歌手のアグネス・チャンが還暦を迎え、東京都内で行われたバースデーイベントに真っ赤なミニスカートのウエディングドレスを着て登場、「ずっと死ぬまでアイドルでいたいと思います」と宣言した。

　赤い手袋をはめて手には赤いバラの花束。招待したファン約１００人に「６０歳を迎えるのはとてもありがたいことです。乳がんにもなりました。生き残っているのは、皆さんのおかげだと思います」と感謝した。

　この日の衣装はレコード会社の発案だったという。「ウエディングドレスだけでもハードルが高いのに、ミニはどうしようと思ったんですが、
みんなが『いいじゃない』『楽しい』と言うので、思い切って年を忘れて作ってもらいました」と恥ずかしそうに打ち明けると、拍手とともに「かわいい」「似合っている」との声が。

　アグネスは冗談なのか本気なのか会場に向かって「もしよかったら貸しますよ。女性でも男性でも」と持ち掛け、「これからは積極的に脚を鍛えてミニの似合う６０歳、６５歳になっていきます」と約束した。

　デビュー当時を振り返って「毎日忙しくて楽しめる雰囲気ではなかったけど、二つ楽しみがあって、一つはステージでみんなの前で歌うこと。もう一つは仕事が終わって寝ること」と語り、笑わせた。

　最後にファンに「私をネタにして、みんなで楽しい人生を送っていきましょう」と呼び掛けた。



http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015082001001249.html