。




Tile の価格はまとめ買いで大きく変わり、ひとつだと25ドル、4つセットだと計70ドル(17.5ドル/個)、12個セットだと180ドル(15ドル/個)など。

置き忘れ防止&失せ物探しタグ Tile に新モデル、スマホを鳴らす逆方向に対応。音量三倍に強化

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