モバP・亜里沙「夏に会いに行こう!」
亜里沙「トンネル抜けたら着きますよぉ」
P「よく知ってますね」
亜里沙「もう、地元のイベントなんだから、知ってて当然でしょ?」
亜里沙「(ウサコも里帰りウサー)」
P「そうでしたね、一応ご実家にもアイサツしていきます?」
亜里沙「ええと、お仕事の空き時間ってあったかしら」
P「大丈夫ですよ。一応遠征で何日か泊まりですから」
亜里沙「じゃあ、もう一度日程確認しますね♪」
P「地元のイベントか……」
P(でも、錦を飾るってほどじゃないよな)
P(たまたま被っただけだし)
亜里沙「せっかくだから、時間があったら遊んでいきます?」
P「えっ?」
亜里沙「地元に帰ると、一緒に遊んであげたりしていたので、虫取り、木登り、
スイカ割り……」
亜里沙「きっと子どもたちも喜びますよ♪」
P「へぇ」
P(そういえば趣味でも子どもと遊ぶのが好き、なんだったな)
P「要は俺も混ざってほしいってことですね」
亜里沙「大人の男の人も一緒だと、やっぱり違いますから」
P「分かりました」
P「子どもの時はそんなにアウトドアでもなかったですけど」
亜里沙「あら? それじゃ、子ども時代を取り戻しましょ♪」
P「子ども時代か……」
P(む、なんか思いつきそう)
P(次の企画のネタになるかな)
亜里沙「あ……トンネル」
――
亜里沙「着いたウサー」のび~
P「ちょっとすみません、トイレに行ってきます」
亜里沙「電車の中にあったのに?」
P「いや、なんか、外出て空気変わるとトイレ行きたくなりません?」
亜里沙「ああ」
P「ごめんなさいね、戻ったらタクシー捕まえて、宿に直行しましょう」
亜里沙「は~い」
P「すみませんね」
……
p「ふー」
p「っし、気合入れるか」
p「ん?」
p「洗面台がでかいな」
p「……」
p「誰だこいつ」
p「うおおい!? 誰よ、この子どもは!?」
p「なんで子どもになっているんだー!!」
p「亜里沙さん!? 亜里沙さんいますか!?」ダダダ
p「あれ、この辺りにいたはずなのに……!」
p「くそ、参ったな」
p「財布……はある。服装も子どもになっているけど」
p「荷物、はない」
p「あと亜里沙さんもいない!」
p「とりあえず、スマホ……」
「現在、使われておりません」
p「おいおい、亜里沙さんと連絡が取れないぞ」
p「どーすんだよマジで!」
亜里沙「あら?」
p「あっ!」
亜里沙「どうしたの、ボク」
p「ボク!? いや、あの、亜里沙さん!」
亜里沙「えっ、私のこと知ってる?」
p「え? えーと、俺ですよ、あなたのプロデューサーです」
p「こんな格好で信じてもらえないかもしれませんが」
亜里沙「プロデューサー……?」
p「そう!」
亜里沙「何のですか?」
p「へ?」
p「だから、亜里沙さんのプロデューサーですよ」
亜里沙「う~ん、ごめんね」
亜里沙「お姉ちゃん、よく分からないんだけど」
亜里沙「お母さんとはぐれちゃった?」
p「いやいや、あなたを探していたんですって」
亜里沙「あら~♪ 嬉しいけれど」
p「……」
p「すみませんが、あなたはアイドルの持田亜里沙さんではない?」
亜里沙「アイドルだなんて、おマセな子ね♪」
p(えー……)
p「……つまり、僕は芸能事務所のプロデューサーなんです」
p「これ名刺」
亜里沙「うんうん」
p「そこで、あなたをスカウトして、アイドルとしてプロデュースをしていたん
です」
亜里沙「そうなの」
p「ところが、お仕事でここへ来たら、なぜか体が縮んで、あなたがアイドルじ
ゃなくなってたと」
亜里沙「え~っと、その、すごいのね」
p「信じてないでしょ」
亜里沙「し、信じてるわよ♪」
p「これ見てください」
亜里沙「どれ?」
p「スマホのカメラで撮ったやつです」
p「この、ウサコちゃん持ってピースしている人があなたでしょ」
亜里沙「……へぇ~、似ている人っているのね~」
p(信じなくても無理はないか)
p「楽しそうでしょ」
亜里沙「うん、そうね……いい笑顔してるなぁ」
p「そうそう」
亜里沙「まあ、ボクが私のそっくりさんの知り合いってことはわかったわ」
亜里沙「その人とはぐれちゃったのよね?」
p「そ、そうだ! 電話が通じなくって」
p「だったら会社に連絡取らないと……!」
『現在使われておりません』
p「あれええええええ!?」
p「ほ、ホテル……!」
『現在使われておりません』
p「イベント会場……!」
『現在使われて』
p「……」
ちひろ『知ってますか? 多いらしいですよ』
P『何がです?』
ちひろ『アイドルやプロデューサーが時空を飛ぶ話』
P『はっはっは、なんですかそれ』
ちひろ『うちのプロダクションでも空で魔物と戦ってきたという話が』
P『そんなバカな』
ちひろ『アイドル業界、いろいろありますからね~』
p(トイレ行っただけで時空を飛ぶとはシラナカッタ)
p「あああああ……」
亜里沙「えっと」
p「はあ~、どうしよう」
p「元の世界に戻らないと……」
亜里沙「……」
p「でもホテルもないんじゃ、拠点もないしなぁ」
亜里沙「ね、ボク。じゃなくって、pくん」
p「はい?」
亜里沙「困ってるなら、私のうち、来る?」
p「え?」
――
亜里沙「ただいま~♪」
p「……おじゃまします」
亜里沙「おかーさーん! ちょっと迷子拾ってきたー!」
<バカなのー?
