ワンパンマン 9 (ジャンプコミックス)

アニメ化も決まった『ワンパンマン』。もともと、原作担当のONE先生が、ご自身のサイトで連載していたWeb漫画(まだ完結してないけど)であり、それを『アイシールド21』の村田雄介先生がリメイクしたのが、となりのヤングジャンプで連載している『ワンパンマン』である。まあ、今更言うまでもなくめったくそ面白い。
<ワンパンマン>
ワンパンマン(ONE先生のサイト)
ワンパンマン(となりのヤングジャンプ)

そりゃね、WEB版の元祖『ワンパンマン』が作画が二の次でも、キャラやネタやストーリーなどの内容だけで超面白いと話題になってたぐらいですから。それを村田先生の超絶クオリティでリメイクすれば、面白い上にド迫力のアクションもプラスされて芸術的な完成度ってものです。ただね、個人的な主張を述べると、ムサい!

大迫力のアクションで、ギャグもシナリオもキャラも素晴らしい。だがしかーし!男と怪人ばっかじゃないか!いや、女キャラなんて必要ないという意見もあるでしょう。そも、原作に殆ど女キャラいないし。それでも、『アイシールド21』では、まりも姉ちゃんを筆頭に…各校のマネージャーがめがっさ可愛かった事を考えるとね、もっとペロペロしたい!心から思ったものです。

いや、いなくはないんですよ。
1話で助けた女の子とかタツマキとかね。

15
1話の女の子 / タツマキ

ここまでオス濃度の高い雄々しい作品だと、モブの女の子やS級ヒーローとして出てくるタツマキが、ものすごくありがたいから不思議である。常に飢えている状態ですからね。タツマキは、まるで砂漠で発見したオアシスのようなものです。暗闇を照らす一筋の光のようなものです。ヒーローが人々の希望なのと同様に、女の子キャラは僕ら希望なのである。

確かに可愛かった。
しかし。しかしである。タツマキは可愛かったのですが、なにかが足りない。なんだろう、飢えている状態だから何でも美味しく感じてしまう理論とでもいいましょうか。いや、タツマキ自信めがっさ可愛いんですよ。可愛いんですけど、どこか胸が満たされないと寂しさのようなものを感じていました。

そんな中で『ワンパンマン』9巻でとんでもないものが投下された。
タツマキの妹・フブキである。B級1位のヒーローがとんでもねぇ!

1
とんでもないもの

ズバリ感想を一言で述べさせて頂きます。デカイ!
圧倒的な存在感である。女の子キャラに飢えており、水面から口をパクパクさせる鯉のごとく、餌を待っていたところに極上の餌が投下されたのである。胸が満たされる…どころか胸が一杯です色んな意味で)。私の胸も一杯で、フブキの胸も一杯です。

文字通り、姉のタツマキはA級どころかS級でした。でも、妹のフブキはB級なんてレベルではない。 フブキの言葉を借りるならば、「でかすぎる普通じゃない」である。フブキがB級だって?とんどもない!どう少なく見積もってもE級…いやF級…ひょっとしたらもっと上か!

素晴らしい。実に素晴らしいじゃないか!
村田先生の超絶クオリティの作画は圧巻ですよね。戦闘シーン(特にWEB版)は、まるで映画を見てるようなカメラワークで大迫力でありました。「すげぇ…」と思わず呟くレベルです。

だ・け・ど!
何もバトルのアクションシーンだけで村田先生の真価が発揮されるわけではありませんでした。はい。フブキの魅力も一緒である。

16
フブキの魅力

すげぇ…。
カメラアングルが芸術的である。色気があるというか扇情的というか。村田先生め完全に狙っておるな!正面から、斜め上から、斜め下から、さらには後ろ姿さえも!圧倒的な存在感があった。視線が一点に集中してしまうってものです。

もちろん大きさだけでは無い。スイカやメロンと一緒で、大きさよりも大事なものがあります。質である。その点、フブキは質も文句なしの一級品であります。大きさだけでなく、形や質感や弾力がダイレクトに伝わってくる。思わず顔を埋めたくなる、決して抗えない引力があった。これが超能力か!?地獄のフブキだって?とんでもない!読者的には、天国のフブキである。まる。

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