『週刊漫画ゴラク』連載、「極!!男塾」の36話
スサノヲの手足となっている藤堂を屠らんと、男塾三面拳が立ち塞がった！　しかしあと一歩のところで邪魔したのは裏切り者の般若の面の男。藤堂は殺せと命令するものの、「俺に命令出来るのはスサノヲ様だけ」と聞く耳を持たないのはちょっと痛快。何でもかんでもお前の思い通りになると思うなよ！

般若の男はさすがに三面拳全員を相手にするのは得策でないと思ったか 無数のコウモリを呼び寄せて乗り、戦わずして逃げてしまいました。逃げるが勝ちってわけですね。

ここで当然の如く疑問が湧く。男塾の関係者でコウモリの使い手となったら…蝙翔鬼しか考えられない。ってことは裏切り者は蝙翔鬼!?　まぁ確かにそうなるでしょう。けれどちょっと待ってください。顔を般若の面で隠してたって、技で正体がバレるなんてこと いくら蝙翔鬼でもしないと思うんですよ。とはいえ現状からしたら蝙翔鬼に一番の疑いを掛けるのは当然。そこで塾長には報告するけれど皆には言わずに、蝙翔鬼を監視することにした三面拳です。

徴兵を推し進めている藤堂の暗殺に失敗した限りは、徴兵した男児を送り込んでいる冥凰島に乗り込んで敵を殲滅するしかない。そこで精鋭たちが選ばれました。そのメンバーに月光・雷電・飛燕・明石が選ばれたのは誰もが納得するところ。卍丸・男爵ディーノ・蝙翔鬼が選ばれたのもまぁ うなづけます。
しかし　秀麻呂、お前はダメだ！！　(「大相撲刑事」風に)
だいたいどうしてコイツが精鋭なんだ!?　恐らく というか たぶんきっと、解説コンビがおらず田沢と松尾もいないために 実況＆驚く要員として付け加えられたと思いますね。
ところで一体どうやって冥凰島に行くの？　そしたら岩盤か崩れて中から出てきたのは…

おお～～懐かしい！　「天下無双　江田島平八伝」に登場した「天下無双」号じゃないですか。ではそちらではどう描かれてたか？　6巻34話をご覧ください。

見比べたところほぼ一致。まぁ当り前か。さすがに戦後70年過ぎてるだけに見た目のボロさは隠せるようなものでありませんでした。でも操縦するのはＪなことから腕は確かでしょう。「暁!!男塾」では米軍総司令でしたから。
そこへミサイルがいきり飛んできたーっ！　この中の誰かが指示したに違いないわけで、三面拳は一斉に蝙翔鬼を凝視。当の蝙翔鬼はわけがわからないといった様子。これで本当に蝙翔鬼が裏切り者ならその演技力は大したものだよ。

ミサイルから避難すべく誰もが天下無双号から遠ざかる中で、Ｊだけは退きません。むしろここはオレの出番だと放ったのはマッハパンチ。これによりミサイルは爆発。波乱の出航となりそうです。　つづく
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