乃々「な、なでなでしたい病……ですか」輝子「……」ナデナデ
輝子「ぅぉぉ……」プルプル
モバP「……ど、どうした輝子?」
輝子「……み、右手が、疼く……」プルプル
モバP「……」
モバP「蘭子に相談しようか」
輝子「い、いや……そういう意味じゃなくて……ぅ、ぅぉぉ」プルプル
モバP「邪気眼じゃないとしたら……飛鳥かな」
輝子「だ、だから違う……ぐっ」プルプル
モバP「中二病でもない……じゃあ一体どうしたって言うんだ?」
輝子「わ、分かんない……み、右手の痙攣が、止まんない……ぬぐ」プルプル
モバP「うーむ……お隣さんは何か知らない?」
乃々「え? あ、その……分からないですけど」
輝子「あ、い、いたの、お隣さん……」プルプル
乃々「最初からいましたけど……まあ、影薄いですけど……」
モバP「お隣さんに気付かないとは、かなり切羽詰まってる感じがするな」
輝子「……あ、ヤバイ」
乃々「えっ?」
輝子「ハアアアアアアアア!!!」ガバッ
乃々「ひいっ!?」
輝子「…………」ナデナデ
乃々「……えっ」
モバP「んん??」
輝子「……フヒ」ナデナデ
乃々「……ぁぅ」
医師「これは、なでなでしたい病ですね」
モバP「えっ何それは」
医師「女の子をなでなでしたくなる病気です、最近発見されました」
モバP「すると、志希が作ったヘンテコな薬の影響とかではないと」
医師「ん?」
モバP「いや、何でもないです」
医師「とにかく、女性でこの病気が発症するのは珍しいですね」
医師「しばらく時間が経つと、右手の痙攣が始まり、なでなでしたい欲求に苛まれます」
モバP「なぜ?」
医師「さあ?」
モバP「……で、大丈夫なんですか?」
医師「まあぶっちゃけ問題無いです」
モバP「軽いノリっすね」
医師「具体的な治療法は確立されていませんが、今まで発症した患者は全員時間経過で治っています」
医師「長くて一週間も経てば自ずと治るでしょ」
モバP「はあ」
医師「まあ、その間は存分になでなでさせてやってください」
輝子「……だってさ」ナデナデ
乃々「えっと、恥ずかしいんですけど……」
モバP「……というわけだから」
モバP「頼むな」
乃々「む、むーりぃー……」
モバP「無理でもないだろ、頭差し出すだけだぞ」
乃々「で、でも……」
輝子「あぁ^~」ナデナデ
乃々「……ぁぅぅ、なんかおかしくなってるんですけど……」
輝子「……あ、ごめん、トリップしてた……」ナデナデ
乃々「トリップはライブの時だけにしてほしいんですけど……」
輝子「フヒヒ……ふわふわな、肌触り、だな……」ナデナデ
乃々「……い、いつまで……」
輝子「さ、さあ……?」ナデナデ
乃々「あうう……いぢめですか……」
数時間後
輝子「ま、満足……」ツヤツヤ
乃々「…………」ゲッソリ
乃々「せ、精神的に疲れるんですけど……」
輝子「あ、うん、ご、ごめん、な……?」
乃々「あ、いえ……」
乃々「……そ、その、悪い気は、しなかったですし」ボソッ
輝子「ん?」
乃々「あ、いえ、何でもないです……」
次の日
輝子「……」
小梅「……」
輝子「……ぅぉ」プルプル
小梅「(き、今日の輝子ちゃん、ゾンビみたいな、ギラギラした目をしてる……)」
小梅「(あ、あれかな、話に聞いた、なでなでしたい病、かな……?)」
輝子「ヴァ……ヴァ……」プルプル
小梅「(あ、あの右手、ゾンビに噛まれたみたいに、プルプルしてる……ち、ちょっと、面白い、かも)」
輝子「ぅぉぉぉ」プルプル
小梅「(こ、こういう場合って、一気に、飛びかかって)」
輝子「オアアアアアア!!」ガバッ
小梅「うひいっ」
輝子「……」ナデナデ
小梅「……つ、捕まっちゃった……」
輝子「……」ナデナデ
小梅「……」
輝子「……つやつやな、肌触り……フヒヒ」ナデナデ
小梅「……」
小梅「(こ、こういう場合って、どうすればいいんだろ……)」
小梅「(ゾンビだったら、噛まれて終わりだから……)」
小梅「(あ、振りほどいて、逃げる、のかな)」
小梅「……」グッグッ
輝子「……」ガシィ
小梅「こ、拘束力が、強い……抜け出せない……」
輝子「逃がさない、ぞ……フヒ」ナデナデ
小梅「……か、かくして、私はぞ、ゾンビになりました……か、かゆうまい」
輝子「あぁ^~」ナデナデ
小梅「ヴァ~」
乃々「……た、楽しそうですね……」
数時間後
輝子「フヒヒ……」ツヤツヤ
小梅「……」ゲッソリ
小梅「お、思ったより、長かった……」
小梅「ぞ、ゾンビだと、腐敗、しちゃう……」
輝子「うん……すまんかった」
小梅「あ、ううん……」
小梅「……ま、まあ……ちょっと、楽しかった、けど……」ボソッ
輝子「うん?」
小梅「あ、な、なんでもない……よ?」
次の日
輝子「……」ナデナデ
幸子「……」
幸子「あれぇ!? いつの間に!?」
輝子「す、隙だらけだった……フヒヒ」ナデナデ
幸子「うう、ボクとしたことが全く気付かないなんて……」
幸子「ま、まあいいです、 こんなカワイイボクだから、思わず撫でたくなるのも無理はないですね!」
