こんにちは、オモコロ編集長の原宿です。

最近、ウナギとかマグロがめっちゃヤバイなんてことがよく言われますね。もう食べられなくなるかもしれない、なんてことをよくニュースやネットで見かけるわけです。最終どうなるかわかんないですが、僕らがウナギやマグロを食べることができた最後の世代になることも、まぁ可能性としてはあり得るわけです。

したいですね、下の世代への自慢。

息子とか孫とか集めてさあ、「マグロやウナギがどんだけ美味かったか」って話をそりゃもう熱っぽく語るの。「脂ののった身が口の中でとろけて…そのあと熱いご飯をかきこめばそれはそれは…」みたいなことをうっとりした目で語るの。話聞かされる奴ら、もう食えないんですけどね、マグロとウナギ。ざまあ！

まぁ、ちょっと盛り気味で話しますよね。匹敵するぐらい美味いもんもわりとあるんだけど、もう体験できないってなったら盛り気味になることは仕方ないんで。「うん、これも美味しいなあ。でもなあ、おじいちゃんが若い頃にはウナギとマグロってのがいてなあ…」って、圧倒的にイニシアチブ握りにいきますわ。その時の子孫の顔！めちゃくちゃ笑える！

まぁただ問題はマグロやウナギを体験してる人間があまりにも多いってことですよね。世の中に「ウナギマグロ旨がりジジババ」が溢れたら、さすがに食傷しちゃうんで、その中で強いエピソードを持って生き残るためには「付加価値のついた」ウナギやマグロを食べておくことが肝要かもしれません。伝説の寿司職人が握ったとか、すしざんまいの社長が買ったとかそういう価値。

早く意地の悪い老人になりたいです。それではオモコロ今週のまとめをお送りします。