亜里沙「えへへ」
p(よく考えたら、警察に行くべきだったか……?)
p(いや、捕まって余計混乱する可能性大だったか)
亜里沙「ささっ、ご飯用意している間にお風呂入っちゃおうっか」
p「え、は、いや、一人で入れますから!」
亜里沙「もう、遠慮しないで」
p「そーじゃなくって!」
シャコシャコ。
亜里沙「ゴシゴシ~♪ ゴシゴシ~♪」
p「あのですね」
亜里沙「なぁに」
p「俺、話したと思うんですけど、体の縮んだ男なんですけど」
亜里沙「そうなの」
p「だからあの、正直、困るんですけど」
亜里沙「でも縮んているからちっちゃいわよぉ?」
p「やかましいわ!」
亜里沙「はい、お湯かけますよぉ♪」ジャバー
p「わっぷぷ」
亜里沙「フキフキふわ~♪」
p(うーむ。俺が子どもに戻ったせいだろうか)
p(なんか半端無く世話好き度が増している気がする)
p「……髪の毛くらい自分で拭けますよ」
亜里沙「そう?」
p「なんと言おうと、中身は大人なんで」
亜里沙「ふぅん?」ニコニコ
p「わっ! だから体も自分で拭けますって!」
亜里沙「はい、ばんざーいして」
p「だから!」
p「はぁ~」
母「できてるわよー」
p「あっ、ありがとうございます。お風呂もいいお湯でした」
母「丁寧な子だねぇ」
亜里沙「でも、家出してきたっぽいのよ?」
亜里沙「混乱してるみたいだから、落ち着いたら警察に……」
母「ふうん」
p(違うけど、黙っておこう)
亜里沙「はい、いただきまーす」
p「いただきます」
母「スイカもあるわよ」
亜里沙「お布団しいてくる!」たったった
母「はいはい」
p「ごちそうさまでした」
母「はい、お粗末さま」
p「すみません、こんなカタチでご挨拶する格好になって」
母「は?」
p(時空が違うから別人なのかな)
p「いえ、ナンデモナイデス」
母「ま、何があったか知らないけど、親が心配しているでしょ」
母「早く帰りなさい」
p「そうですね」
p「あの、亜里沙さんって」
母「ああ、ああいうとこあるのよ」
母「昔っから色々拾ってきてね。飼えないから里子に出すんだけど」
p「拾われてすみません」
母「あはは、そんなこと」
母「あの子、高校卒業してから、すぐ働き出したのよ」
p「へぇー……」
p(ああ、そういう世界なのか)
母「資格取ればって言ったのに……子どもたちに触れている方がいいからって」
母「まあ勉強しながらなんだけど」
p(まあ、こっちの世界でも前職から俺がスカウトしちゃったんだけど)
p「頑張り屋なんで
コメント一覧
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- 2015年08月24日 23:42
- なぜおまけまでまとめてしまったんだ!
-
- 2015年08月24日 23:55
- ロリ先生…スフラマールさんかな?
-
- 2015年08月25日 00:00
- てんてーはロリ化しなくても胸がうわウサコなにするやめ
関係ないけどお空のイベの個人ランキングトップ3をモバPが独占してて草生える
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ともあれ天帝への愛は伝わった