輝子「うん、そうだな……」ナデナデ
幸子「好きなだけ撫でていいですよ!」
輝子「わ、わかった……フヒヒ」ナデナデ
幸子「……」
輝子「……ふさふさな、肌触り、だな……」ナデナデ
幸子「……」
輝子「……ハネっ毛、楽しい……」ナデナデ
幸子「……あ、あの、いつまで」
輝子「す、好きなだけ、撫でていいって……」ナデナデ
幸子「い、言いましたけど、確かに言いましたけれど!」
輝子「うん、カワイイ、からな、思わず撫で続けたくなるんだ……」ナデナデ
幸子「あ、そ、そうですか、カワイイですか、まあボクはカワイイですからね!」
輝子「うん、カワイイカワイイ」ナデナデ
幸子「フフーン!」
輝子「カワイイ、カワイイ」ナデナデ
幸子「…………」
輝子「カワイイカワイイ」ナデナデ
幸子「あの、連呼されると、その、さすがに恥ずかしいんですが」
輝子「カワイイ、からな……いくら言っても、無問題……」ナデナデ
幸子「ボクが気にしますよぉ!」
輝子「あぁ^~」ナデナデ
数時間後
輝子「フヒヒ」ツヤツヤ
幸子「ぬ、ぬお……」ゲッソリ
幸子「こ、こんなにカワイイを連呼されたのは両親以外では初めてですね……」
輝子「おお……幸子ちゃんの初めて……」
幸子「変な言い方しない!」
輝子「うん、ごめん」
幸子「え、ああいえ」
幸子「……まあ、また撫でても、いいですけどね」ボソッ
輝子「んん?」
幸子「いえ、何でもないです!」
次の日
輝子「……」
美玲「……」
輝子「……ぅぉ」プルプル
美玲「(ね、狙われてるッ!)」
美玲「(机の下から、獲物に飛びかかる機会を窺ってる!)」
美玲「(まるでオオカミみたいにッ!)」
輝子「フーッ! フーッ!」プルプル
美玲「(こ、こうなったら……)」
美玲「……」ヒョイ
輝子「!」
美玲「(必殺ッ! 替え玉作戦ッ!)」
ぴにゃこら太人形「ぴにゃ」
輝子「…………」ナデナデ
ぴにゃ「ぴにゃあ~」
輝子「……」ベシッ
ぴにゃ「へごっ」
美玲「ああッ 弾き飛ばされたッ!」
美玲「だ、だったらこれだ!」ヒョイ
ファービー「ナデナデシテー」
輝子「……」ナデナデ
ファービー「ファー……ブルスコファー……」
輝子「ハァッ!」ベシッ
ファービー「モルスァ」
美玲「こ、これもダメかッ」
美玲「くう、まさかこれを出すハメになるとは……」ヒョイ
某スマホゲー「むみぃー、撫でて撫でてー」
輝子「…………」フリック
某スマホゲー「むーみぃー♪ 幸せー♪」
輝子「あああああ!!」ガシャン
某スマホゲー「むみぃ~!?」
美玲「うわああッ ウチのスマホがッ!?」
輝子「…………」ナデナデ
美玲「……うう……結局こうなるのか……」
輝子「……」ナデナデ
美玲「は、恥ずかしいんだけど……」
輝子「ステイ、ステイ」ナデナデ
美玲「ウチは犬かよッ!」
輝子「フヒヒ……もふもふな、肌触り……」ナデナデ
美玲「うううう……こんなトコ見られたら……」
小梅「……」
乃々「……」
幸子「……」
美玲「わあッ!? オマエら、いたのかよッ!」
小梅「ふ、ふふ……き、気持ちよさそう」
乃々「はい」
幸子「大丈夫ですよ、みんな通った道ですから!」
美玲「オマエらの時は誰にも見られてなかっただろッ!」
輝子「おーよしよし」ナデナデ
美玲「は、離せよぉッ!」グイッ
輝子「やだ」ガシィ
美玲「うーー、あーーーー!」
輝子「あぁ^~」ナデナデ
数時間後
輝子「ば、ばっちり」ツヤツヤ
美玲「うぐぐ……」ゲッソリ
美玲「こ、公開処刑じゃないか……」
輝子「す、すまんな……どうにも、抑えが効かなくて……」
美玲「……まあ、いいけどッ」
美玲「……ち、ちょっとだけ、気持ちよかったし」ボソッ
輝子「お?」
美玲「あ、なんでもない! なんでもないからなッ!」
次の日
輝子「……」
輝子「ま、まだ疼くなぁ……」プルプル
まゆ「……」
輝子「あっ」
まゆ「あら」
輝子「や、やあ、まゆさん……」プルプル
まゆ「……えっと、確か」
まゆ「なでなでしたい病、でしたっけ」
輝子「う
コメント一覧
-
- 2015年08月25日 23:10
- 星輝子とかいうリア充
-
- 2015年08月25日 23:13
- 凄くよろしいと思います
-
- 2015年08月25日 23:17
- 蘭子を一時間撫で続けると標準語になる
-
- 2015年08月25日 23:25
- むみぃなら仕方がない
-
- 2015年08月25日 23:29
- 心が豊かになるな…!
-
- 2015年08月25日 23:32
- 142's、インディヴィ、デスク+杏。ボッチなのに交遊関係広いという矛盾
-
- 2015年08月25日 23:35
- 輝子はイケメンだからな
-
- 2015年08月25日 23:36
- みりあの髪が薄くなるくらいおもいっきり撫でたい。
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