文部科学省が全国の学校にいじめ「調査実態報告」やり直しする

よう、異例の通知を出しました。

画像:【教室】 
教室
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25日に報じられたもの。

岩手県矢巾町の公立中学校で起きたいじめ自殺問題では、

「生徒が同級生から机に頭を押し付けられる」

などの行為を把握したり、自殺した生徒から

「体操着や教科書をどこかに捨てられた。
殴られたり、蹴られたり、首を絞められた、もう死にたい」

などの報告がありながら、教職員や学校側は単なる遊びやからかいと捉え、

いじめはなかった

と教育委員会に報告。

文科省は毎年、各地の教育委員会を通じて、いじめの「実態調査報告」を受けていますが、

都道府県の間で児童1000人あたりのいじめの認知件数が最大83倍もの開きがあった

ことから、学校によって、いじめ問題への取り組み方に大きな差があると判断。

各学校に「実態調査報告」のやり直し依頼を通知しました。

やり直しの内容は初期段階のいじめや短期間で解決したとされるものも計上し、いじめがゼロ

だったと報告した学校についてはその事実を生徒や保護者にも公表し、検証してもらうこととし

ています。

いじめ問題、改善されるのでしょうか・・Nerd