8943504今回の惨事は、いまの中国が抱える多くの問題を露呈させた。その一つがメディア規制である。 天津のジャーナリストが次のような怒りのメッセージを送ってきた・・・



「天津テレビの取材クルーが真っ先に入り、現場の地獄絵を撮影している。3000tもの危険化合物が爆発し、無残な屍が四方八方に転がっていたのだ。しかし、中国共産党中央宣伝部と国家新聞出版広電総局からすぐにお達しが来て、

『取材ビデオはすべて中国中央テレビに差し出せ』と命じられた。没収された数は、約150本に上った。ところが中央テレビの番組を見て唖然とした。

天津テレビが決死の覚悟で取材・撮影した『迫真現場』はすべてお蔵入りにされ、『愛と感動の救出物語』にすり替えられていたからだ。」

そんな中、一本だけ傑出した報道番組があった。それは、8月17日夜7時38分から放映されたCCTVの報道特集番組だった。わずか15分の番組だが大変素晴らしい内容だった。中国国内でも大きな反響を巻き起こした。

ところがである。またもや中国共産党中央宣伝部と国家新聞出版広電総局が、放映された翌日にこの番組のインターネット版を削除してしまった。この番組について感想を述べたりしたサイトも、すべて強制削除された・・・

詳細は(source: livedoor ニュース - 天津爆発 TVが決死の覚悟で撮影、取材した「迫真現場」が全てお蔵入りに

天津爆発事故 現地住民に口封じか

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